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記録ID: 3277484
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ハイキング
大雪山

ヌプントムラウシ温泉(曙橋から)

2021年06月14日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
31.7km
登り
642m
下り
644m

コースタイム

日帰り
山行
5:46
休憩
1:10
合計
6:56
4:02
220
曙橋
7:42
8:52
126
ヌプントムラウシ温泉
10:58
曙橋
ルートの軌跡は手動入力です。
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
曙橋から自転車で出発。
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曙橋から自転車で出発。
曙橋のすぐ先にあるゲートは棒が差してあるだけだった。
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曙橋のすぐ先にあるゲートは棒が差してあるだけだった。
曙橋から3km地点の分岐にも頑丈なゲートが新設されていた。
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曙橋から3km地点の分岐にも頑丈なゲートが新設されていた。
ゲートを過ぎると路面は緑に覆われ、一気に廃道の雰囲気に。
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ゲートを過ぎると路面は緑に覆われ、一気に廃道の雰囲気に。
2015年の同じ場所の写真。この頃はまだ路面もしっかりしていた。
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2015年の同じ場所の写真。この頃はまだ路面もしっかりしていた。
左右の笹が被ってきているが、二輪で走れる程度の幅はある。
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左右の笹が被ってきているが、二輪で走れる程度の幅はある。
藪が深くなってきた。
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藪が深くなってきた。
曙橋から6.5km地点、・768の北側辺りで路面に土砂が覆いかぶさる。
自転車を担いで通過。
曙橋から6.5km地点、・768の北側辺りで路面に土砂が覆いかぶさる。
自転車を担いで通過。
ヌプン峠を通過。ここからしばらく下りになる。
ヌプン峠を通過。ここからしばらく下りになる。
路面の陥没が数か所出てくる。
以前はこの辺に通行止めの看板が立っていた。
路面の陥没が数か所出てくる。
以前はこの辺に通行止めの看板が立っていた。
そこそこ大きい路面崩壊
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そこそこ大きい路面崩壊
かなり大きい路面崩壊
ここも山側に巻き道(踏み跡)がついていた。
かなり大きい路面崩壊
ここも山側に巻き道(踏み跡)がついていた。
また土砂崩れ
2015年にバイクで来たときはこの辺で引き返した。
また土砂崩れ
2015年にバイクで来たときはこの辺で引き返した。
ヌプン峠から2.3kmで道が無くなった・・・。
かなり大規模にやられてる。
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ヌプン峠から2.3kmで道が無くなった・・・。
かなり大規模にやられてる。
自転車を担いで通過するメリットはなさそうなのでデポし、この先は徒歩で進む。
自転車を担いで通過するメリットはなさそうなのでデポし、この先は徒歩で進む。
踏み跡はあるものの、左側は滑落したらまず助からないだろう。
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踏み跡はあるものの、左側は滑落したらまず助からないだろう。
脆い急斜面をトラバースしながら河原に降りてきた。
脆い急斜面をトラバースしながら河原に降りてきた。
河原に残っている人工物で、ここがかつて林道だったことが分かる。
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河原に残っている人工物で、ここがかつて林道だったことが分かる。
左岸はへつらないと進めない箇所があった。
ここは渡渉しながら川の中州を進み、林道跡に戻る。
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左岸はへつらないと進めない箇所があった。
ここは渡渉しながら川の中州を進み、林道跡に戻る。
ヌプン大橋を通過。
渡った先が踏み跡も無い激藪でしんどかった。
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ヌプン大橋を通過。
渡った先が踏み跡も無い激藪でしんどかった。
ヌプン大橋の先でまたしても林道は跡形も無くなった。
路面を探してトラバースするより、河原を歩いたほうが速い。
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ヌプン大橋の先でまたしても林道は跡形も無くなった。
路面を探してトラバースするより、河原を歩いたほうが速い。
石狩岳方面?の山が見えてきた。
石狩岳方面?の山が見えてきた。
林道歩きというより河原歩き
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林道歩きというより河原歩き
唐突に路面が復活し、沼ノ原大橋を渡る。
渡った先が崩れてたけど、橋自体はしっかりしているようだ。
唐突に路面が復活し、沼ノ原大橋を渡る。
渡った先が崩れてたけど、橋自体はしっかりしているようだ。
ヌプン小屋は健在だった。
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ヌプン小屋は健在だった。
小屋の中にあった温泉分析書。
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小屋の中にあった温泉分析書。
小屋の中は虫の死骸が散乱しているものの、それ以外は綺麗な状態だった。
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小屋の中は虫の死骸が散乱しているものの、それ以外は綺麗な状態だった。
2階も広い。網戸も付いていて避難小屋としては上等だ。
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2階も広い。網戸も付いていて避難小屋としては上等だ。
小屋から温泉まではかつては丸木橋があったらしい。
当然そんなものは残っていないので、2回ほど渡渉して対岸へ。
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小屋から温泉まではかつては丸木橋があったらしい。
当然そんなものは残っていないので、2回ほど渡渉して対岸へ。
もうもうと湯気を上げる源泉。
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もうもうと湯気を上げる源泉。
結構な勢いで源泉が噴出していた。
お湯はぬるぬるした手触り。
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結構な勢いで源泉が噴出していた。
お湯はぬるぬるした手触り。
脱衣所の小屋の屋根?が埋まって残っていた。
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脱衣所の小屋の屋根?が埋まって残っていた。
スコップで河原を掘って、川の水を引き込んだら簡単に浴槽が作れそうな気がする。
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スコップで河原を掘って、川の水を引き込んだら簡単に浴槽が作れそうな気がする。
河原を少し上流まで進んでみた。
・719に壊れた林道ゲートがあり、この先にも車道が続いているように見える。
河原を少し上流まで進んでみた。
・719に壊れた林道ゲートがあり、この先にも車道が続いているように見える。
・719から北側に分岐する沢が沼ノ原への登山道のようだ。
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・719から北側に分岐する沢が沼ノ原への登山道のようだ。
この沢を辿るルートらしい。
ピンテを1か所発見した以外は登山道の痕跡は薄い。
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この沢を辿るルートらしい。
ピンテを1か所発見した以外は登山道の痕跡は薄い。
ヌプン小屋に戻って休憩。
小屋の近くにも湯気が湧いているところがあった。
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ヌプン小屋に戻って休憩。
小屋の近くにも湯気が湧いているところがあった。
帰りは適当に渡渉しながらヌプン大橋まで河原を歩いた。
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帰りは適当に渡渉しながらヌプン大橋まで河原を歩いた。

感想

東大雪には岩間温泉を始め魅力的な秘湯がいくつかあり(あった)、ヌプントムラウシ温泉も行きたい所の一つだった。

2015年に125ccのバイクで行った時にはすでに林道がヌプン峠の先で崩れていて、歩く装備も無く、引き返すしかなった。その後も相次ぐ災害で浴槽もろとも流されてしまい、自分にとっても幻の温泉になってしまった。今回は6年前のリベンジと、沼ノ原への登山ルートの確認も兼ねて行ってみた。

曙橋から温泉までの林道は約15km。このうち自転車で行けたのは10kmほど。時間短縮にはなるが、路面は藪に覆われ、ぬかるんでいたり倒木や落石も多いのでスピードを出せるところは少ない。熊糞もたくさん落ちてるし、帰路は笹薮の中からガサガサ音がしたので熊とニアミスしていたかもしれない。

ヌプン峠の先の大崩落地点から先は林道は跡形もない所が多く、ほとんど河原歩きだった。膝下程度の水深の渡渉も必要だったので沢足袋で正解だった。

ヌプントムラウシ温泉から沼ノ原山へのピークハントも目論んでいたのだが、林道に意外と時間がかかってしまったので今回は中止。少し消化不良な感じが残ってしまったが、林道や温泉、ヌプン小屋の現状を確認できたのは良かった。今後機会があればこのルートから石狩岳や表大雪への縦走をしてみたい。

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コメント

今年、沼ノ原まで抜ける予定されていますか?
2022/8/13 19:38
maikoha-nさん
今年はこのルートを歩く予定は無いかもしれません。。
2022/8/16 0:26
プロフィール画像
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