ヤビツ峠〜蓑毛
- GPS
- 02:17
- 距離
- 3.5km
- 登り
- 62m
- 下り
- 501m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備されていた。 途中、ヒルが大発生。 |
写真
感想
このところ天気が良くなく、今日は晴れ間の出そうな丹沢方面に行くことにした。
しかし、秦野駅に着いた時にはいい天気であったが、バスに乗りヤビツ峠で降りると、空はどんよりした雲に覆われていた。
バスの窓から、何人もの人が自転車で坂を登っているのが見え、
ヤビツ峠に着くと、多くの人が集まっていた。
しかし、レストハウスの脇から蓑毛行きの登山道に入ると、誰もいなくなった。
曇っているせいもあり結構涼しい。
木の間から遠くの街並みが見えたが、そこは晴れていて、その向こうに相模湾も見えた。
登山道は整備されているが、山の斜面は急で、上から木や石が落ちてきているところや、さらに下に崩れているところもあった。
最初は広葉樹林帯で、その後針葉樹林となった。
降りるにしたがって日が差し、気温も上がってきた。
登山道を大きく曲がり進んでいくと、下に沢が見え、前に白い滝が見えた。
滝は細いが、結構高さがある。
滝の下に降りられそうなので、降りてみた。
沢の風が涼しく、平らなところもあったので、昼食を取ることにした。
日陰を選んで支度を始めると、親指にぬるっとした感触。
見るとナメクジのようなものが付いている。
ひょっとして「ヒル」?
登山口に「ヒルに注意」と書かれているのを思い出し、慌てて振り払う。
幸い血は吸われていなかった。
これはまずいと、明るいところに場所を移して昼食を取った。
丹沢に来るのは初めてで、ヒルを見るのも初めてである。
足元にいないか気になり、ゆっくりとしていられなかった。
そんな時に、登山道の方から女性の悲鳴が聞こえてきた。
会話からヒルが付いていたらしい。
もしかしてと、ズボンの裾をあげ、靴下を下ろしてみると、小さなヒルが吸い付いていた。
手でたたき落とすと、今度は血を吸われていた。
ここに長居はできないと、荷物をまとめ退散することにした。
ところがこれは始まりであった。
登山道に戻り歩き始めたが、靴を見るとヒルが付いている。
最初は大きなヒルに目が行っていたが、よく見ると小さなヒルが何匹か付いている。
払い落として足早に歩き始めるが、気になるので少し進んで靴を見るとまた付いている。
まさにヒルの巣窟である。
少し進んでヒルを払い落とし、また少し進んで払い落としの繰り返しであった。
そこは湿った枯葉が多いところで、ヒルには良い場所だったのだろう。
やっと、枯葉の少ないところに来たが、ここにもいるのではないかと疑ってしまう。
ちょっとヒル恐怖症になってしまった。
降りるにつれて、気温が上がり汗びっしょりになっていたが、ヒルのおかげで暑さも忘れていた。
蓑毛バス停につくとそこには日影がなく、さすがにトイレの脇の日陰でバスを待った。
沢は好きなので丹沢に期待していたが、ヒルの洗礼に会い、また来る気持ちはヒルんでしまった。
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