【飯豊連峰】丸森峰〜飯豊連峰合同保全作業

2022年09月10日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.4km
• 登り: 1,191m
• 下り: 1,191m

コースタイム

飯豊山荘前登山口04:39〜06:35夫婦清水〜08:11丸森峰手前資材置場〜09:01保全作業開始〜保全作業終了〜昼食休憩〜作業現場の「振り返り」12:47〜15:32飯豊山荘前

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

丸森尾根は段差の大きい箇所等があって登りにくいですが、大勢の参加を得た今回の保全作業で、何箇所か劇的に改善されました。

写真

9/10 3:53

山形県は小国町なる天狗平。天狗平ロッジに午前4時集合。それぞれに受付を済ませます。
事務局、及び統括の井上氏から、大まかなオリエンテーションを頂戴して・・・

9/10 4:39

ヘッデンを頼りに、丸森尾根に取り付きます。

9/10 5:33

梶川峰が輝り出すと・・・

9/10 5:35

こちらにも、お日様のご挨拶。

9/10 5:42

足取りも軽く。

9/10 6:29

夫婦清水で、ひと息。
私の所属する2班の皆さん。

9/10 7:27

さて、現場への道程はまだまだ。

9/10 7:39

今日は天気が良くなりそう。

9/10 8:11

昨年、荷上げされた資材が置いてあるベースに到着。

9/10 8:38

土嚢袋等の資材や、前もって支障木が伐ってありましたので、それぞれをザックに、また、手に持ち、現場へと上がります。

9/10 9:01

人に比肩する大きな段差です。1班の人たちはこの手前の現場で作業に着手しましたので、2班はこの段差に取り組みます。

9/10 9:11

まずは、洗堀によってできた段差に笹や柴、支障木を敷き詰めます。

9/10 9:32

3班のみなさんや、作業を終えた1班のみなさんの応援も得て、どんどんはかどります。

9/10 9:34

ある程度のかさになったら、支障木のしっかりしたものを切断し・・・

9/10 9:40

かすがいで組み合わせて強化。

9/10 10:15

出来たすき間を小枝や、ヤシ繊維、土嚢で埋めます。

9/10 10:25

体重かけて？

9/10 10:35

完成です。
ビフォーアフター〜「なんということでしょう・・・」、一体、あの段差は何処へ？

9/10 10:35

みんなで踏みしめ・・・

9/10 10:38

少し上の、3班の現場へ。

9/10 10:47

土嚢の運搬をお手伝い。土のうがつみあがると、こちらも完成。

9/10 10:50

作業を終えた1，2，3班はさらに上部、地神北峰への斜面で作業しておられる4班を応援するために上ります。
丸森峰に起てば、地神北峰のねぎらいエ〜ル。

9/10 10:50

現場へ。

9/10 11:05

途中の沢で、上からリクエストのあった土嚢づくりに汗し、それから4班の現場へ。
ここではガリー浸食部に笹を敷き詰め、土砂を入れた土嚢で上から押さえ、笹ダムを造る工法を施しています。

9/10 11:09

9/10 11:10

9/10 11:11

9/10 11:13

9/10 11:20

さらに、その上では、水みちを施して水流をコントロール。

9/10 11:26

作業を終えました。
最上部の現場より、「振り返り」と称して、班長さんに作業の意図や、施工の成果についてお話しいただき、質疑応答となります。

9/10 11:39

4班の現場を後にし、その下の見晴らしの良い処で休憩、ランチタイムに。

9/10 12:03

みんなで集合写真。みんな、ミッションを果し終え、喜色満面。
飯豊のさやかな風が吹き渡ります。

9/10 12:11

休憩を終え、下部の現場へ。

9/10 12:14

地神北峰の笑んだ顔。「ご苦労様」。

9/10 12:18

3班の現場でも同様に。

9/10 12:37

2班の現場でも、班長さんが意図や施工の成果を報告、そして、質疑応答。

9/10 12:47

1班の現場。

9/10 13:03

「振り返り」を終え、いよいよ、下山です。

9/10 13:19

倉手山から、ねぎらいエ〜ル。「お疲れ様」。

9/10 13:31

お喋りに花を咲かせながら。

9/10 14:54

梶川峰からも、ねぎらいエ〜ル。

9/10 15:32

飯豊山荘前へと転げ落ちれば？下山終了です。

9/10 15:41

天狗平ロッジに居合わせたメンバーと、記念にパチリ。
「お疲れ様でした」。

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

感想

ゲスト

登山道の保全/整備のミッションです。縁あって末席を汚させて頂いている『飯豊連峰保全連絡会』、同会の合同保全作業が、丸森峰の手前とその少し先で実施されることとなり、非力ながら、参加させて頂きました。
大きな段差があって厳しい登りが強いられる丸森尾根。今回、たくさんの方々の善意、ご愛労が実って、その内の何箇所かが劇的に改善されました。どうぞ大事に、大切にご利用なさってください。
この尾根に限らず、飯豊の保全にはたくさんの方々の愛と善意とロマンとが注がれています。登山道に足を踏み入れる時、ちょっとでも、そのことに思いを致していただければ、幸いです。
参加されたみな様、お疲れ様でした。

詳しくは、拙ブログ『あるく』↓参照。
https://bot-naz1.hatenablog.com/

コメント

ha2311

お疲れ様でした。
上部振り返り時井上さんの、笹の刈り方にも意味があったのね、と大いに頷きました。土嚢担ぎしながら作業してる！！実感がありました。
久しぶりにお目にかかり、嬉しかったです。
来年こそは、打ち上げしたいですねぇ！

ゲスト

ほんと、お久しぶりでした。お互いに疲れましたね。
当日は緊張して？見栄を張っていても？寄る年波、翌日にどっと体にきます。（笑）
そう、私みたいに衝動的に刈るのと違い、HZUさんは確り意図的ですね。「此処を刈ったのは歩いてもらうためじゃないよ、歩くんならこっちだよ」、とのメッセージが刈り痕にありありですから。
いやぁ、でも、飯豊は全力投球！久しぶりにいい汗をかきました。
保全は起ちあげから、「楽しさ」がもっとう、懇親の機会がないのは、やはり、何というか、ちょっと･･･。（笑）
どうぞ、これからも、元気に山を闊歩してください！

akujikiturishi

はじめまして
登山道の保全/整備、ご苦労さまでした。
ありがとうございます。
おかげさまで、先日丸森から飯豊連峰に登りましたが、大きな段差を補正した部分とか芝を刈った迂回路等、歩きやすくなっていましたので、快適に登ることができました。

ゲスト

akujikiturishiさま。
ご丁寧なコメント、ありがとうございます。
私など非力も非力、邪魔にならぬようウロウロしていただけですが、それでも、大勢でやると足し算以上のことが出来ますね。
飯豊が、あこがれの山としていつまでもあり続けられるよう、こうした保全という尊い志が形となる機会が備えられますよう、また登る方々にもちょっとした心遣い、愛情でいいですから登山道に注いで頂ければと、願ってます。