蝶ヶ岳

2002年11月16日(土) 〜 2002年11月17日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 6.4km
• 登り: 894m
• 下り: 892m

コースタイム

16日：三股(13:00)−まめうちだいら(15:00)−途中ビバーク(17:30)

17日：ビバークポイント(9:30)−標高2300m地点（高度は推定）−ビバークポイント(11:20)−三股(14:00)

天候

2002年11月16日（土）　晴れ時々曇り
2002年11月17日（日）　晴れ

コース状況／危険箇所等

この年は初雪が早く、おまけにドカっと一気に降ったのでこの時期としては異様に積雪が多かった（確か11月初めの文化の日の三連休に、常念で一晩で2メートル積もって自力下山出来なかった人が出た年だと思った）。

三股発は13時になってしまったが、夜通し歩いてでも蝶ヶ岳まで行き着き、翌日の快晴の槍穂高を楽しみに出発。しかし、雪も深い上にトレースはなく、最初からラッセル。

日没からヘッデンでの夜間突破を試みるが、ルートが全くわからず無理と判断。真っ暗闇の中、斜面を削って寝床を確保してビバークする。

翌日は寝坊し、起きたのが9時。あわてて必要荷物だけを持ち山頂を目指すが、雪が深い上にルートもミスしたようであっさり断念。そのまま下山しました。

三股へ下山するとクルマが一台やってきて、何やら男が一人降りて周りを物色していたので写真撮影をお願いした（後になって気付いたがボタン付け違えていました）。話によるとこの男は先週、三股から蝶へ行った時（やはり雪が深くて山頂までは到達できなかったらしい）にストックを置き忘れたので探しに来たとの事だった。しかもこの土日で燕岳へ登って、その帰りに三股まで来たとの事。

そう、この男こそ、のちにコンビを組む事になる「信州山遊びねっと」の立木登美男氏だったんだねー！

写真

11/16 13:37

風景
（カメラ内部にゴミが付着しています）

11/16 14:22

常念

11/16 16:36

日没間近
夜間突破する覚悟で来たが甘くはなかった

11/17 9:44

翌朝
わかってはいたが快晴。この天気で蝶ヶ岳から大展望を楽しみたかった。

11/17 9:45

テント

11/17 9:48

ビバーク地点

11/17 10:28

常念

11/17 10:46

ここで敗退を決意

11/17 11:01

少し下ると赤テープを発見
ここで折れるはずが真っ直ぐ進んでしまった。日中でこの有様だったら夜に突破するのは不可能ですよ。

11/17 11:20

ビバーク地点へ戻りました
もし仮に前日の早朝から登っていたとしても蝶ヶ岳まで行き着けたかは疑問でした。

11/17 13:40

分岐

11/17 13:40

ココでコレだけ雪が多い

11/17 14:03

記念撮影
シャツのボタンを付け違えていました
写真は立木登美男氏（この時はまだお互いを全く知らない）

11/17 14:09

カラマツの紅葉

撮影機器：

FinePix F601 富士フイルム