南八甲田 逆川岳・横岳
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2004年03月の天気図 |
---|
写真
感想
前岳以来という澤さんも参加して4人となる。熊さんはスキーを持参。緩斜面がほとんどの山だからとスキーを勧めていたのだ。
大橋の駐車場からの急斜面はクラスとしていて始めての人には気後れしそうな所だし、滑落すれば、道路まで落ちたり、途中の木にぶつかったりと災難をこうむることになる。テレマークスキーだがワイヤー締め具なのでしっかり靴が固定されてはいるが、トラバースでの滑落を避けてなるべく直登させる。登りきってホッとする。風下側は、新しい雪が10センチほど積もっていたがラッセルはないに等しい。初めてのシール登行にも臆せずに付いてくる。
城ヶ倉渓谷沿いから眺める北八甲田の景色に感嘆の声を上げながら逆川岳に向かう。頂上部の雪原は風があったので、横沼側斜面に風をよけツエルトを張り早めに昼食とする。ここからは南八甲田の山並みが一望だ。ツエルトの中は、陽が差すと暑いくらいだ。私はまだ胸が痛く力が入らないので、整地や、穴掘りと三人が協力して張ってくれた。2時間近く過ごしてから横岳に向かう。駒ヶ峰に居るだろう奥さんたちの姿は肉眼では無理だった。スノーモービルが今日もまた爆音を上げ横岳の斜面を登り下りしている。私たちが山頂に向かうと、スノーモービルはどこかに散っていった。シールを外していよいよ滑降だ。凹凸のない北側の湿原地帯を選んで滑る。熊さんが順調に滑降している。心配したほどでなかった。くの字湿原をすべり、いよいよ樹林帯に入ったが、ボーゲンでゆっくり滑降して来る。最後の、駐車場に降りるクラストした急斜面では心配したが、斜滑降でゆっくり降り無事スキー行を終了。泉さん、澤さんにもサポートしてもらいありがとうございました。おかげさまでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する