南八甲田の矢櫃橋と湿地の迂回路

過去天気図(気象庁) | 2003年11月の天気図 |
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感想
矢櫃橋の人道橋は出来たのだろうかと出かけてみる。猿倉温泉はもう雪囲いが終わり人気がない。国道からの入り口にトラロープが張ってあったのでまだ後始末に関係者が来ているのかもしれない。私はそれを解いてあずまやの後ろに駐車する。
建物の周りのコンクリートの水槽には二口のエンビのパイプから勢い良く水が満々と注がれていた。寒いので雨具をつけて出発する。赤土の上には3〜4センチの霜柱が真っ白だ。来る途中国道の脇には除雪された雪が残っていたし、山の半分うえは雪で白くなっていたので山はとっくに冬になっているのだ。先日降った雪の上を歩いた靴の跡があるがどうもこれは風力計の撤収に来た人のものらしい。風力計はダウンバーストの観測のためらしいが冬も通して観測しないことには解明できないと思うのだが、樹氷となってしまうので無人では無理なのだろう。橋の両岸の木々はすっかり伐採されてしまい見通しがよくなっていた。でも橋を支える台などまったく出来ていないので今年のものにならないのではないか。写真を撮って戻る。
途中間道に入り湿地の情況を見に行く。今年もかなりの入山者があったようで踏み跡がはっきりしているし、広がり始めている。早く木道を設置してくれたらと思う。二つ目の湿地の上から下へ北ナガムテ寄りの樹林の中にテープを付けながらルートを探してみる。すっかり落葉した林の中は見通しも良くまあまあのところにテープが付けられたと思う。けれど渇水期の今だから歩けても、来春に再度歩いてみて足元がぬかることがないか確かめてからでないと薦められないが。間道方面にも少しやぶをこげば湿地を歩くことなく通れるルートもある。数人で歩けばふみ後が出来て他の登山者も歩き出すと思うのだが。靴をぬらしてまでも歩きたい人はいないのだから。
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