北八甲田 仙人岱
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2004年12月の天気図 |
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感想
来週の忘年山行に備えて再度入山する。今さん、小さんも同行してくれる。
酸ヶ湯温泉に着くと、青森労山の8人パーテーが出発の準備をしていた。鳥居のところにはもう別のパーティーがスキーを担いで登り始めている。今さんのザックは大きく膨らんでいる。何が入っているのやら。9日と積雪は変わらない。前回よりブッシュが立ちあがっていて、夏道は歩きやすい。雪はしっかりと踏み固められていてツボ足で登る。しばらく歩いて私はヤッケの上を脱ぐ。雲があり、朝の眩しいばかりの雪景色とは行かなかったが、南八甲田の山々も展望できた。でも山頂部は雲がかかっている。休憩していると阿保さん夫婦が登って来てびっくり。連日の登山にもかかわらず元気いっぱいだ。
地獄湯ノ沢に入ると、硫化ガスの臭いが特に強いところの少し上に、新しく硫化ガスについての注意の立て札が立てられていた。これは、山さんが、下山のときに、白い煙を見て写真に撮り、県に通報したところ立ててくれたとのこと。
仙人岱に入るところで、泊り明けで下山する竹さんと会う。小屋には、亀さんパーティーが初滑りに来ていた。小屋裏の湿原で滑るとの事。毅さん、テレクラの古さんも来る。青森労山は大岳に、ついで阿さん夫婦も大岳に向かう。我々も足慣らしに大岳に向かうが、山は雲の中で展望が期待できない。水場でスノーシューを履く。泉さんだけが大岳に向かう。私は、分岐からトレースのない小岳に向かう。今さん、小さんも小岳に来る。樹林帯に入ると、前日のスノーシューのトレースがあった。三人そろってから即下山。
徐々に雲が晴れてきて山も見え出す。早くも阿さんらが下ってくるのが見える。小屋に戻って昼食。青森労山パーテーが入ってきて満室となる。むつ山岳会の川君も来た。石さんも荷揚げに来た。外にも3〜4人ほど。下山間際に、今春櫛ヶ峰下で会ったご高齢の天さんも大岳の帰りに小屋に寄る。汗びっしょりかいていた。元気のよい方だ。
下山時には、無風。山の雲は晴れたが、空には白い太陽だ。途中で、亀さんパーティーのスキーを担いだ二人を追い越して無事に酸ヶ湯着。今さん、小さんが荷揚げした酒とビールは来週まで凍ることなく大丈夫だろうか。それが心配だ。まだスキーでの登山はぜんぜん無理だ。来週も無理だろう。今回我々4人はスノーシューである。「たがじょ」でもスノーシュー派が少し増えた。
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