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Yamareco

記録ID: 485883
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トレイルラン
北アメリカ

デスバレー国立公園:5時間20分のトレイルラン

2014年07月27日(日) [日帰り]
 - 拍手

コースタイム

行動時間:5時間20分
7:20 Charcoal kilns → 7:49 Mahogany flat → 8:44 稜線のコル → 10:27 Telescope peak 10:49 → 11:53 稜線のコル → 12:22 Mahogany flat → 12:40 Charcoal Kilns
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
飛行機でメキシコレオン空港からロサンジェルス、レンタカーでロサンジェルスからデスバレー国立公園まで移動
コース状況/
危険箇所等
危険箇所特になし。北米で最も暑いエリアですが、Telescope peak(デスバレー最高峰)は、高度により非常に以外涼しかったです。時折流れるそよ風も気持ちいいものでした。
その他周辺情報 Telescope peak(3,454m)はデスバレー国立公園の最高峰です。登山口はMahogany flatですが、今回手前のCharcoal Kilns(2,142m)から出発して山頂のを目指してます。前半はゆっくり上って、後半はゆっくり下る全行程29kmの道のりです。

山頂からの展望は悪くないものの、距離感が日本と違いスケールが大きすぎるのか高度感は期待できません。

水場なし。Charcoal Kilns手前よりダート道となり、これ以降は4駆が推奨されるものの、今回は通常の2駆セダンでも通行可能の様でした。
今回は北米いち暑い言われるデスバレーまでやってきました。
2014年07月27日 16:11撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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今回は北米いち暑い言われるデスバレーまでやってきました。
前日はメキシコからロサンジェルスまで移動し、ロスからデスバレー国立公園から1時間半ほどのRidgecrestで前泊。
2014年07月26日 16:32撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/26 16:32
前日はメキシコからロサンジェルスまで移動し、ロスからデスバレー国立公園から1時間半ほどのRidgecrestで前泊。
早朝、Ridgecrestを出発。途中の道路でなんと通行のパンク!せっせと直しました。電灯もない暗闇で通行車に追突されるのではないかという恐怖はありました。
2014年07月27日 07:43撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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早朝、Ridgecrestを出発。途中の道路でなんと通行のパンク!せっせと直しました。電灯もない暗闇で通行車に追突されるのではないかという恐怖はありました。
さて、デスバレー国立公園に入りEmigrantで右折し、陽も昇り何もない道を進みます。
2014年07月27日 15:02撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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7/27 15:02
さて、デスバレー国立公園に入りEmigrantで右折し、陽も昇り何もない道を進みます。
やがて道路は未舗装道となり、10分強でCharcoal Kilnに到着。ここからは4駆推奨との事で、ここからスタートとします。スペアタイヤがパンクでもしたら一貫の終わりです。
2014年07月27日 09:19撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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やがて道路は未舗装道となり、10分強でCharcoal Kilnに到着。ここからは4駆推奨との事で、ここからスタートとします。スペアタイヤがパンクでもしたら一貫の終わりです。
さて、色々ありましたが,いざ出発!
2014年07月27日 09:21撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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さて、色々ありましたが,いざ出発!
まづはひたすら未舗装道を上がっていきます。
2014年07月27日 09:47撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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7/27 9:47
まづはひたすら未舗装道を上がっていきます。
30分弱で一旦尾根に出ます。
2014年07月27日 09:48撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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30分弱で一旦尾根に出ます。
ここがトレイル出発点のMahogany Flatですね。
2014年07月28日 10:54撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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ここがトレイル出発点のMahogany Flatですね。
登山口はこんな感じ。左の標識からトレイルに入ります。右手は上部の観測場らしき建物に通じる道路です。
2014年07月27日 09:51撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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登山口はこんな感じ。左の標識からトレイルに入ります。右手は上部の観測場らしき建物に通じる道路です。
入り口に登山台帳があったのでYamareco ainuと記載!
2014年07月27日 09:52撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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入り口に登山台帳があったのでYamareco ainuと記載!
トレイルは、巻き道を進みながら高度を稼いでいきます。
2014年07月28日 10:54撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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トレイルは、巻き道を進みながら高度を稼いでいきます。
巻き道を右手に巻きながら進んでいくと正面に目指すTelescope peakが現れます。結構距離ありますね。
2014年07月27日 10:22撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/27 10:22
巻き道を右手に巻きながら進んでいくと正面に目指すTelescope peakが現れます。結構距離ありますね。
トレイルは尾根道に向けてひたすらトラバースしていきます。
2014年07月27日 10:22撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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トレイルは尾根道に向けてひたすらトラバースしていきます。
ところどころにこうした高山植物がみられます。デスバレーと言えど、ここは標高2,000m以上なので涼しめです。
2014年07月28日 10:54撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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7/28 10:54
ところどころにこうした高山植物がみられます。デスバレーと言えど、ここは標高2,000m以上なので涼しめです。
トラバース道を上がり切って、ようやく稜線に到着。
2014年07月27日 10:44撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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トラバース道を上がり切って、ようやく稜線に到着。
ここからは尾根道でだいぶゆるやか。稜線も小ピークを巻くように進んでいくので負荷は非常に少ないです。
2014年07月27日 10:48撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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ここからは尾根道でだいぶゆるやか。稜線も小ピークを巻くように進んでいくので負荷は非常に少ないです。
まだまだTelescope peakは先です。
2014年07月27日 11:06撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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まだまだTelescope peakは先です。
眼下に砂漠地帯を望みます。
2014年07月27日 11:08撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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眼下に砂漠地帯を望みます。
さて、最後の上り返しがジワジワ始まります。
2014年07月27日 11:22撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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さて、最後の上り返しがジワジワ始まります。
遠い彼方に海抜を下回るBad waterが見えます。余りに規模が大きすぎて思いのほか高度感がありません。
2014年07月27日 11:54撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/27 11:54
遠い彼方に海抜を下回るBad waterが見えます。余りに規模が大きすぎて思いのほか高度感がありません。
最後はなかなかの上りです。つづら折りの上りを経てピークを迎えます。
2014年07月28日 10:54撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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最後はなかなかの上りです。つづら折りの上りを経てピークを迎えます。
てっぺんに来ますが、telescope peakは双耳峰で奥のピークが最高点でした。ようやく山頂到着!
2014年07月27日 12:27撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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7/27 12:27
てっぺんに来ますが、telescope peakは双耳峰で奥のピークが最高点でした。ようやく山頂到着!
山頂からの展望です。一応、標高は3,300mあります。
2014年07月27日 12:29撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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7/27 12:29
山頂からの展望です。一応、標高は3,300mあります。
下部の砂漠地帯はこんな感じ。
2014年07月27日 12:30撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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下部の砂漠地帯はこんな感じ。
山頂碑はありませんでしたが、記帳できるノートがおいてありました。ここで思い思いのコメントを記載します。
2014年07月28日 10:54撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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7/28 10:54
山頂碑はありませんでしたが、記帳できるノートがおいてありました。ここで思い思いのコメントを記載します。
さて、少し休んでくだりに入ります。
2014年07月27日 12:30撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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7/27 12:30
さて、少し休んでくだりに入ります。
前半は抑え気味でしたが、後半はジョギングペースで下りを楽しみます。
2014年07月27日 13:08撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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7/27 13:08
前半は抑え気味でしたが、後半はジョギングペースで下りを楽しみます。
まだまだ先は長いですが、ゆったりした勾配を楽しみつつ先を進みます。
2014年07月27日 13:10撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/27 13:10
まだまだ先は長いですが、ゆったりした勾配を楽しみつつ先を進みます。
なかなかスケールが大きいのかなかなか景色が変りませんね。
2014年07月27日 13:21撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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7/27 13:21
なかなかスケールが大きいのかなかなか景色が変りませんね。
尾根の巻き道を抜けます。
2014年07月27日 13:40撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/27 13:40
尾根の巻き道を抜けます。
しばらくすると、尾根のスタート地点に帰着。山頂から1時間くらいかな。
2014年07月27日 13:48撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/27 13:48
しばらくすると、尾根のスタート地点に帰着。山頂から1時間くらいかな。
さて、最後は一気に下りのトラバース道を抜けます。
2014年07月27日 14:12撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/27 14:12
さて、最後は一気に下りのトラバース道を抜けます。
だいぶ下りてきました。マツ系の木が目立ち始めるとラストです。
2014年07月28日 11:16撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/28 11:16
だいぶ下りてきました。マツ系の木が目立ち始めるとラストです。
ようやく登山口に到着。このMahogany flatから往路は3時間弱でしたが、戻りは1時間半でした。
2014年07月27日 14:22撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/27 14:22
ようやく登山口に到着。このMahogany flatから往路は3時間弱でしたが、戻りは1時間半でした。
さて、最後のダート道。Charcoal Kilnsまでラストのジョギング。終盤は陽も出てきて結構暑さが出てきました。お疲れ!
2014年07月27日 14:41撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/27 14:41
さて、最後のダート道。Charcoal Kilnsまでラストのジョギング。終盤は陽も出てきて結構暑さが出てきました。お疲れ!
おまけ:デスバレーでもここは余り人が訪れないのか車はほとんど走ってませんでした。
2014年07月27日 15:30撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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7/27 15:30
おまけ:デスバレーでもここは余り人が訪れないのか車はほとんど走ってませんでした。
おまけ:Charcoal kilnsに残る100年以上前の石炭炉です。
2014年07月27日 14:42撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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7/27 14:42
おまけ:Charcoal kilnsに残る100年以上前の石炭炉です。
おまけ:ふむふむ、これを建てたのは1870年代にの中国系移民だったんですね。
2014年07月28日 10:54撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
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7/28 10:54
おまけ:ふむふむ、これを建てたのは1870年代にの中国系移民だったんですね。

感想

さて、またアメリカ西部にやってきました。流石に日帰りはできませんが、メキシコから近いので便利です。今回は、家族がメキシコに来るので、ランデブー前にひと遊びしに来ました。

旅の出発は26日に遡ります。この週は、仕事で出張が重なり多忙な週でした。まともな準備もできず体調も揃わないまま、メキシコレオン空港からロサンジェルス行きの便に乗り込みます。ロサンジェルス到着午前9時。
その後、レンタカーを借りて大急ぎで日本食スーパーで買出しを済ませた後、デスバレーに比較的近いRidgecrest市に2時間かけて移動。デスバレー公園までまだ距離がありますが、ここが今回のベースキャンプです。

翌朝、午前3時過ぎに出発。
28日月曜日は家族とロサンジェルスでランデブーだったため、できる限り早い時間に撤収する必要があり急いだつもりですが、痛恨のパンク!暗闇の中、通行車両に怯えながら15分でタイヤ交換。スペアでデスバレー国立公園のダート道を乗り切れる自信はありませんでしたが、ここまできたらやるしかない、そんな思いでした。

その後、ペースを落としながらダート道もこなし、何とか登山口に到着。登山客らしき人すらいないなかCharcoal Kilnsを午前9時半前に出発。いざ、走り出すと、少しずつですが山に集中することができるようになり、心も落ち着きだしました。

最初は、山肌をトラバースしていきます。遠い彼方には海抜0mを下回るBad waterを臨みます。ここは、既に標高が2,200mあるため、デスバレーにしてはとても涼しい環境です。太陽に雲が覆われていたのも幸いでした。

トラバース道を抜け、一旦稜線に出ます。少し休憩し、先を進むとゆったりとして気持ちの良いシングルトラックが始まります。ここ最近、ジョギングすらままならなかったため、思いのほか簡単に疲労がにじみ出てきます。ゆったりしたシングルトラックの後は、最後の上り返し。太陽が顔を出し始めてきたのはこのころ、少しずつですが、暑さが気になりだします。

山頂到着五山10時半。デスバレー最高峰(3,454m)ですが、特に山頂碑もないのんびりとした無人の頂上でした。
この山頂、展望は悪くないのですが、周辺のスケールが大きすぎて、見渡す向こうの標高差が3,000m超という感覚が沸きません。高い山のはずですが、アメリカの広大さで高度感が失われているようです。

山頂で小休憩し復路開始。後半はひたすら下りです。途中、中高年3人と通りすがったのみで、あとは無人でした。
終盤は太陽が照り始め、暑さが増してきましたが、ピークに達する前にMahogany flatに到着。そのまま、ダート道を下りCharcoal flatに帰着。お疲れ!

だけど、最後はどちらかというと、スペアでRidgecrestまで帰り着けるか、ロスで家族とランデブーできるか、そんなことばかり考えてしまいながらの山行となってしまいました。
もっと山を楽しまなくちゃね!

追記:結局、デスバレーからRidgecrestまで無事スペアタイヤで帰着、更にロスまでもスペアタイヤで移動しました。結局、500kmをスペアタイヤで移動するという無茶を何とかやってのけました。

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コメント

ナイスラン。
おはようございます。
仰られているように、景色のスケールが大きいですね
写真だけ見てると走って登れそうに見えるけど・・・。
標高を考えると厳しい感じですね

山遊びもナイス
でもスペアタイヤ移動にビックリ インパクト大!ですねw
2014/8/3 6:54
500kmをスペアタイヤ!
ainuさん、それはひやひやでしたね。

最近走っていなかったといっても、28キロ、標高差1300mを5時間20分ならとっても速いですよ 景色的には日本の山に比べると今一つ変化に乏しい気がしますが、走った感じはどうだったでしょうか。

ところでご家族がメキシコに来られて良かったですね。メキシコの生活、皆さん楽しんでいますか
2014/8/4 18:43
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