折立〜薬師沢〜雲ノ平〜黒部五郎〜折立
コースタイム
9/5 7:00薬師沢小屋 11:20雲の平小屋
9/6 6:30雲の平小屋 8:50黒部源流 14:00黒部五郎小屋
9/7 5:00黒部五郎小屋 7:30黒部五郎の肩 12:30太郎兵平 15:00折立
天候 | 晴れ〜台風 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
折立までが、ひと苦労。富山からの道はバス道の小見線が当時工事中のため小石川線を利用するが、これがま〜ひどいのなんのって(熊に遭遇)。帰りは岐阜に抜けたんですが、こっちの方が断然良かった(猿のユートピア、けど道も広いしね)。 |
写真
感想
(花粉症のためしばらくお山に行けません。過去の記録をこの機会に残しておきます。)
2010年夏のアルプス遠征月間。第二弾。
黒部の方に行ってみたいなと思いいろいろ調べていると、必ずひっかかるのが「雲ノ平」。ええとこらしい。
行ってみたいな〜。うん?温泉もある?「高天原」。決まり。どうやら「折立」か「新穂高」から入るのが一般的なようですな。
どっちから行こうかな〜。先月、新穂高行ってるから、折立にしよ。
折立は林道工事中、おッもう一本富山から行けるやん。これで行こうッと。
とりあえず、ルートはどうしようかな?太郎小屋で一泊でもいいけど、足遅いからなるべくなら初日に距離稼いどきたいな。薬師沢まで行って、二日目に水晶、三日目に高天原で四日目に太郎小屋かな〜。と思い薬師沢小屋と高天原に予約を入れる。(水晶には行けるかどうか分からなかったのでとりあえずこの二つ)
大阪を出発し、富山側から有峰林道で折立へ。とんでもなく細い林道でこりゃ神経すり減るぞー。途中、熊の親子に遭遇するなど、もうこのルートすき好んでは通りませんよわたしは。
翌日天気もよく、折立を出発し、まずは太郎小屋の建つ太郎兵平めざして行きますぞ。
天気が良いのはありがたいんですけど、暑くて暑くて、しかも森林限界に上がるまで見通しも悪く、どうにかこうにか歩を進め、左手に遠く立山、剱(たぶん)が見えだしました。薬師岳も見え気分はようやく盛り上がる。
このあたりまでくると傾斜もなだらかになり、本当に爽快でした。
お昼時に太郎小屋に到着し、今日はここで終了もあり?だって太郎小屋プレミアムモルツの生ビールおいてるもん。
太郎小屋では、薬師沢に行くことを周知してから向かうようなので、小屋に別れを告げて先へむかいます。
沢伝いに歩いて行くと本日の宿泊地である薬師沢小屋が忽然と姿を見せました。
今回は小屋泊の自炊、持ってきたウィスキーを開けていると同泊の方と軽い宴会に。なんと3泊分のウィスキー(500mlペットボトル2本)全部開けちゃいました。それでも足りず、その方たちの差し入れ日本酒、ビールもぐいぐいやっちゃった。えへっ。(一人で呑んだんちゃいまっせ)
薬師沢小屋って少し傾いているんですが、そのせいか、アルコールのせいか分からないまま寝床にはいって気がついたら翌朝を迎えていました。
当然、思っていた時間ではなく、若干アルコールが体内に残ったじょうたい=二日酔いで今日は水晶無理。
とりあえず体をひきずりながら、あの悪名たかき雲ノ平への激登りへ。う〜ん、あっついし、体重いし、本当につらい登りでした。ここも多分もう使わん。
へろへろになりながら雲ノ平山荘へたどりつき、今日の行動時間4時間にて終了。もう嫌、歩かない。
当然一番乗りですが、速攻昼寝。だんだん小屋もにぎやかになり目をさますとそこそこの時間となってました。ものすごく来たかった雲ノ平ですが、気がつけばごろごろして過ごす1日でした。
翌朝体調もそこそこ回復し、朝、目を覚ますと、周りの景色にしばしば見とれる。薬師に黒部五郎、爺岳、水晶、遠くに笠とちょびっと鷲羽。すんごい眺め。
このまま高天原に降りるのもったいない?ということで予定変更で黒部五郎方面へ向かうことにする。
雲ノ平を振り返り、お花畑なんかに目をとられ、黒部の源流経由で三俣方面へ向かう。三俣岳は巻いて(今回は山頂踏んだのは中ノ俣岳だけやったな)黒部五郎小屋へ。
途中でラジオを聞いていると台風がどうやら上陸しているらしい。なんか嫌な雰囲気になってきた。
黒部五郎小屋に到着し、本日はここでストップ。体調回復したからビール飲む。
その後台風情報をラジオや小屋から仕入れていると、どうやらこっち方面にやってきている模様。明日は太郎小屋でプレミアムモルツの生と思っていたが、そうそうに下山した方がよさそう。
小屋泊の人たちはほぼ新穂高方面のようで、折立方面は私たちが当初行く予定であったルートで水晶まで行けたベテラングループと一日で雲ノ平から水晶と鷲羽登って五郎に来たぴちぴちぎゃるグループのみ。とりあえず日数に余裕はあるので明日早めにおきてまた考えるとしましょう。。。
翌朝早めに起床すると朝から小雨。ここまでずっと天気が良かったけどここに来て崩れる。風はまだそんなに吹いていない。ラジオで情報を入れると今晩から台風の影響が出てきそうとのことで、大急ぎで出発する。
黒部五郎も前日の情報で、天気が悪かったら肩で十分ということを聞いていた。肩まで行ったら案の定周りはまっちろけっけのけ。ここで登ったことにしておこう。そのまま急ぎ足で折立へと向かう。
五郎からちょっとずつ風がでてきたが、ハイマツ地帯に入ったのであんまり影響もなく歩をすすめる。途中、雷鳥に出会い、尾根を登ったり降りたりしながら中ノ俣岳へ。ここは遮るものがなく、風がびゅーびゅー吹きすさぶ。さっさと降りてハイマツ地帯に入ると嘘のように風がやみ、ハイマツ様々。
ここまで来たらもうすぐ太郎兵平。ああ戻って来た。ちょっぴりプレモルに心引かれるも、降りたら何杯でも呑めるやんと冷静に判断を下し来た道を降りて行くのであった。
ごぼう抜かれ人数 数えきれずというか覚えておらん。
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