北八甲田 大岳

コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2005年03月の天気図 |
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写真
感想
今日は同行者がなく独りで小岳まで往復しようと入山する。先週までは、大雪でただひたすらラッセルの連続で、ほとんど予定通りの山行が出来ていなかった。
途中まで行くと、西さん、小さんに追い着く。南八甲田の山並みも地獄湯ノ沢付近までは遠望できていた。沢も大雪で浅いハーフパイプ状態までになっている。小さんは、ワカンでがんばっている。ナカナカの馬力である。源頭で、早くも下山する男性に会う。南部弁のがっちりした男性。仙人岱避難小屋の前に、9名のスキーヤーが裏のゲレンデのスキーヤーを見ていたが、小岳の方に登って行った。小屋で休憩して小さんを待つ。行動食を採った後大岳環状のポールを辿って、大岳避難小屋ヘ向う。途中小岳がうっすらと見えたがすぐ隠れてしまう。小岳を下ってくるパーテーの姿も見える。万年雪の大きな雪庇を井戸岳よりから巻いて乗越す。西風に向かって大岳避難小屋を目指す。窓は、板戸が外されていて、中も外の明かりが入って明るい。寒さもあまりなかった。昼食を採った後、小さんはスキーを着ける。滑降地点までのトラバースは西風に向かうので、ゴーグルをつける。吹き溜まりの雪をラッセルするが、先週みたいでない。ツアー者が結構歩いているようだ。でもホワイトアウトで、高低や、自分が動いているのか止まっているのかが判断できない。ポールに近くなったかどうかで判断する。○140番あたりからの滑降地点から、ポールどおりに下る(いつものコースでない)が、いくらもしないで乱雪帯となり、大して長い距離の滑降とはならなかった。ダケカンバの樹が見えてきて、沢に入ったことが分かる。右に回りこんで毛無岱の○169番に出る。鍋壊しの坂で一休みしてから、湯坂に出る。ここだけシールを外すのも面倒なのでシールのまま下山する。15時前に到着。今日もただ歩き通しだった。これが、健康の基と思えば、なんと言うこともない。
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