永田歩道〜尾之間歩道

2013年10月28日(月) 〜 2013年10月30日(水)

コースタイム

28日　11:30永田登山口-16-30鹿の沢小屋
29日　6:20鹿の沢小屋-8:00宮之浦岳-10:30黒味岳-13:40ミノ山舎跡手前-16:00花之江河-17:10淀川小屋
30日　6:20淀川小屋-7:00淀川登山口-9:00鯛の川-11:40蛇の口の滝-13:00尾之間温泉

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー

宮之浦港から永田登山口まで6000円弱でした
帰りは尾之間温泉近くで14時6分のバスに乗り、16時宮之浦発のトッピーに間に合った。

コース状況／危険箇所等

永田歩道は入り口がわかりにくく、猟師道にいってしまい一時間のロス。気を付けましょう。歩道そのものは赤いテープを追っていけばいいのですが、最初の樹林帯は迷いやすいです。2分歩いてテープを見失えば戻りましょう。
湯泊歩道は花之江河からワレノ岩屋までは比較的歩きやすいのですがそこから先が道が狭くなり無数の沢をわたるためアップダウンが激しくなります。ミノ山舎跡の手前で時間がなくなりあきらめました。
尾之間歩道は鯛の川の渡渉が一番の難関とは思いますが、そこから蛇の口の滝の分岐までが地味にしんどく、長かったです。
雨には全くふられませんでしたが、沢をあるいたりぬかるんでいるところが多いので、防水のしっかりした靴で歩きましょう。

写真

10/28 16:05

七つ渡し、ここは限りなく穏やかな沢だった。

10/28 16:32

鹿之沢小屋。内部は湿度がたかく、寝ている間に水滴が顔にかかった。

10/29 6:04

鹿之沢小屋前からの空。木々が多くて視野は広くないが、夜は星がよく見えた。

10/29 6:53

朝焼けの永田岳

10/29 7:02

屋久島秋の空

10/29 8:02

宮之浦岳から永田岳を望む

10/29 8:08

宮之浦岳から南。右手のでっぱりが七五岳かな。

10/29 10:35

黒味岳から

10/29 16:01

見てはいけないものを見た気がした。それにしても全行程（とくに永田歩道で）鹿が多かった。

10/30 6:59

尾之間歩道入り口。尾之間温泉まで6時間半

10/30 8:01

太忠岳が見えた。

10/30 8:55

コケがきれいだった。

10/30 8:56

鯛の川の渡渉。見た目より流れが速く、岩が絶妙にわたりにくい配置だった。

10/30 11:43

岩の迫力とか滝ツボの色とか私の写真では表現できません。実際いってみるべきでしょう。

撮影機器：

OLYMPUS XZ-1 オリンパス

感想

nonamekobe

台風27号が去った後、遅い夏休みをもらった。屋久島に行くか尾瀬に行くか迷ったが、尾瀬の山小屋はちょうど終わってしまっていたので屋久島にいくことに決めた。
永田歩道は港から比較的近いのはよいのだが、道はやや単調で展望ほとんどない。花山歩道のほうが楽しいのかもしれないが、むこうはアプローチに難がある。
結果的には登山口から5時間で鹿之沢小屋についた。
鹿之沢小屋から花之江河まで快適な稜線を歩いた後、行けるかわからなかったが七五岳をめざした。ワレノ岩屋以降が一気に歩きにくい道になり時間もなくなったので引き返した。また、今度めざそう。
尾之間歩道は思っていたよりも長く、靴ずれをおこした足にはこたえた。蛇の口の滝は思っていたよりも大きくて、きれいだった。尾之間におりるにつれトロピカルな雰囲気になってくるのがよくわかった。
永田歩道、湯泊歩道、尾之間歩道ともに人と会うことはなかったが、水、緑、太陽のの中で生命を感じる旅であった。