北八甲田 大岳、小岳

コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2005年03月の天気図 |
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写真
感想
早出の出発。八甲田は黒い雲の中。下界は青空も見えているのに。次第に良くなるとの予報に期待しながら酸ヶ湯温泉ヘ向う。酸ヶ湯の駐車場は空っぽ。
クラスとした先日のトレースを辿る。足さんはスキー、靴とも新調してのトライ。山さんは、いつものスノーシューだ。足さんは、三度目で晴れた八甲田登山となる。これまでの寒さと、ラッセルの登山ばかりにへこたれもせず次第にのめりこんできた。ゆっくりと休み休みしながら、あたりの景色を眺めながら登る。仙人岱の小屋は三人だけの貸切。早立ちなので昼食タイムとする。昼食を採っている間に、外は素晴らしい上天気となっていた。前回吹雪で断念した小岳に再挑戦。南八甲田の山並みもはっきりと展望できた。下りは、大岳ルート□78番に下りて、シールを張り大岳避難小屋を目指す。
竹の誘導ポールは、大岳の斜面をトラバースしている。環状ルートの指導標はその竹ポールの下側に、更にその下側に大岳コースの指導標が付けられている。大岳の斜面の雪崩を警戒して大回りに付けられているように思われる。小岳、高田大岳、雛岳の向こうに八幡岳、左手には烏帽子岳まで遠望できた。万年雪の雪庇を巻いて上がる時、佐さんが追い越して行く。相変わらずのスピード登山だ。我々は小屋に入って小休止する。仙人岱の小屋と違い暗くて寒い。ゆっくり休んでいられない。トドマツ帯を過ぎてからシールを外す。足さんは、シールを付けての下りにまだ慣れないらしい。○140番付近からの滑降地点からは、指導標のコースを下る。山さんは、今年の竹ポールどおりに下る。毛無岱までは圧雪されて滑り良い雪だったが、鍋壊し、湯坂の斜面は、西斜面のため、腐ってスキーが埋まるほどの悪雪だった。足さんは、初めての登山靴でのスキーに少し難儀したでしょう。
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