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Yamareco

記録ID: 334632
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

ゴロ谷からボタンブチ直登(慰霊登山)

2013年08月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
ももちゃん🍄 その他4人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:16
距離
7.9km
登り
972m
下り
946m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:20御池橋-8:45第四尾根取付-ゴロ谷調査-9:40第四尾根取付-11:43現場(慰霊、Nさんと乾杯、昼食)12:39-14:18ボタンブチ-15:40第四尾根取付-16:16御池橋
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御池橋の空き地に駐車
コース状況/
危険箇所等
登山道はなく、獣道がある程度です。
発見現場は複数の尾根が多く存在するためたどり着くまでに迷います。
大変危険なので、ルートは公開はしておりません。

関係ありませんが(?)、登山時と下山時に丁字尾根登山口にてyuconさんと遭遇。
好きですねぇ相変わらずゴロ谷が。どこまでもネタになる方です(笑)
朝の御池橋。
ゴロ谷を遡ります。最初は快適な河原。今回は水量少ないです。
ゴロ谷を遡ります。最初は快適な河原。今回は水量少ないです。
だんだんゴロゴロしてきました。
だんだんゴロゴロしてきました。
そのうち沢登りの領域に。今回は沢装備なので問題なかったのですが、これ以上行っても現場に取り付けないので引き返す。
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そのうち沢登りの領域に。今回は沢装備なので問題なかったのですが、これ以上行っても現場に取り付けないので引き返す。
第四尾根方面は切り立った崖。
第四尾根方面は切り立った崖。
三の沢から第四尾根に取り付きます。
三の沢から第四尾根に取り付きます。
下草がないので急斜面ということを除けばまだ歩きやすいほう。
下草がないので急斜面ということを除けばまだ歩きやすいほう。
トラバースして現場に入りますが、どの尾根なのか分かりにくい。
トラバースして現場に入りますが、どの尾根なのか分かりにくい。
現場にお花、線香、お饅頭、ビールを供えます。
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現場にお花、線香、お饅頭、ビールを供えます。
ヘリで引き上げるための伐採跡。これだけ開けてますが、上から見ても分からない。
ヘリで引き上げるための伐採跡。これだけ開けてますが、上から見ても分からない。
ここからボタンブチへ向かいます。
ここからボタンブチへ向かいます。
かなりの急斜面、時々発せられる「ラクッ!」。
バランスを崩せば大怪我か死が待っています。
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かなりの急斜面、時々発せられる「ラクッ!」。
バランスを崩せば大怪我か死が待っています。
ボタンブチ直下の獣道を辿ってみましたが、途中から絶壁になったのでやや北寄りの方角に変更。
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ボタンブチ直下の獣道を辿ってみましたが、途中から絶壁になったのでやや北寄りの方角に変更。
ここは・・・登れません。
ここは・・・登れません。
そこから丁字尾根を望みます。
そこから丁字尾根を望みます。
写真の右の樹林帯の方が楽です。
写真の右の樹林帯の方が楽です。
それでもこんな感じですが。
それでもこんな感じですが。
やっと這い上がってきました。
やっと這い上がってきました。
ケルンは強風で吹き飛ばされたのか、崩壊してました。
ケルンは強風で吹き飛ばされたのか、崩壊してました。
ケルン再構築。
そして下山します。最初はまだ緩やか。
そして下山します。最初はまだ緩やか。
途中から急斜面、落石を起こさないように慎重に。
途中から急斜面、落石を起こさないように慎重に。
やっと戻ってきました。距離は短いですが、全員お疲れです。
やっと戻ってきました。距離は短いですが、全員お疲れです。

感想

お盆期間にNさんの慰霊登山があるということで、未発見のGPSを探すのも兼ねて金属探知機を持って発見現場とボタンブチに行ってきました。

残念ながら、GPSは発見できませんでした。正直なところ、一帯は急斜面であまりにも広く、安全を確保してもらった状態で数100回くらい入らないと見つからないレベルです。もし見つかったらものすごく運がよかったといえるでしょう。
とは言え、探すのを諦めたら絶対に見つかりませんから、また機会があれば金属探知機を持参しようと思っています。

念押しですが、くれぐれも一般登山者の方はこの一帯に入らないようにしてください。入れる条件としては、

・登攀装備一式の用意。
・落石を起こさない足運びと、落石をかわす技術の経験。
・登山道でない急斜面の上り下りが苦痛でなく、安全を確保できる。
・複数、できれば3人以上で入山。
・GPS、アマチュア無線機、(入山者以外の)救助体制が用意できる。

といったところでしょうか。

ボタンブチにあったケルンは強風のためか崩れてましたが、再度積み上げてきました。また悪天候で崩れるかも知れませんが、そのときはまた積み上げましょう。

新たなケルンを見つめていると、何とも言えぬ心境になりました。
Nさんも、もし単独で入山してなければ、怪我は避けられなかったにしても、救助要請のメールを送信することもできず、命の灯火が消えるまで寒い雪の中で待ち続ける必要はなかったでしょう。

改めて、ご冥福を祈ります。

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コメント

慰霊登山
仕事のため参加できなくて申し訳ありませんでした。
ご冥福お祈りいたします。
合掌。
2013/8/17 23:02
参加不参加は〜
自由なので気にしないで下さい

今回のコースはハード過ぎたので、来年は短めでと全員言ってました

Nさんの奥さんからボタンブチでメールが元同僚の方に届きました。「こうやって主人のことを覚えてくれる人たちがいて嬉しく思います。ありがとうございました」のような感じで。
2013/8/18 6:04
OH! momochan!
 昨日はお疲れさまでした〜!
 
 独りでこっそりゴロ谷へ…と思ってT字尾根登山口に横付けして準備していたら、見たことのある県外ナンバーのセダンが・・・! 悪いことはできませんね!帰りには御一行様全員にご挨拶させていただきました
 
 今回アップして頂いた滝までの写真と先月谷を上へ上へと登り詰めて源頭らしき所を見つけたので ようやくゴロ谷の全貌が把握できました。一度アザミ谷との出合い付近から源頭まで歩いてみたいですが大中二つの滝をどのように突破するかがポイントですdanger
 
 ボタンブチ直登の第一人者としては直登途中で日没となりnight「yさんスタイル」(今流行ってるみたいです)でのビバーグ(ただの野宿)がないのが不満ですな!次回は私がお手本を見せましょう!(嘘です二度と直登したくないです
2013/8/18 13:42
ゴロ谷フェチ(笑)
そうとしか言いようがないですね

みんなで噂してたのですが、ゴロ谷にモノレール(林業用の簡便なもの)を用意したら次回の慰霊登山も楽になるのに〜。で、モノレールの運転手はyuconさん。君ヶ畑観光振興協会の有力メンバーですよ。
この際君ヶ畑に引っ越しては?蛭谷の方が似合ってます?

yuconさん痩せたね〜とも言われました。もしかしてヒルにだいぶ血を吸われたとか・・・?
2013/8/18 16:37
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