北八甲田 忘年山行・仙人岱避難小屋
コースタイム
12/18 仙人岱避難小屋9:00―酸ヶ湯温泉10:30
過去天気図(気象庁) | 2005年12月の天気図 |
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感想
12/17 (後発)戸さんを迎え二人で酸ヶ湯温泉に向かう。寒気が入って厳しい冬山の様相を見せている八甲田の山へ入って行くことは少し不安な心持である。
酸ヶ湯へ着くと、亀さん、工さん、中さんがおり一緒に登る。先発のトレースをたどるので、ラッセルの苦労がないのが本当にありがたい。天気も悪くなく山が見えたりもする。トレースはルートファインデングが上手ですんなりと、地獄湯ノ沢の降り口に着く。休んでいると、最近見かけるいつものペアが登ってきた。身支度を整えて後を追う。沢の上部から仙人岱までは、亀さんに背負ってもらった長めのフラッグを立てながら小屋ヘ向う。竹さんに追い越される。途中にも先発者の短いフラッグが立っていた。除雪された入り口から中へ入るともう20人くらいが来ていた。下段に席を譲ってもらいゆっくりと昼食を採り、晩餐まで懇談する。村さんが下山する。元気な阿さん、今さん、戸さん、斉さん、工さんが吹雪の中を小岳まで往復する。前さんらむつパーテー、奥さんも到着。
16時頃よりヤミ鍋がかかり各グループからの挨拶があり、気さんの乾杯の音頭で華々しく開催された。持参の銘酒が次々コップに注がれ外の吹雪を忘れて真夜中まで懇談に花を咲かせた。
12/18 強い風も収まった5時を過ぎるころから、早く就寝した方から目覚め朝食の準備を始める。新雪はさほどでないが吹雪で入り口が埋まっていた。8時頃になるともうほぼ全員が下山の準備が出来、出立する気持ちが逸るばかりとなる。これまで、鍋の洗い物、ゴミの整理、小屋の掃除にと積極的に世話を焼いてくれた女性の方々に感謝いたします。またゴミを背負ってくれた方々にも同様に感謝いたします。出発の頃からまた吹雪模様となり、トップを高さんにお願いして、ルートを選んでもらい、無事地獄湯ノ沢へ入ることが出来ました。立てておいたフラッグも大いに役立ったことはいうまでもありません。後続が離れた時は時々待って姿を確認しながら進む。銚子の首下で再結集し人員の確認をし、沢の中を滑るというよりは歩きながら下る。沢を上がって後続を待っていると、気さんの靴底がはがれたとのこと。ワカンに履き替えてかろうじて事なきを得たとのこと。やはり、スキーの時でも、修理道具やシールの予備とか、スノーシューを予備として持ちたいものである。酸ヶ湯に無事下山して、全員での記念写真は、阿さんのカメラに納まりました。皆さんありがとうございました。今冬の安全な山行と健康を祈ります。
( 後発組 成田 記 )
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