（東三河）豊橋立岩
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
立岩はフリークライミングのゲレンデです。 |
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感想
ゲスト
先日の南山の女岩で小さなスタンスに乗れなかった。
それが小さなモヤモヤとなっていた。
そんな気分を晴らすために超久々に豊橋市の東部にある立岩に行くことに決めた。
そう思ったら朝ものすごく早く目が覚めてしまった。
二度寝しようか迷ったが、ゆっくり支度して朝5時過ぎに家を出た。
昔勤めていた会社の脇を過ぎて豊橋市に入り立岩を目指す。
立岩は東海道線の電車の窓からも見えるが最後に登ったのはいつだろう？
全く記憶が蘇らない。
30年は経っているように思える。
立岩に着き、豊川用水路のゲート脇に車を止めた。
昔は神社の脇に車を止めたが今はそれはNGらしい。
裏側から何十年ぶりに山頂に立つと昔を思い出した。
チムニールートを最初から登るつもりだったが、偵察をしてみるとものすごい傾斜に驚いた。
だいたいのルートは80度以上、90度近くある。
「立岩ってこんなに傾斜がきつかったっけ？」
傾斜にビビったオジサンは、初級ルートの「西壁」を最初に登ることにした。
太陽が地平線から上ってきた。
赤い岩壁の「赤壁」がさらに赤くなった。
足慣らしのつもりで西壁のルートを懸垂下降して登り返したが、なんだか易しいのか難しいのか調子が狂ってしまった。
それにしても西風が強いのでブルブルと震え上がってしまった。
羽毛服を着ても芯が冷えてしまった。
寒くてこりゃたまらんと東側のチムニールートに変更した。
どのルートのアンカーボルトもしっかりしているので安心できた。
誰かがキチンと整備してくれていることに感謝感謝。
チャートの岩角は鋭利なので羽毛服とデイパックを岩角に当てて懸垂下降をした。
ほぼ空中懸垂だが完全な空中懸垂じゃないので逆に少し嫌な感じだった。
ちなみに30年前はここを懸垂下降で降りたことはないと思う。
昔はトップ＆フォローで登っていたからね。
偵察しながらチムニールートを懸垂下降で下に降り、腹ごしらえをしてからチムニーを登った。
遥か昔、このチムニールートを最初にリードで登ったとき、最後まで”チムニー”の登り方で登った。
それを見ていたここの親分のような人に、「おっ、最後までキチンとのぼっているね」と褒められた。
それが嬉しくて、ここを登るときはなるべく”チムニー”で登ることに努めていた。
どちらにしても、せっかくのチムニーなので””チムニー”で登ることに決めた。
ザックを下に置いて背中を使うことを意識した。
決心をして登り出す。
それにしても傾斜がきつい。
年を食ってしまったオジサンには傾斜もチムニー登攀も苦・し・い。
それにしても驚くのは、このルートはなんと�卦蕕覆里澄蔑沺�
�卦蕕辰討海鵑覆貌颪靴�ったっけ？（涙）
背中を壁にあてて足で突っ張ってみるが何となく怪しい。
ハーネスの背中が岩にあたってガサゴソ音を立てている。
実は、本日新品のハーネスなのだ。
「ハーネスが痛む」とケチな考えがよぎった。
なんとかチムニーの最後近くまで来たが最後の最後は左に逃げた。
昔の自分はもっと上まで登り切ったが仕方ない。
2本目はチムニールートをなるべく”チムニー”を使わないテーマで登ってみた。
そうなると”チムニー”を使ってしまう場所もあった。
下手くそだなぁー（涙）
3本目は少し慣れてきたのでダイナミックに登ろうというテーマで登ってみた。
そうこうしているうちに段々と立岩の傾斜と岩の質感に慣れてきた。
岩も固いしホールドもしっかりしている。
そういう風に慣れてしまえばやっぱり�卦蕕覆里�なぁ？（苦笑）
4本目は適当に登った。
これを最後にしようと思ったが、少し欲が出て、東の壁を1本登った。
ルート図だと�控蕕砲覆辰討い襦�そのとなりは5．10a/bとなっているけれど、そこに入り込んだ可能性もある。
おっ、�控蕕眦个譴燭�と思ったけれど、まあ、上から垂らしたザイルに何回か体重を掛けてしまったので�控蕕�登れるということじゃないと思う。
でも、オジサンは頑張った。
それにしても、ここで滅茶苦茶に上手い人に出会った。
赤壁をフリーで登っていらっしゃったのである！
それも美しく。
昔の自分でも絶対にあんな風には登れなかった。
というか、赤壁は昔は人工登攀のルートだった。
すごい時代になったもんだ。
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