北八甲田 仙人岱
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2004年11月の天気図 |
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感想
先週の高田大岳に続いての八甲田。泉さんの誘いに応じて入山。台風並みの低気圧の通過した後なのでさぞや雪も積もったのではと期待したが、新雪が4〜5センチのみ。
万一のためワカン、スノーシューをザックにつける。先週よりは、気温も下がって冬を実感。酸ヶ湯温泉へ2.2kの標識で一休みしていよいよ地獄湯ノ沢に入る。背中から強風が体を押してくれるのはいいが、突風に体が歩道から大きく外されたりする。歩道は岩がごろごろしているし、木道は滑りやすいので油断ができない。南八甲田の山並みが遠くに望めるのだが、小雪を伴った雲がしきりに移動してきては山を隠したりする変わりやすい空模様だ。小屋への分岐には、青竹に赤旗が高く掲げられている。毎年立ててくれている方には感謝感謝だ。
小屋へ入ると、室温は、−4度。ストーブに火を入れて休んでいると、前さんが大岳に行くという。泉さんが同行する。小さん、成田は残る。4〜50分して、冬山でよく会う面々が入室してきた。教授、佐女史、竹さん、それに小さんだった。別々に来たのだが、途中で一緒になったのだとか。少し遅れて、大岳から、前さん、泉さんが帰ってきた。山頂まで登ってきたとのこと。ナカナカの元気である。昼食を採ったあと、それぞれ下山して行く。室温は6度まで上がっていた。前さんは一足先に下山。最後に小屋を出ると、大岳、小岳、高田大岳がはっきりと目の前に午後の陽に眩しい姿を見せてくれる。地獄湯ノ沢の下りは、強風だけで、氷雪つぶてを顔面に当てられることもなく助かる。酸ヶ湯温泉近くになり、先週見た刈り払いの道を辿ると、酸ヶ湯沢まで続いていた。森林管理署の境界標識が付いていたが、今のところ何のための刈り払いかは不明だが、酸ヶ湯温泉への水道敷きではないだろうか。
短い時間だったが、冬山を体験できてよかった。ありがとう。
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