南八甲田周遊

コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2004年08月の天気図 |
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感想
28〜29と一泊で櫛ヶ峰コースの探索に行こうと予定したが、昨日の大岳で新しい靴で歩いたのが災いして足が疲れて痛いほどだったので、日帰りに変更して山に向かう。快晴の青森も山を見ると早くも南八甲田の山並みには雲がかかっている。酸ヶ湯を過ぎると暗くなるほどの雲で山は見えない。これでは指導標の探索は無理かもと思いながら車を進める。
猿倉温泉には既に4,5台駐車していて出発の準備をしていた登山者もいた。猿倉岳に登りだしてすぐ高齢の二人連れを追い越す。「マスタケを採ったので」と言ったので、「荷物になりますよ」と話す。登山道は心配したとおり、笹の梅雨ですっかり濡れてしまう。展望も全くだめ。にせ駒を過ぎると西側に少し青空が見え出す。ヤマセだから西側は晴れているのだ。
駒ヶ峰まで来たがとうとうやぶに入る気持ちに慣れなかった。靴の中まで濡れてしまっていたこともあり、まだ昨日の疲れも残っていたことが大きい。猿倉岳から駒ヶ峰までの間もずいぶんササが混んできている。あの二人はきっと止めただろうなと思う。旧県道の黒豆の木の実がもう紫色になっていたのでつまんでみるとまだすっぱい。でも疲れた体が癒される。櫛ヶ峰の入り口で鎌さんに会う。ほかに3人が休んでいた。木道では、4時に発ってきたという三脚を背負った若い人に会う。山頂まで前後しながら登る。昼食を採り鎌さんは先に下山。櫛から降りる途中で、朝の高齢の二人と、青森労山に入っているという同郷で一学年先輩の女性二人に会いしばし雑談。自分は、登山道の様子を見るよい機会と思ったので、黄瀬沼、乗鞍岳、赤倉岳経由で足を進める。途中で男性に、沼からの登りで女性に会う。佐(女史)さんに似ていて人違いし失礼した。木と木との間がササが被っている。
乗鞍岳からはまったくささに覆われてしまっていて、下りには道を外しかねないほどだ。湿原からもササが混んでいる。登山者が途中から戻っていると聞いているが、なれない人はソウするだろうと思う。赤倉岳分岐から赤倉岳までもササが込んできていたことを思い出す。日当たりがよいので笹が繁茂するのだ。
湿原は踏まれていて赤倉岳までは登山者があるようだ。刈払いがだめなら以前やったように笹を束ねて登山道が見えるようにでもするほかないだろう。古いナイロンの縄が落ちていて昔を思い出した。猿倉温泉で着替えしていると、矢櫃橋の工事従事者が下山して来た。現場まで毎日往復歩いているのだ。ご苦労なことだ。
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