本坂峠 姫街道 ゴミゼロ山行
- GPS
- --:--
- 距離
- 1.3km
- 登り
- 100m
- 下り
- 6m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
今回は昔同じ山岳会のメンバーだったS氏のお誘いで姫街道ゴミゼロボランティア活動と相成った。姫街道の自然と史跡を守る会、会長の氏は三遠洞窟探検や釣りでご一緒している同好の士でもある。5月30日のゴミゼロにはやや遅れたが、ハイカーが少ない(4,5組すれ違ったのみ)このルートの短距離で相当量のゴミを拾い、見事クリーン作戦の成果を上げた。
嵩山宿外れの山道入り口を4人でスタート。ここに有ったらしい「姫街道」石碑移動は写真に記載した。別の香川景樹和歌碑を地元Fさんが私費で建立したと聞きまず驚いた。景樹短冊は好きなので私も何点か所有している。書体は能書家だった景樹流で本人筆跡からとったらしい華麗なものだ。多分『桂園一枝』「ましらなく 椙の村立 下にみて 幾へのほりぬ すせの大さか 景樹」。解釈は「ましらなく・・」は「猿無く」ではなく文字通り「猿鳴く」と思うけど。
初めての分岐を案内通り不動の滝へ。ここはほど近く見どころが多い。懸崖のようにせりあがる崖下に童子碑があり、古人はかならずこういう滝を不動に見立てている。修行場は炊事の焼跡もあり現在では滝行ではなくキャンパー?が活用している様子。
ドンガメ。ここも初見。案内板が朽ちてしまったので降りていく道もない。巨大な砂防堰堤とセメント石畳敷設等で江戸時代本来ルートの街道や亀岩?が焼失してしまっているそうだ。堰堤すぐ上流のドンガメは江戸の雰囲気を戻すにもペットボトルだらけで相当な手入れが必要だ。
しばらく緩い勾配の快適な道が続き一里塚に出る。江戸から73番目。両側(東西)がとても良い保存状態で残っていることに驚く。これだけのものは中山道まで出かけないとお目にかかれない。姫街道が明治以来主要ルートから外れ過疎化して開発が少なかったおかげなのだろう。
舗装道路の市道出会いを越えさらに浅間神社道標分岐までで終了。気になったのは市の道標の方が目立ち、屈曲する幅狭の本道はミスコースしてしまいがちなことだ。研究会?手作りの木製道標もこれでは見過ごすだけに残念だ。
あまりにも短いが今回は初クリーン作戦だったが後半を次回に約して解散宣言が出た。
後は久しぶりの「日付変更線」で後から来たメンバーも加え6人で快(怪)談。なんと過去、蛇穴を案内してもらった洞窟研究会のド派手なピンクツナギのお姉さんがそこにいらしていたことにも再度驚いた。
ミーティング中に出た未知の県境巨大鍾乳洞の探検も今後大いに期待する。
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