記録ID: 31646
全員に公開
アルパインクライミング
札幌近郊
定山渓天狗岳東尾根
1993年02月12日(金) 〜
1993年02月13日(土)

コース状況/ 危険箇所等 |
定山渓天狗岳東尾根 1993/2/12〜13(2-0) L:石崎啓之(4)AL:銭谷竜一(4)M:長阪昭憲(2)、邊見悟(2) 2/12 晴:出発(10:00)→尾根分岐C1(13:00) 沢型使い入山。分岐から少し下ろしてC1。リーダースタッフは天場設営の間偵察に行く。3p目までザイル出して行く。帰りはノーザイル。 2/13 晴のち雪・強風:取付(6:30)→引き返し(8:00)→事故発生(9:00)→下山(16:00) 後半天気が崩れる読みで出発。5p目までは行くつもり。先行の社会人パーティー(3人)のトレースを辿りノーザイルで行く。5p目、リッジに出るところでザイルfix。この頃から天気が崩れてきたので、すぐ帰る。ザイル回収したのを確認してからLが3p目にトレースつける。2p目、Mのすぐ後ろを雪庇が通る。硬くて重い雪。やがてALがいないことに気付き、Lが様子を見る。上には落ちてきそうな感じの雪がないので、テラスのブロックの下を捜索。3人で40分捜索した。天気も悪くなってきた。1p目ザイルセットしている時に、社会人パーティーが追いついてくる。とりあえずMをテントに返して、社会人と4人で捜索する。傍のカンバでセルフビレイとって、2人ずつ捜索する。支尾根をつたい下を見てもらうが、視界がない。13:00で捜索中止。社会人パーティーと一緒に下山。道に出ると、札幌からの捜索隊と出会い、ALの無事を知る。 (ALの行動) 雪庇が崩壊して落ちてきた雪ブロックにあたり一緒に滑落。仰向けで逆さまの状態。登り返そうとしたが、雪崩が怖く止める。そのとき社会人の声が聞こえる。Mが埋まっているかもと思い、ビーコンで捜索。 沢型を行かずに、尾根上を下山。道に出て、国際スキー場から札幌に電話。 |
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