北八甲田 小岳

コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2006年02月の天気図 |
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写真
感想
今日の好天を利用して、灯油の荷揚げに向かう。前夜、山さんに協力をお願いするとOKと即返事。10リッターポリ缶を古いザックに入れ背負う。山さんのザックにペーパーを4個。来月お出でになる小さん御一行の遠方来のお客さんにしてやれるのはこれぐらいだ。南八甲田連峰の山並みを眺め休憩を取りながらゆっくりとスキーを進める。大岳コース△21番から、東へ直進し地獄湯ノ沢手前の尾根に出る。春になれば、二本の沢も雪で埋まりこのコースが、距離が短く早く地獄湯ノ沢へ出れるのだ。地獄湯ノ沢でスノーシューの山さんがザックを代わって背負ってくれる。頼りがいのある、馬力マンだ。後から登ってきた2、3人に追い越されながらも、ガリガリの沢の源頭を登り、仙人岱を目指す。いつも雪庇の出来るところもすっかり雪で埋まりその面影は全く無い。避難小屋に入ると、ストーブにはまだ半分ほど灯油が入っていたので、‘たがじょ’のポリタンクに移し替えて、三階に上げておく。好天のためか、小屋へ入って休憩する人がほとんどいない。トイレを使用する人が3人ほど入って来たぐらい。テレマークスキーに切り替えた千さんが大岳と硫黄岳を滑ってから小屋で昼食を採る。“なかなかきれいなシュプールが描けない”と話していた。我々も昼食を終えたので、天気がもったいないと小岳に登って展望を楽しむ。樹氷はここ数日の好天で少し崩れだしているが、小岳の樹氷はシッカリしていた。大岳の東斜面にツアースキーヤー連のシュプールと、千さんらのシュプールが見える。硫黄岳にも3人ほど人影が見え、彼等のシュプールも見える。穏やかな春山だが、平日の山は静かだ。小屋に戻り、ザックを回収して下山とする。ガリガリの源頭をどうにか下ると、広い振り子沢の滑降が待っている。気持ち良く右、左、右と登って下る滑りを楽しむ。スノーシューの山崎さんを少し待っていると追い付いて来るので、スムースに酸ヶ湯へ到着できた。ご協力ありがとうございました。
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