ウペペサンケ山（糠平コース）

2022年08月18日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.5km
• 登り: 1,470m
• 下り: 1,470m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:15
• 休憩: 0:35
• 合計: 7:50

7:20 スタート地点
10:35 10:40 糠平富士
11:20 11:25 ウペペサンケ山
11:35 11:40 ウペペサンケ山西峰
12:00 12:00 ウペペサンケ山
12:40 13:00 糠平富士
15:10 ゴール地点

昭文社の『山と高原地図』による参考コースタイム（糠平コース）：旧登山口〜6時間15分〜本峰山頂〜30分〜西ピーク、上り6時間45分、西ピーク〜30分〜本峰山頂〜4時間55分〜旧登山口、下り5時間25分、合計12時間10分。

天候

曇りのち小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

糠平湖畔の糠平温泉郷にある糠平小学校の前、国道273号沿いに立派な標識あり。糠平川沿いに林道をひたすら進み、糠平地区簡易水道施設からさらに先へ。初めの大きな左へアピンカーブのミラーの所に新短縮ルート入り口（ロープ）あり。ここの手前、或いは少し上った所に車を停めるスペースがいくつかある。

コース状況／危険箇所等

急坂の下りは、水と泥で滑るので要注意。増水時の渡渉にはくれぐれも注意されたい。この日はクマの形跡は見当たらず。

その他周辺情報

源泉掛け流し宣言をしている糠平温泉郷のお湯は素晴らしい。どの温泉施設もハズレ無しと思う。少し足を延ばすと、ニペソツ山登山口の近くにある秘湯・幌加温泉「湯元　鹿の谷」があり、内湯の「ナトリューム泉」、「鉄鉱泉」、「カルシューム泉」（表記のまま）、露天の硫黄泉の４種が楽しめる正真正銘、文句なしの極上の秘湯。無くなってほしくない秘湯。

写真

8/18 7:20

ちょうど1年前のお盆時のリベンジ。カーブのミラーの所にトラロープとピンテがあるのでスタート位置が分かりやすい。心から感謝。

8/18 7:20

下りてすぐに一つ目の渡渉。大雨の増水後だが、軽くクリアできる。

8/18 7:24

笹刈りされた道を進む。新短縮ルートを開拓してくださった方々へ本当に感謝しかない。

8/18 7:25

右下に川が現れる。これを渡るのか。2日前に北海道を襲った大雨で水の勢い増量中。

8/18 7:27

二つ目の渡渉。レコにあった滑床。覚悟を決めて進むが、膝まで浸かり、靴に軽く浸水。

8/18 7:30

薄い陽射しの中、再び綺麗に笹刈りされた道を進む。

8/18 7:42

気持ちの良い小さな松林の道をピンテに従って進んで行く。

8/18 7:43

三つ目の渡渉地点が現れる。

8/18 7:45

水の勢いが強すぎる。しかし、ポールで体を支え慎重に石の上を進めば靴に水が入らずに進めた。

8/18 7:52

大雨の影響か、あちこちで水が流れる。

8/18 7:52

可愛らしいミニ滝。

8/18 7:57

崖を登ると林道に出る。

8/18 7:58

新登山口に到着。昨年は、約5kmの崩壊した林道を1時間半かけて旧登山口まで行ったが、1.5km程度に短縮されるとは信じられない。

8/18 8:09

新登山口から少し歩くと、小川に出会う。この小川を下ると入山ボックスのある旧登山口だと思う。

8/18 8:12

最終水場。帰りに、家の珈琲用の水を有難く頂く。

8/18 8:15

急登開始、我慢のとき。

8/18 8:20

大変有難いステップ。整備の方々に感謝。

8/18 8:32

歴史を感じる標識。

8/18 8:43

標高が上がると眺めも良くなる。

8/18 9:03

急登を終え、1399m地点から次のピークを見上げる。次の1600mまで登る。

8/18 9:39

ハイマツの中を進む。

8/18 9:42

約1600m地点に到着。人造湖の糠平湖が綺麗に見える。右端に温泉街。

8/18 9:43

やっとウペペサンケ山の姿に出会えた。でかい。感動の瞬間。

8/18 9:56

またも歴史を感じる標柱。

8/18 10:00

東大雪で貫禄のあるその御姿。

8/18 10:13

これは長い山行になりそうな予感。

8/18 10:24

少しずつ近づいていく。

8/18 10:36

まずは右端にある糠平富士の山頂（1834.9m）に到着。半袖ではさすがに風が冷たく、上着を2枚重ねる。

8/18 10:45

大好きなニペソツ山と1年ぶりにご対面。ほんとカッコいい。

8/18 10:46

強風だが、ウペペサンケの本峰目指し、歩を進める。

8/18 10:48

感動のニペさんをアップで。

8/18 10:50

アップダウンの気持ちの良い稜線歩き。

8/18 10:52

なかなか着かないが、頑張る。

8/18 11:00

ブルーベリーの親戚のクロマメノキかな。

8/18 11:19

ウペペサンケ山の本峰（1848m）に到着。西峰から戻って来た先行の方と話し、小生も行ってみることに。

8/18 11:20

天気が下り坂のため休まず先を急ぐ。けっこう遠く感じる。

8/18 11:20

右手前には、丸山。東大雪の唯一の活火山で、山懐に噴泉塔があるとのこと。

8/18 11:24

遠くに然別湖。雲が風と共にこちらへ迫ってくる。

8/18 11:32

可愛らしいエゾノツガザクラが紅く美しい。

8/18 11:38

西ピーク（1836m）に到着。バックにニペさん。

8/18 11:39

標識には「ウペペサンケ頂上」とある。

8/18 11:45

来た道を振り返る。長かった。

8/18 11:46

実に素晴らしい東大雪の眺め。

8/18 11:47

風の影響を受けないところでイワギキョウが美しく咲いている。

8/18 12:00

再びウペペサンケ本峰に戻る。

8/18 12:21

厳しい自然環境の中でも白く美しいウメバチソウ。

8/18 12:33

お腹が空いたので、急ぎ糠平富士を目指す。

8/18 12:41

糠平富士山頂で昼食＆コーヒータイム。天気が崩れるためすぐに出発。

8/18 13:15

既にガスに囲まれ、先が見えない。しかも雨がポツポツ。

8/18 14:38

新登山口まで無事に駆け降りる。

8/18 15:00

二つ目の滑床の渡渉は、もう気にせずザブザブ歩く。

8/18 15:09

無事にスタート地点に到着。リベンジ出来て山の神に感謝。

8/18 15:09

坂の次のカーブの平らな所に車を停めたため、最後にもうひと踏ん張り。

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

kazu_VLX

ウペペ-サンケとはアイヌ語で「雪解け水を・出してくる」という意味らしい。
昨年のまさにお盆の時に、小雨の中、途中崩壊した林道を長々と歩き、旧登山口で断念した悔しさを今回無事に晴らすことができた。感無量である。新しくできた短縮コースは、本当に有難く、ウペペサンケ山がとても近い存在になってくれた。登山道を整備してくださっている方々に心からお礼を言いたい。
レコで菅野温泉東コースから西コースへぐるりと1泊で山行されている方がいたが、凄いなぁと感心してしまう。いつかは挑戦してみたいと思うが、夢で終わりそう。