守門川・エラオトシ沢

2021年09月05日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.1km
• 登り: 284m
• 下り: 282m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:10

6:50 大原登山口
9:50 大滝 750ｍ付近
13:00 大原登山口

ひょんなことから大阪の山岳会の方にお誘いいただき、沢中泊の予定だったが、天候不良ででた代案は東京からは遠いので離脱。

そこへFさんからお誘いいただき、エラオトシ沢に行こうとなった。
エラオトシ沢？どこそこ？っていうのが正直なところであったが、自分じゃ絶対にチョイスしなさそうなところなので、たまにはそういうのんびり沢歩きもいいかもしれないということで行ってみた。
調べてみると、どうやら、BCの記録もあるようだ。

前夜、ムジナ沢登山口で前泊。
トイレもそこそこきれいで快適。

上祝沢の下降がめんどくさそうなので、畦道脇から適当な藪沢を下降してショートカットした。
昔は田んぼだったらしい風景が畦道の横には広がっていた。

上祝沢から守門川への合流地点は水量多め。
濡れる予定ではなかったが、仕方なく股まで浸かり進んだ。

堰堤を2つ越えるが、なかなかの藪で藪漕ぎで疲れさせられる。
1つ目の堰堤は右岸から、2つ目の堰堤は左岸から越えた。

ちなみに、今回は長袖をきちんと着ていたが、翌日から数日間右腕だけ何故か湿疹が出てかゆくて仕方なかった。
藪漕ぎで肌がやられたみたいである。

堰堤を越えると大スラフ帯！一枚岩が屏風のように続いていて圧巻！
しばらく、進むとゴルジュ状の景観に。
側壁が覆い被さるようになっていて、独特な景観をつくりだしている。

滝といえるような滝はないが、側壁からは数本シャワーのように滝が何本か落ちていたり、水がとてもきれいでウォーターウォーキングと思えば満足できる感じ。

あまり沢のきれいさは期待してなかったが、超クリアなエメラルドグリーンで、ナメをさらさら流れていくのには癒された。
まだら模様の岩盤だったり、ときどきとても青い石もあったりして、地質的にも楽しめた。

やがて深いゴルジュになり大滝が現れた。
さらにその上にも滝が続いているようだ。
全体では40mくらいだろうか。

越えるのはとても無理そう。
左岸は大きな壁が立っていて弱点なし。
右岸であれば100mほど戻った枝沢から巻けそうだが、かなりの大高巻きを強いられそうだ。

そんなことをやる技量もないので、ここまでにして引き返すことにした。

午後になると、予報どおり豪雨だったので、これでちょうどよかった。
1日無駄にせず、探検気分で遊べて満足。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■駐車場
大白川（大原）登山口　25台ほど駐車可

コース状況／危険箇所等

■危険箇所
なし

その他周辺情報

■日帰り温泉
神湯温泉　700円

写真

進んで、適当な藪沢から入渓。

上祝沢出合。

沢下降中。

昔の道の跡。

2つ目の堰堤超える。

堰堤上から。

こんな感じでところどころ滝が落ちている。

大滝。
左右ともに立っててとても登れそうにない。

何か獣の骨。

夏ですね〜

青い！

くぐってちょっと言ったら、脱渓。

装備

共同装備

30mロープ ハーケン 捨て縄など