頑張れた笹ヶ峰、遠かった寒風山
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 904m
- 下り
- 919m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備されている。 |
その他周辺情報 | 高知県側の木の香温泉に泊まれれば登山口に近くベストだが、室数が少なく宿泊は難しい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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共同装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
天気は曇り。が、午後からは晴れる見込みがある。山頂に登った頃は霧が晴れて展望が開けることを期待して登り出した。寒風山南口登山口の駐車場は午前8時で既に満杯で、少し東側の笹ヶ峰登山口の駐車場に車を停めて、8時25分に出発となった。登山口からいきなり急登である。登山地図には、山頂までまっすぐなルートがのび、途中の中継点はなく、上り2時間20分の文字があるだけだ。山頂までひたすら登っていくのみである。実際のルートは樹々の中、急登は続くが、比較的登山道は整備され、何ヶ所かには木のベンチが据えられていた。標高が1500mを越えると樹々は薄まり笹が増えてくる。やがて完全に笹原に抜け出し、強風の吹き付ける中、視界もない中でとにかく登り続けていった。と、地面にはそこかしこに雪が見受けられた。昨日夜半に降った雨はこの高さでは雪になったのだろう。雪面のスリップに注意するほどではないが、気象条件はよくなかった。何度もくりかえすが、山頂まで登るだけである。ようやく、人の声が聞こえるところまで上がると、山頂らしき標名板が見え、そこまで一気に登りつめると果たして笹ヶ峰山頂であった。
笹ヶ峰は霊山で、石の祠があった。その影に立っていないと風をもろに受ける。パートナーが気温を測ると2〜3℃であった。とても長くはいられない。写真を撮って早々に次の寒風山を目指す。展望は全く開けず山頂にとどまる意味もなくなった。登山地図によると寒風山までのルートは1時間20分で、「快適な縦走路」と書いてある。今日は視界はゼロで快適さは難しいが、まあ、稜線を歩いているうちに寒風山へ着くものと考えていた。が、行けども行けどもアップダウンを繰り返すばかりで、いっこうに山頂へ登りつける雰囲気に辿り着けない。時間は1時間20分をゆうに過ぎている。実は、私は左足首の腱鞘炎になっており、上りよりも下りのルートでは思うように足を踏み込めず、多大な時間を有していたのである。歩みはかなり遅く、パートナーは通常でも先を歩くのだが、今日に限っては、先の先を歩いていたようで、私がいつまでたっても来ないのを危惧していたようである。そんな状態のためか、私の気力も下がっていき、遅れにさらに拍車をかけるようになった。最後はパートナーから、山頂まであと250mの距離、と言った感じで声をかけてもらい、何とか気力をふりしぼって寒風山の山頂へ着くことができた。このルートに要した時間は何と2時間10分であった。
寒風山は笹藪の中にあり、晴天であれば展望は抜群なのであるが、今日はまだ悪天候のままであった。風は相変わらず強かったが、座って笹藪の中へ入ってしまうと強風を防ぐことができた。冷たく固まったおにぎりは喉を通りにくく苦労した。気温が低い時はおにぎりよりもパンの方が水分が少ないのでベター、とパートナーに教えてもらう。寒風山から桑瀬峠を経由して南口登山口までは、標高差約600mの下りひと筋である。時間を要したのは言うまでもない。標準時間85分が、145分の道のりであった。左足首の痛みを回避しながらでは、話にならない。途中の桑瀬峠は笹原の中で休憩するにはなかなか気持ちのよいところではあった、という印象しか残っていない。なお、パートナーは先に下り、車を南口登山口まで持ってきてくれたので、朝車を置いた場所まで林道を歩くことは省くことができた。感謝であった。
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