お初の【足の松尾根】と【イイデリンドウ】

2021年08月09日(月) [日帰り]

• GPS: 10:09
• 距離: 21.0km
• 登り: 1,925m
• 下り: 1,923m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:01
• 休憩: 1:00
• 合計: 10:01

4:34 奥胎内ヒュッテ
5:14 5:14 足の松尾根コース登山口
6:01 6:07 姫子ノ峰
6:56 6:56 英三ノ峰
7:14 7:14 ヒドノ峰
7:52 7:52 イチジ峰
8:22 8:31 西ノ峰
8:34 8:35 大石山の分岐
8:45 8:45 大石山
9:13 9:19 頼母木小屋
9:40 9:41 頼母木山
10:07 10:31 地神北峰
10:48 10:48 頼母木山
11:01 11:06 頼母木小屋
11:23 11:23 大石山
11:33 11:40 大石山の分岐
11:44 11:44 西ノ峰
12:10 12:11 イチジ峰
12:38 12:38 ヒドノ峰
12:48 12:48 英三ノ峰
13:21 13:21 姫子ノ峰
13:59 13:59 足の松尾根コース登山口
14:34 14:34 奥胎内ヒュッテ
14:35 ゴール地点

その他周辺情報

電波状況： docomo:29% / au:44% / softbank:22%
https://chizroid.info/denpa/ex/map?tid=4BC8wvWOyz

写真

8/9 4:05

先週、雨量規制で通行止めだった箇所。今回は無事に通過できて、ホッ。

8/9 4:35

奥胎内ヒュッテから徒歩スタートです。

8/9 4:37

登山口までの3kmちょっとの区間は思ったよりも立派な道路でした。前半は舗装もされてる。

8/9 5:09

後半になって未舗装になるも、まだ良い道。チャリで行く人も多いらしいけど、アップダウンもあるので自分は歩きでいいかな、と思った。

8/9 5:13

この橋を渡ると登山口はすぐです。

8/9 5:16

ジャスト40分で登山口とうちゃく。

8/9 5:24

さぁ、ここからが「足の松尾根」の登りスタートです。

8/9 5:28

序盤からすごい斜度でグイグイ登るねー。

8/9 5:38

いやぁ、マジでキツい。両手両足フル稼働。

8/9 5:53

最初の目的地、大石山(右) は所々から見える。

8/9 5:54

このルートで大変なのは登りだけじゃないです。危険な岩場が2、3ヶ所ある。

8/9 5:54

なかなか緊張の岩場通過です。

8/9 5:55

8/9 6:03

姫子の峰にとうちゃく。まだまだ序盤。先は長い。

8/9 6:19

「足の松」という名前の通り、松が多いですね。

8/9 6:20

大石山、なかなか近づかないのでますますツンツンして見える。

8/9 6:28

再び岩場。

8/9 6:28

フゥー。

8/9 6:29

慎重に、慎重に。

8/9 6:30

ここが皆さん写真載せてくれてる「平均台岩場」ですか。これは確かにおっかない。

8/9 6:31

通過後に反対側から。ロープ無かったらアウトだね。

8/9 6:36

引き続き松の根を登りますよ。

8/9 6:39

8/9 6:55

さすが人気ルートだけあって、こういう整備も行き届いてます。本当に足を置きたい場所にしっかりステップ切ってある。

8/9 7:03

8/9 7:21

この辺ドロドロ。

8/9 7:48

だいぶ近づいてきたかな。

8/9 8:02

右の草の中にロープあります。少し緊張するような場所だけど安心して通過できる。

8/9 8:08

周囲の木々も低くなり、大石山が目の前にますます高くそびえ立つ。

8/9 8:18

今日登ってきた尾根。よくよく見るとスタート地点の橋がわずかに見える。

8/9 8:24

西の峰とうちゃく。序盤から見えていた綺麗な鋭鋒は大石山本体ではなくここだったみたいですね。

8/9 8:36

で、ようやく大石山山頂にとうちゃく。なかなかの登りでした。

8/9 8:36

ご褒美の主稜線歩きは、まずは笹原から！

8/9 8:39

素晴らしい。何とも言えない稜線です。

8/9 8:40

周囲は夏の花真っ盛り。ハクサンフウロ、マツムシソウ、ナデシコ等。

8/9 8:45

地神山(右奥)も見えてきました。上を歩くとただの通過点に感じるけど、こちらから見ると本当に立派な山ですね。

8/9 9:15

頼母木小屋にとうちゃく。飯豊のオアシス。

8/9 9:28

ここから先はイイデリンドウを探しながら、とても緊張しながら歩く。長年の思いがついに実現する時間はもうすぐそこ。

8/9 9:31

はぁ、これは違う。オヤマリンドウ。紫色が見えるたびにドキっとする。こんな草むらに生えてるのかなぁー。(失礼)

8/9 9:38

結局見つからないまま頼母木山山頂まで着いてしまった。

8/9 9:39

そしたら、ありましたよ！すぐ横でついに念願のご対面。いきなり六花弁！

8/9 9:40

こちらにも。

8/9 9:48

細い！個性がありますねー。

8/9 9:49

こちらは丸くて優しい花弁。

8/9 9:52

地神北峰まで、いたるところに咲いてました。

8/9 9:56

何度見ても、本当に美しい。

8/9 10:06

これは、何だろう。違う？

8/9 10:07

六花弁があるのなら四花弁はないのかなーと思ってたら、ありました！

8/9 10:08

大満喫のまま、地神北峰までとうちゃく。

8/9 10:11

実はもう一つ今日はミッションがあります。

8/9 10:13

この「山と高原地図」のイイデリンドウの表記の場所に本当にイイデリンドウが咲いているのかどうか？過去に2度通過してるがお目にかかってないので。

8/9 10:13

ありました。ありましたよ。今までで一番立派な一輪がありました。地図の表記は間違ってなかった！

8/9 10:16

いやぁ、大満喫でした。ここで引き返します。

8/9 10:32

地神北峰から降りますよー。雨風強くなってきた。寒い！

8/9 12:54

足の松尾根の中盤くらいまで降りてきたら、また灼熱の世界。セミがうるさすぎて熊鈴が完全にかき消される。(笑)

8/9 13:55

無事下山完了！

8/9 14:01

さっき上から見えてた橋より。こちらからも大石山の美しい姿が見えました。

8/9 14:35

再び奥胎内ヒュッテまで歩いて、完了！

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX7 SONY

Nikon 1 V3 ニコン

感想

へろぞー

飯豊連峰、足の松尾根を登って参りました。自分はお初。

このルートはシーズンともなれば非常に多くの登山客で賑わうので、自分の中で勝手に「飯豊の中では少し初心者向けのルートなのかな」と思ってましたが、全くそんなことは無い！自分の勘違いをまざまざと見せつけられました。

まずは急登。序盤から両手両足でグイグイと登らされる。多少の緩急はあるけど、それでも硬派に標高差1100メートル一気登り！また途中に危険な岩場もあり、かなり緊張を強いられる。こんなハードなルートを初心者向けだなんて思ってて本当に申し訳なかったです。でも人気のルートを自分の足でもしっかり歩くことが出来て本当に良かった。

そしてもう一つの本日の目的、イイデリンドウ様でございます。飯豊は自分にとって4回目でしたが、ようやくお会いすることが出来ました。一面に咲き誇る満開の花も素敵ですが、こうやって草陰にひっそりと咲いている花も、なんとも健気で美しいですね。写真で見た時から大好きでしたが、今回自分の目で見てますます好きになりました。

先週の大雨での通行止め、今回の車中泊での虫刺され(奥胎内はホント要注意)、稜線上での暴風雨とアクシデント続きでかなり大変な山行ではありましたが、2つの目的を無事達成してひとまず良かった。飯豊はまだまだ自分の知らない魅力がありそうです。