丹沢三の塔秋の訪れ
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 491m
- 下り
- 487m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
菩提峠は季節が良い春、秋には早い時間ですぐに満車になってしまいます。なので車はあきらめ、原付で来るようにしています。今日も原付、ポカポカ陽気で走っていても全く寒くなく、風切って走ると心地よかったなあ。またこの時期、ヤビツ峠までの林道は、お花がいっぱい。途中下車して、お花の写真撮りながらで、30分で行けるところ、1時間もかかり、さらに出発も遅くなってしまった。
さて菩提峠は初夏からヒルがものすごく、油断するとすぐに取りつかれたのだが、この時期になると、さすがにあまりヒルは出ないみたい。すこしガサガサ入って、試してみたが、取りつくヒルはいなかった。
菩提から二の塔尾根までは林道歩き。富士見峠からの道との合流点から尾根にとりつく。今日のお目当てのお花はまずセンブリ。目を凝らして個体を探すが、なかなか見つからなかった。季節的にずれてるのか、目が悪いのか、はたまた激減してるのかな???やっとこ、1輪だけ開花したセンブリ発見。早いうちに見つけられると、すこしプレッシャーなくなります。しかしその後も、過去にたくさん咲いてた場所を、探していくも、数株しか見つけられなかった。しかもまだつぼみ状態。少し時期がはやすぎるのかなあ。
一方リンドウは、ちょうど見頃で、いっぱい咲いてたので、リンドウ三昧でした。リュウノウギクとかも、ぽつぽつ咲いてるけど、まとまってないのでちょっと残念。トリカブトはもう終盤ですかね。ホトトギスは咲き残りあるかと思ったけど無し!
表尾根でもプチ秋色はいろいろ見られて、秋の道もなかなか良かったですね。漆やドウダンやリョウブの色づき、まゆみの実、尾根にひろがるススキの穂。紅葉の名所のようにはいかないけれど、秋色へと変わりゆく季節の移ろいを感じて歩けます。
二の塔に着いたのは1時ごろで、いつもは三の塔でお昼にするけど、お腹すいてしまったので、今日は二の塔でお昼にしました。残念ながら富士山はすでに雲の中でしたね。こんな時間に富士山を望むのは虫が良すぎか。三の塔の休憩舎はくっきり青空に浮き出て、良い眺めでした。食後三の塔に向かいますが、この間のセンブリも、蕾をつけた数株しか見つからず。この辺りは個体数が激減してるかも。
三の塔でゆっくりして周辺を散策しました。ドウダンのプチ紅葉がきれいで、表尾根の色づきとしては、なかなかどうして、捨てたものではない色づきでした。ウメバチソウやダイモンジソウも終盤で、開花したものはわずかでした。これらもセンブリと同様に、以前と比べてどんどん少なくなっている印象です。鹿の足跡が頂上付近の稜線にいっぱい残っており、鹿害が影響しているかもしれません。なんとか環境が維持されて、残っていってほしいものです。
今日はお花がゆっくり見れて、のんびりと山を満喫、行動した時間帯が遅かったこともあって、劇混みという印象はなく、静かな山旅を楽しめたのも、良かったです。また時期を変えて、見ていきたいですね。
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