黒姫山-残雪期の稜線から眺める素晴らしい信越の山々

2021年05月04日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.2km
• 登り: 958m
• 下り: 941m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:37
• 休憩: 1:34
• 合計: 8:11

6:55 大橋登山口
7:27 7:30 新道登山道入口
8:00 8:04 新道分岐
8:34 8:45 しなの木
9:15 9:28 姫見分
9:49 9:50 しらたま平
10:16 10:16 峰ノ大池分岐
10:48 11:22 黒姫山
11:33 11:33 峰ノ大池分岐
11:53 11:54 しらたま平
12:05 12:05 姫見分
12:35 12:39 しなの木
13:00 13:03 新道分岐
14:20 14:37 古池
14:47 14:47 種池
14:57 15:00 黒姫山西新道登山口
15:06 大橋登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大橋林道登山口の駐車場(無料/20台)。GWのため9割程度の埋まりでしたが、例年と比べれば少ないと思います。

コース状況／危険箇所等

○大橋林道登山口〜新道分岐
・緩やかな勾配の広い林道が続きます。
○新道分岐〜大池分岐
・気温が上がってくると溶けた霜柱や残雪によってドロドロになっています。
パンツを汚さないためにもスパッツは必須です。
○大池分岐〜黒姫山
・写真にも上げたように稜線はまだまだ雪が残っているのでチェーンスパイクを着用しました。
○新道分岐〜古池〜大橋登山口
・危険個所は特にありません。大橋林道より植生が豊かで歩いていて面白いと感じる道なので、ピストンではなくこちらを回るのがおススメです。

その他周辺情報

○妙高の近くまで北上すれば赤倉温泉郷がありますが、今回の登山後では黒姫高原の温泉付きペンションを利用させていただきました。

・ペンションスターボード
木のぬくもりでいっぱいの手作りログハウスです。なんと三種の貸切露天風呂があります。
http://www.ugen.jp/

写真

5/4 6:28

平野にどっしりと佇む黒姫山。ワクワクします。

5/4 6:59

大橋林道登山口から登山開始です。
駐車場は20台程度のキャパに対し、8割程度埋まってました。

5/4 7:16

しばらく、両サイドが笹の広い林道を歩かなければいけません。
かなり退屈です。

5/4 7:26

フキノトウがあちこちで顔を出していました。

5/4 8:03

勾配は緩やかですが、新道分岐より先も笹の道が続きます。
まだまだ登山道は面白みに欠けます。

5/4 8:38

シラビソが出てきてすこし期待が高まってきました。

5/4 8:40

信濃町のしなのき。

5/4 9:12

残雪ゾーンに入りました。

5/4 9:22

雪の残る針葉樹の森、まさにこういうところを歩きたいと思っていました！

5/4 9:47

戸隠連山と高妻山。

5/4 9:40

北アルプス北部（奥）。

5/4 9:47

高妻山と乙妻ピーク(中央)をアップで。

5/4 9:53

雪が残っているのは主に平らな山頂部だけなので安心して登れます。

5/4 10:02

飯縄山。長野方面から見た形と違い、猫の耳のような山頂部に見えて面白いです。

5/4 10:13

斜面の先には野尻湖。

5/4 10:16

山頂までの良き稜線。

5/4 11:10

2053mの山頂に到着！

5/4 10:37

バックに広がるのは頸城三山。

5/4 9:47

下山後、北アルプス北部の見え方をちゃんと調べました。

5/4 11:31

お昼を楽しんだらゆるんだ雪の中を下っていきます。
帰りは新道分岐→古池方面から下山です。

5/4 13:06

こちらの道は行きとは違い、笹以外の植生が豊かでした。

5/4 13:43

地面からはいろいろな芽が出てきているところです。

5/4 13:54

ミズバショウも。

5/4 13:54

キレイな小川を渡ります。

5/4 14:10

リュウキンカ。

5/4 14:10

古池はミズバショウの楽園でした。

5/4 14:22

池を挟んで黒姫山を一望できるのもとてもいいです。

5/4 14:48

こちらは種池。この水を戸隠神社に納めて雨ごいをしたのだとか。

5/4 15:00

ゆっくり楽しみながら下山しました。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS XZ-10 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ(薄手) インナー長袖(厚手) パンツ(northface-ライトアルパインパンツ) 靴下(厚手) レインコート(上) レインコート(下) ゲイター グローブ(薄手) テムレス01winterグローブ ウインドブレーカー ウルトラライトダウン フリース ザック(osprey-28L) ザックカバー チェーンスパイク 行動食 飲料1L ヘッドランプ 保険証 スマホ 時計 タオル サングラス カメラ 靴(caravan-C1 02S) ファーストエイドキット 魔法瓶

備考

○雪道もありましたが、気温が高かったため、ウルトラライトダウンとウィンターグローブは必要ありませんでした。

感想

fumaso

GWはどんな山に登ろうかかなり悩みます。
2500m以上の中央アルプスや北アルプスはまだがっつり雪が残っていて妻は連れていけないし、南アルプスも日帰りで行けるところは限られてきます。
この時期は守門岳や飯縄山、金剛堂山などで、北陸・信越の~2000m程度の山が正解だといういい経験を得ているので黒姫山を選びました。
夏なら山頂部まで笹藪の登山道がずっと続くと思われますが、残雪期を選んだことで、外輪山部分は雪道となっており、まさに思い描いていたような稜線歩きができました。
西側には戸隠と高妻山、北には妙高・火打・焼山、南には飯縄山、東には志賀高原と、四方をそれぞれに見ごたえがあり、また古池周りではミズバショウの群生を楽しむことができました。
帰りは道の駅しなので山菜を買って帰りました。
コゴミのほかに、コシアブラ、イタドリといった普段あまり食べない山菜をてんぷらにして食べましたが美味でした。帰ってからも山を楽しめて、いろんな意味でおいしい山行となりました。