礼文島

2021年07月19日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.4km
• 登り: 746m
• 下り: 530m

コースタイム

時計を見ることなく、花を見ることに集中。

天候

霧雨　礼文は山歩きが目的でないので景色なく残念ですが花は逃げません。

アクセス

利用交通機関：

船 自転車

6：30稚内発フェリーで8：25礼文入島、16：25発礼文島発フェリーで利尻入島
8時間の滞在が楽しめます。
クロスバイク通勤しているので電動自転車をレンタル。山登りは快適でしたが、海岸沿いは電動自転車とは言ってもママチャリなので遅いし疲れるし遠距離走に向かない。レンタカーまでは必要ないが、原付バイクが良いと思います。

コース状況／危険箇所等

観光客がみなハイキングコースの尾根を歩くので、平日のガスってる霧雨の中でも大勢いました。休日の晴れの日は大渋滞と思われます。

その他周辺情報

コロナ禍で平日開いている食事店は少ない。
港の脇に日帰り温泉あり。

写真

礼文島へのフェリーから8時頃、利尻山が見えて心躍ります。
しかし、3日間これっきりでした。

数日このような天気だったようです。
景色はありませんが、花の島に偽りなし、花だらけです。
利尻島も標高500mまでガスが陣取り下からは何も見えませんでした。

駐車場でいきなり胸が高鳴るがスジカミキリモドキでした。

キタノコギリソウがこの時期の寡占主。
白とピンクがあり花束のようで美しいです。

白が多い。

イブキトラノオ

至る所にありました

キンミズヒキ

ヤマハハコ

エゾニュウ

エゾニュウは花房が丸いので分かり易い

クロヒラタシデムシだろうか

トモエシオガマ（上から）

トモエシオガマ（横から）
シオガマギクが礼文では巴に咲くとのことで
トモエシオガマではないかも。素人目には同種に思いますが。

エゾミソガワソウ

エゾミソガワソウが多い。

クサフジ（マメ科ソラマメ属）
蔓（つる）なので分かり易い

チシマゲンゲ（マメ科イオウギ属）
下向きに咲く

レブンソウ（マメ科オヤマのエンドウ属）
上向きに咲く
マメ科の3種を見分けるのが7月の楽しさ。

チシマフウロは末期

ツリガネニンジン

8月になるとツリガネニンジンばかりになります

キタヨツバシオガマ（レブンシオガマ）

キタヨツバシオガマは背が高いです。

チシマアザミ

北海道はアザミの種類が少ないです。

ムラサキツメクサ

シロツメクサもありました。
どちらも牧草用に渡来した外来種です。

タカネナデシコも終盤

ハマナス

タカネバラかと思ったら山にもハマナスはあるのですね。

エゾウメバチソウ

天満宮の紋章です

キジムシロ

チシマワレモコウ

ミヤマキンポウゲは末期

エゾニュウ

斜面はオニシモツケが広範囲に大群落ですがガスって景色が見えず残念です。

コメツキムシは難しいが北の涯の島の虫なので記録しておく。

エゾニュウはシシウドの代替種

オオウバユリ

林道沿いにいくつかありました。

ヤマブキショウマ

オニシモツケ

マツヨイグサも外来種です

シロバナマンテマも外来種。

イワベンケイ

マイズルソウ

礼文薄雪草

レブンウスユキソウ

これを見るために北の涯に来たのです

想像以上に素敵な花でした

ウスユキソウを初めて見る観光客は口々にちっちゃいと言ってましたが、私は大きくて感動しました。

この群生地というのがまやかしでない大群落でした。

斜面の上から下まで！
来てよかった。

左のガスがかかっている斜面全部です。

礼文と言えばウニ丼、時価となり4500円でした。
利尻でもウニ三昧で幸せすぎ。

午後は海岸を電動自転車で走ります。
一日中霧雨でメガネが見えなくなります。

ウミネコが多すぎてニャーニャーうるさいし、歩道は糞だらけ。

ママチャリはきつい。街ブラじゃないから。
トレーニング以外の何物でもない。
ロードバイク持ち込み以外は原付バイクレンタル以外選択してはダメ。

海岸の岩場に咲くタイトゴメ

海岸沿いが14時頃雨が上がり家族総出で昆布干しをしているのを広範囲で見ました。昆布の良い香りが広がります。
利尻と礼文は高級材の昆布とウニで成り立っていますから。

ハマヒルガオです

浜辺に広がるのは幸福感があります。

感想

isseinose

北海道の花も7月下旬に入り、初夏の花は終わり夏から秋の花に移り変わってます。
出来ることなら5月と6月にそれぞれ来てみたいです。
レブンアツモリソウの自生を見たくてたまらなくなりました。
花の百名山なるものがありますが、花だらけの礼文にはどこも霞んでしまいます。
贅沢を言えば青空や海に映える花々や利尻山を見てみたい。