瑞牆 トムソーヤの冒険
コースタイム
瑞牆山荘 7:40 - 富士見平小屋 8:10 - 10:00 取りつき11:00 - 14:30 山頂 15:00 - 瑞牆山荘 16:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
瑞牆本峰南壁にある「トムソーヤの冒険」。
正式には瑞牆山本峰・南壁下部左岩峰洞穴ルート・下部だるまフェイス・上部フェ
イス継続。
クラシカルなルートで登山大系にしっかり掲載されてます。
洞穴ヘッデン登攀、木登り、クラックとアドベンチャーなルートです。
ビレイ点ふくめすべてカム、ナッツ、ナチュラルプロテクションで登れるのも魅力。
アプローチ:
瑞牆山荘から富士見平経由で山頂に向かう登山道をテクテク。大ヤスリ基部付
近で右に入っていきます。よく見るとテープがあったりします。
迷わなければ 5-15 分ほどで取りつきに到着。
踏みあと、テープがよく見るとあります。
我々はいろいろ迷って左岩峰を超えて右岩峰までいきましたが、右岩峰は頂上に
烏帽子上の岩がみえるのですぐわかります。
■ルート詳細
1P 目(kono)
さっそく洞穴へ突入していったが予想以上に難しく違うらしい。
テープが張られた木の横をみると木登り + 3 級程度の岩がありました。
こちらから再スタート。
本当の洞穴手前でビレイ。
2P 目(yhiro)
今度こそヘッデンをつけて洞穴へ突入。
最初の 2m ほどワイド。濡れていて難しい。ザックはおいて空身でトライ。
何とか #3,#4 を差し込み、A0 で上のチョックストーンをつかむ。
反対側の壁に足を突っ張ると楽になる。
洞穴を出たところで、カム、ナッツでビレイ。
リード、フォローの荷揚げ後にフォロー登攀。
3P 目(kono)
洞穴すぐ上の岩を超えたところまで、3-4m ほどの短いピッチ。
日の目が見えて気持ちいい。
洞穴ルートは実質ここで終了。
4P 目(yhiro)
すこし左上後にルンゼを上がります。ロープがいらなくなったところで
木でビレイ。
ここからコンテでだるまフェースに上がる。
5P 目(yhiro)
だるまフェースには人工登攀用のピンが見えますが、今回はこの右にある
クラックを登攀。
荷が重いのでリードは空身で。
ハンド-フィストサイズのクラック 20m ほど。岩の凹凸が激しいのでオフ
セットカムになりやすくセットがすこし難しい。
クラック終了部のピナクル付近でセルフビレイを取り荷揚げ。
ピナクルからクライムダウン、チョックストーンでビレイ。
クライムダウン部分はトラバースするはずだが難しい。
なんらかの工夫がいるはず。
だるまフェースも実質これで終了。
残りは 2-3 級ほどの岩場を適当にロープを伸ばしていくと頂上に飛び出る。
■反省点
きょうはカム、ヌンチャクを落とした(すべて回収したのであしからず)。
下山時にはよく足を滑らした。すこし岩、山から遠ざかったせいか。
荷揚げの時は、あげる側のロープをクリップしてしまうと悲惨なことになる。
今回はたまたま片方のロープをフリーにしていたので助かった。クラックでの
2 回目の荷揚げのときにはもちろん注意しました。
そのほかとりあえず荷物が重すぎ。荷物はフォローにすべて預けてリードは空身
で登攀するなどの作戦を考えておくべきだった。
■ギア
事前によくわからなかったので #0.1-#4 まで 2-3 セット程度 + ナッツを持参。
重かった。
ナッツ、カム #0.5-#4 まで 1 セット + #1-#3 を追加 1 セットで登れそう。
#5 or #6 があると洞穴部分が少し楽になるかも。
マイクロトラクションをたまたま持参したが、荷揚げに非常に役に立った。
洞穴抜けてから無理矢理這い上がったけど、他の記事を読むと左の暗く狭い洞穴に再び入るみたいだね。まぁ短い1-2Pみたいだけど。
間違いも含めて冒険チックだったということで。
探すとまだ登りたくなるルートがでてきますね。
いつか私もご一緒させてください!!
きみ
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