北八甲田 大岳
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2004年12月の天気図 |
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感想
5日は、悪天候で中止になっていたので、天気の良い日に入山しておきたいと思っていた。平日は、車が混むことをうっかり忘れていた。103号まで渋滞に会う。雲谷を過ぎると、路側帯には雪が寄せられている。先行の車もゆっくり走っている。雪にまだ慣れていないからだろう。先日、山崎さんが道を後続車両に譲ったところ、追い越し田車が道路脇へ落ちてしまったとか。スピードを落として慎重に車を進める。自衛隊のトラックが数台登ってきていた。スキーの走行訓練だろう。去年もやっていた。
スノーシューを持参したが、登山口付近は柴が邪魔でしばらくツボ足で登る。夏道に前日のトレースがある。酸ヶ湯へ1.2kの標柱からスノーシューを履く。トレースもスノーシューに変わっていた。雲はまだ低く、櫛や、大岳の頂上は雲が次々にかかっている。沢の少し手前で、屈強な男に追い越される。帽子もヤッケもつけていない。しかもツボ足だ。瞬く間に追い越して先に行ってしまった。話をしたいと思ったが、そんな時間を与えてくれそうにない。それにしても頼もしい男だ。沢の源頭も雪を拾ってスノーシューで通した。スキーのトレースがありびっくりする。きっと背負ってきたものだろう。
水場で彼が休んで、ヤッケと目出帽を身に付けていた。水を飲んでから彼のあとを追った。森林限界までの道は少し雪が深かったがなんのそのどんどんツボ足で登って行く。私はそこでツボ足になり登る。スキーのトレースは大岳にも付いていた。鏡沼付近で降りてくる彼に会う。「早いなあ」と言うが反応なし。私が山頂から降りてきたときにはもう仙人岱を歩いていた。別な人かと思ったがやはり彼だった。なんと早い男だ。
水場に着くと二人連れが休んでいた。小屋で昼食を採っていると彼らも入ってきて昼食を採る。室温は−1度。ストーブは使わなかった。木造の方で夫婦らしい。男は森林管理署のOBらしい。腕章をザックにつけていた。寒さに慣れるため今頃入山しているとのことだった。木のワカンを持参していた。一緒に小屋を出たが、私とは大分離れてしまったが、頑丈な男連れなので心配ない。雲はすっかり晴れて快晴となり、気温も上がって沢を過ぎてからは雪も重くなっていた。あと一降りしてくれれば、夏道をスキーで登れるかもしれない。
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