心に響く錦秋の山歩き/栗駒山
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 798m
- 下り
- 799m
コースタイム
天候 | ⛅ 気温14〜15℃ 風やや強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
産沼コースは一部泥濘もあるので足元注意。 |
写真
感想
9年振り3回目の栗駒山。
以前は須川コースを辿ったが、今はこのコースが進入禁止(ガス発生)で、今回は産沼コース。泥濘、急坂もあるようだが、山頂への稜線では紅葉も期待できる。
新幹線、定期バスを乗り継いで前日夕方に須川温泉着。
今日は趣向を変え自炊部屋を予約した。
食材は一ノ関駅周辺で調達、部屋にはガスコンロの他、食器類も整っているので不自由はない。手間はかかるが、思いのほか気ままなひと晩となる。
早朝まずまずの天気で出発。
名残ヶ原の湿原は色づいて綺麗だったが、山上には雲がついた。
苔花台の分岐で地元の年配者お二人とおしゃべりし、その後は山頂まで同道。山頂の休憩時には手作りの漬物までいただき感謝、楽しいひとときだった。
山頂は多くのハイカーで賑わっていた。いわかがみ平からのハイカーが陸続した。
ガスが切れる雰囲気でもないが、寒い中を様子見。
好転の兆しが見えないので、往路とは反対のいわかがみ平方面へ試しに下ってみることにした。
山頂から降り始めた途端、ガスが一瞬切れ下界が覗いた。
周囲のハイカーも慌ててカメラのシャッターを切った。みなさん、この風景を見に来ているのでショータイム開幕。
さらに下ればもっと視界が開ける気がしたので降下すると、周囲のガスが飛んで紅いパノラマが広がった。ハイカーから歓声が上がる。
紅葉の絨毯(神の絨毯)が広がり見事な光景だった。
以前に来た時は10月だったので紅葉もピークを過ぎ、これほどの光景は見られなかった。宿の人は今年は紅葉が早いと話していたが、グッドタイミングでラッキーのひと言。
その後は山頂に登り返し往路を戻る。
今朝方のガスも消し飛んで青空の中、紅葉の道を気分良く下る。
名残ヶ原手前からは賽の河原ルートに入り、以前は見ていなかった不気味な風景も目にできた。静かな山道をわずかに辿り須川温泉着。
栗駒山荘の湯でサッパリし午後4時30分の定期バスで一ノ関駅へ。お腹も空いたので新幹線を1本やり過ごし、その間に駅近くで食事。新幹線の暇つぶしにお酒、おつまみも仕入れて乗車、あとは寝入って夢心地でした。
栗駒山には10年に1度くらいの来訪となっているが、次回は初夏の花の季節にでも来てみたいな・・・
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する