冠雪の富士を期待した裏山散策だったが...

2022年10月20日(木) [日帰り]

天候

秋晴れ

アクセス

自宅からの周遊

写真

平山城址公園へ近づくと上空にジェット機　昨年撮影したのと似ている様な気がして慌ててカメラを取り出しました

これがその写真　全く違いました　ハワイアン航空　AIRBUS A330-200です　綺麗な機体でしたのでもう一度見たいと思っていました

何時もの定点撮影　高尾山とその斜め下に高尾山ビアマウント　ここからは富士山は見えません

平山城址公園六国台へ向かう道にはイヌタデ(犬蓼)が沢山咲いていますが希少感がありません　犬が付いているから？

平山城址公園野猿の尾根道ではノコンギク(野紺菊)　紺が付いてはいますが白い花もありここでは白ばかりです

同じく野猿の尾根道に咲くオケラ(朮)　これがキク科の花とは...

オクモミジハグマ(奥紅葉白熊)かと期待しましたが肝心の紅葉のような葉がありません　カシワバハグマ(柏葉白熊)でしょうか　

平山城の城主である平山季重(すえしげ)を祀る平山季重神社　昔はここから富士山が見えていましたが木に覆われて今は見えません

東京薬科大学の構内のアオツズラフジ(青葛藤)の実　好きな色の実なので先週に続き再度撮影しました

東京薬科大学の薬用植物園手前の斜面にやっと咲いたセンブリ(千振)

お湯に千回も振り出しても苦味が残る胃腸薬　センブリは5枚花弁が最も多いが6枚や4枚など色々

これは赤紫千振？　いえ　多分咲き始めはこんな色をしていてその内白色になるのでしょう

さあ　学外の人間なので記帳して薬用植物園に入園です　学内に入る際にも記帳が必要です　入園は火曜日と木曜日だけ

アマチャヅル(甘茶蔓) の実　 アマチャヅル茶は葉や茎を乾燥させたものでこの実が利用されることはない

サラシナショウマ(更科升麻)　ちょっと開花が遅い様な気もしますが沢山咲いていました

ハブソウ(波布草)　美容健康茶としておなじみのハブ茶はこのハブソウや エビスグサの種を原料としたもの

ベルガモット　ミカン科ミカン属の常緑高木樹の柑橘類　アロマテラピーや香水、紅茶の香りづけとしても利用されている

先週に続きヒキオコシ(引起し)　やっとこの花の美しさを確認出来る様になりました

ハナトリカブト(花鳥兜)　特に根は猛毒だが漢方では塊根を「附子」と呼び鎮痛、強心、効リューマチの治療に用いる

アズマレイジンソウ(東玲人草)　ヤマトリカブト等と同じトリカブト属　長い間休園だったのでここに咲くことをすっかり忘れていました

シロヨメナ(白嫁菜)　自然観察路の最上部付近に咲いています　この近くにキッコウハグマ(亀甲白熊)が咲くのですが未だでした

ミカエリソウ(見返草)　実は薬用植物園での本日の期待はセンブリとこのミカエリソウだったのですがもう少し時間が掛かるみたいです

その近くにあったテンニンソウ(天人草)立札　しかしこれはシロバナツクシミカエリソウ(白花筑紫見返草)かも知れません

ナギナタコウジュ(長刀香需)　そり返った花の穂がナギナタに似ておりシソ科の植物特有の強い香りがある

平山城址公園平山季重(ひらやますえしげ)の道に沢山咲く様になりました　一昨年は確認出来ませんでした

何故かこの花が好き　最初に見つけたのは高尾の日影林道でしたがここのも充分に綺麗です

さて今日は平山城址公園の展望広場から冠雪の富士山が見れるかと期待していたのですが　残念！　未だお預けでした

何時もと変わりない様相の大岳山　未だ秋なので天気が良くても霞んでいます

(番外編 小宮公園)
ノダケ(野竹)　茎が分枝することが少ないので野に生える竹に見立てたと言うがこれは分岐しています

(番外編 小宮公園)
ヤマトリカブト(山鳥兜)　小宮公園ひよどり沢では今年も沢山の花が咲きました

(番外編 小宮公園)
シロバナホトトギス(白花杜鵑)　ホトトギスの白花種

(番外編 小宮公園)
イシミカワ(石実皮)の実　ピンク、赤紫色、青紫色、青色と変化し、その色彩の変化は美しい

感想

ランツベルク

先週に続き裏山(平山城址公園)と東京薬科大学散策です。

今日は久し振りの晴天で少し汗ばむ程でしたが狙いのセンブリとナギナタコウジュの開花を確認出来たので大変満足出来ました。

富士山の冠雪を見れるかと期待していたのですがここからは富士山の東斜面を見ることになるので残念ながらこの天気で解けてしまったのでしょう。

番外編の小宮公園は望遠レンズ持参で鳥狙いだったのですが全く成果無しでした。アップした写真は望遠での撮影なのでかなり離れての撮影で少し変かも知れません。

Landsberg