うまくたの路、いっせんぼく 〜コスモスと泉〜
- GPS
- 03:44
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 21m
- 下り
- 28m
コースタイム
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 3:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
※JR久留里線は交通系ICカードは使用できません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所等はなしです。 |
写真
感想
木更津市の内陸部に「うまくたの路」、「いっせんぼく」がありますが、その地にコスモス、湧水、万葉歌碑を訪ねました。これだけでは歩き足りなく、妙泉寺にも足を伸ばしました。
電車の発車時刻までの間を利用し、駅横のJA農産物直売所「うまくた」で新鮮な野菜を買い、早速、夕食の食卓に並べました。
花と水と万葉の歌を堪能し、うららかな秋の半日を過ごしました。
なお、この地は、かつては宇麻具多(うまくた)と称し、万葉集にも詠まれた歌枕であり、その「うまくた」が転じ、今の「馬来田・富来田(まくた)」の地名になったそうです。
【備忘録】(現地の案内板などから)
1.いっせんぼく
「いっせんぼく」とは、ハンノ木湿原の奥にある崖線沿いの湧き水の名称であり、「いっせん」とは数の多いことを、「ぼく」とはボクボクと音を立てで清水が湧き出ている様子を表している。
2.妙泉寺と梵鐘
妙泉寺は継巌永胤(けいがんえいいん)が鎌倉時代に開創したと伝えられている古刹である。梵鐘は、室町時代の長録3(1459)年の在銘となっているが、鎌倉時代の様式であることから、千葉県有形文化財に指定されている
この鐘には刀で斬りつけたような傷があり、これにまつわる不思議な話が残っている。その昔、佐是の八幡さまの鐘から、夜な夜な牛の鳴き声のような異様な音がするので村人が気味悪がっていると、ある豪傑が「これは化け物だから、退治してやろう」と刀で斬りつけた。しかし、異様な音は一向に鳴り止まず、そこへたまたま通りかかった継巌永胤がお経をあげると音はぴったりとやんだ。継巌永胤が妙泉寺に戻って数日後、門前に牛のようなものが寝ていたので、そばに寄って確かめると、あの梵鐘であった。「これは牛の化身に違いない」と断じ、梵鐘を寺に大切に保管したという。
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