甲府幕岩クライミング スモーキーマウンテン、レラ

過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
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写真
感想
今週も甲府幕岩
一気に冷え込んでコンディションは抜群。
シーズン真っ只中で、賑やかな岩場だった。
結果
day1
5.10b 再
スモーキーマウンテン×RP 通算2日3便
day2
5.10b 再
レラ××RP 通算2日4便(出だしで落ちてやり直してもロープを解かなければ1便としてカウント)
スモーキーとレラは、7月くらいのシーズン終わり際にお試しでヌンチャクを掛けながら探り、核心ムーブが暑くて繋げることは無理だろうと早々に諦めて寝かせていたルートだったが、数ヶ月間を空けたことで、大まかな構成は覚えているものの、殆ど一からムーブを作る必要があったが、前回とはコンディションが違いすぎて印象が大分違った。
以下ルートの感想。
グレードにしてはオンサイトし易い?両ルートなので閲覧注意。
スモーキーマウンテンは、下部のクラックと上部の抜けた感じが美しく、下部のクラックのホールドだけではムーブが想像できないことから、格式高く感じる。
実際取りついてみると、下部は見た目通りなクラシカルなムーブをこなした後に、ガツンと核心があり、最後まで気が抜けない。上部は性格が一転して開けたフェイスとなり、明確な核心が待っている。といった上下2部構成になっており、ピン数は12本と長い。
甲府幕岩の中でも優れた一本であるのは確かだが、個人的な旬は逃していた感があり、ホールドが多くてムーブが組み立て難い反面、休めるポイントが多く、アドリブで何とかなってしまうため、登りやすかった。
グレードは5.12cで適切かと思う。辛めの評価をするなら、中間で大レストが可能なので、ルートの取り付きにペンキで記載されているように、12a+12aは12aでオマケして12bという事なのだろう。
レラは、パストラルからカンテへ逃げずに直上するラインで、ただでさえ5.12aの中では厳しい一本であるパストラルであるが、レラの核心はより厳しいものとなっている。
中間のレストポイントで休めてしまうので、上部も5.12−程度の内容に収まってしまうが、5.12dというグレードが付くのは、やはりパストラルの難しさが理由の一つだろう。
グレードやルートの内容は、河又の一期一会に似ている。
RP便前の1便でソールに穴が空いていることに気づいていたが、行けると判断したのが間違えで、最後のマントルでカチに乗り込む際に全く力が入らず、危うく終了点を目の前にして落ちそうになった。
降りてきてからソールを見てみたら完全に裂けていてシューズの性能に感心した。
今回のトライで、山椒王国エリアのルートは自然に返っているものを除くとmiss your kiss5.12c/dとなった。
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