北八甲田 仙人岱
コースタイム
12/4 酸ヶ湯温泉10:35―仙人岱避難小屋12:35〜13:40―酸ヶ湯温泉14:23
過去天気図(気象庁) | 2005年12月の天気図 |
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感想
12/3 (曇り時々晴れのち吹雪)前夜、石塚さんから天気が悪そうなので、翌日曜日にしようと電話が来る。風雪模様だが準備済みなので、積雪状況でも見に行こうと出かける。
下に駐車して、登山口まで来ると、後ろから声がかかる。なんと泉さんだった。写真撮影とのこと。先発のスノーシューのトレースをたどるが○15番付近からトレースが左へ大きくずれていたので、いつもの冬ルートを。地獄湯ノ沢へ下りる地点で休憩していると、前方沢の中へ、右岸から先発者が降りてきて登って行く。身支度をし直して沢を登る。雪庇を越えた辺りで、小さんに追い越される。いつ見ても装備服装はシッカリしている。フラッグを5,6本挿しながら二人で小屋へ入る。先発の秋田のボーダー竹さんが独り。少し遅れて目出帽を白くして泉さん、続いて黒石のテレマーカー千さん。下山少し前には、三沢の米人5名が真っ白になって入ってきた。また外は、吹雪になってきたのだ。千さん、竹さんは一滑りに行く。小さんの出た後、完全装備で下山。フラッグを回収しながら雪庇の前で、泉さんにザックの袋に収納してもらう。強風で、直に下降してもスキーが滑ることもないほどだ。今日のような天気でも入山する人があるほど八甲田は憧れの山なのだろう。
12/4 (快晴)八戸からの石塚さんを待って村さん、泉さんの後に入山。今冬も正月を小屋で迎えようと荷揚げをするというのだ。手や足に怪我の故意しょうが残る実にくわえて73歳という老体に鞭打っての意気込みにすごいなと思う。ザックには、他にトイレのペーパーや便器のカバーをくくりつけている。荷揚げするものがあるだろうに私には一つも預けないので、持参した灯油を4リットルザックに入れ二人で入山する。休みながらゆっくり登る。南の櫛ヶ峰に雲がかかったりしていたが次第に晴れる。しかも無風状態の好天気になる。青い空と純白の雪山に吸い込まれるようだ。
沢の中では、新城の竹さんに越され、大岳登頂して早くも下山の弘前労山のメンバーに会う。小屋には亀さん、古さんらテレマーククラブ10名、平賀の5名、秋田の竹さんら4名、大岳から村さんも下山して来た。外にも硫黄岳、大岳に登っているヤッケ姿が見える。泉さんは撮影に忙しいのか、戻ってこないので、石塚さんと二人で下山。駐車場に着くと、大岳を越えて毛無岱を経由して下山して来たというスノーシューの棟さんに会う。年齢は60代に見受けられた。冬山は初めてという丈夫な方である。初心者で雪山を単独でとは驚いてしまった。でも山はいつも天気とは限らないのだからと装備について関心を持って聞いておられた。スキーもやられるようだ。今後山で会うことがあるだろう。
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