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Yamareco

記録ID: 496061
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念岳(縦走断念・一ノ沢コース)

2014年08月16日(土) 〜 2014年08月17日(日)
 - 拍手
ダン之助 その他1人
GPS
32:00
距離
9.7km
登り
1,145m
下り
1,145m

コースタイム

1日目
山行
5:20
休憩
0:00
合計
5:20
9:00
20
9:20
9:20
60
10:20
10:20
30
大滝ベンチ
10:50
10:50
50
11:40
11:40
100
13:20
13:20
60
14:20
2日目
山行
3:20
休憩
0:40
合計
4:00
6:10
40
6:50
6:50
50
7:40
7:40
30
8:10
8:10
30
8:40
8:40
30
大滝ベンチ
9:10
9:10
10
9:20
10:00
10
10:10
第1駐車場
天候 ほぼ雨・一時大雨
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
豊科にて前夜泊、一ノ沢林道へ向かい一ノ沢登山口第一駐車場に駐車。
コース状況/
危険箇所等
ほぼ沢沿いを登りますので、大雨による増水に注意。
その他周辺情報 【前夜泊】
ホテルルートインコート安曇野豊科駅南
安曇野市豊科4677-1 TEL 0263-73-0011
今回はピーク時のため、二人で\13,900でした。
http://www.route-inn.co.jp/search/hotel/index_hotel_id_204
【タクシー】
※当初はタクシーにて一ノ沢登山口から入り、三股登山口まで迎えに来て頂く予定。
南安タクシー
長野県安曇野市豊科5951 TEL 0263-72-2855
車両預り料金1回1,000円
南安タクシーから一ノ沢登山口までの料金、約5,700円
南安タクシーから三股登山口までの料金、約5,900円
http://www.nan-an.co.jp/
【立ち寄った蕎麦店】
一葉(南豊科駅近く)
長野県安曇野市豊科2647 TEL 0263-72-4950
11:00〜15:30 ・17:00〜21:00 土日祝祭日は11:00〜21:00 定休日:水曜日
蕎麦は粗挽きと細挽きが選べます。遅くまで営業しているのが◎
双葉(穂高温泉郷)
長野県安曇野市穂高有明3617-45 TEL 0263-83-5656
11:00〜19:00 土日祝祭日は11:00〜20:00 定休日:水曜日
【立ち寄った温泉】
常念坊(穂高温泉郷) TEL 0263-83-4984
長野県安曇野市穂高有明2186-201
日帰り入浴:大人一人500円
豊科で前夜泊したため、食事は信州蕎麦を頂きました。
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豊科で前夜泊したため、食事は信州蕎麦を頂きました。
のれんを潜ると・・・・お出迎え(汗)
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のれんを潜ると・・・・お出迎え(汗)
前夜泊したホテルートインコート安曇野豊科南です。
ここからタクシーで一ノ沢登山口に向かう予定でしたが・・・
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前夜泊したホテルートインコート安曇野豊科南です。
ここからタクシーで一ノ沢登山口に向かう予定でしたが・・・
2日間とも予報は雨。しかも一時大雨との事で、縦走を断念。
一ノ沢登山口駐車場はガラガラとの情報を受け、急遽一ノ沢からのピストンに予定を変更しました。
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2日間とも予報は雨。しかも一時大雨との事で、縦走を断念。
一ノ沢登山口駐車場はガラガラとの情報を受け、急遽一ノ沢からのピストンに予定を変更しました。
一ノ沢第2駐車場の駐車車両は無く、第1駐車場も10台以下でした。
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一ノ沢第2駐車場の駐車車両は無く、第1駐車場も10台以下でした。
一瞬の晴れ間!しかし、この後は大変な事になりました。
一瞬の晴れ間!しかし、この後は大変な事になりました。
第1駐車場から1.1Km登り、一ノ沢登山口到着。
指導所ガイドの児玉さんの歓待を受け・・・もとい!指導を受け、諸注意受領であります・・・しかも1時間(笑)
第1駐車場から1.1Km登り、一ノ沢登山口到着。
指導所ガイドの児玉さんの歓待を受け・・・もとい!指導を受け、諸注意受領であります・・・しかも1時間(笑)
登山口を出発しました。
しかし、この後大雨洪水警報が発令されるとは・・・
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登山口を出発しました。
しかし、この後大雨洪水警報が発令されるとは・・・
丹沢山系とも秩父山系とも違う雰囲気の樹林帯を進みます。
熊鈴を付けて行きましたが、沢の音で鈴の音は全く役に立ちません。
丹沢山系とも秩父山系とも違う雰囲気の樹林帯を進みます。
熊鈴を付けて行きましたが、沢の音で鈴の音は全く役に立ちません。
沢を何度か渡ります。
同時には渡らず、相互バックアップで渡ります。
沢を何度か渡ります。
同時には渡らず、相互バックアップで渡ります。
山の神です。
祠にはどんな神様が居るのかわかりませんから、めったに手を合わせませんが、今回は無事を祈りました。
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山の神です。
祠にはどんな神様が居るのかわかりませんから、めったに手を合わせませんが、今回は無事を祈りました。
前夜からの雨で、沢と登山道の境目がわかりません。
岩の○と→マークを辿ります。
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前夜からの雨で、沢と登山道の境目がわかりません。
岩の○と→マークを辿ります。
沢と接するところは補助ロープを付けて、相互バックアップで進みます。
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沢と接するところは補助ロープを付けて、相互バックアップで進みます。
大滝ベンチです。もうウェアはずぶ濡れで、着替えもままなりません。
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大滝ベンチです。もうウェアはずぶ濡れで、着替えもままなりません。
エボシ沢通過。
ここからは登山道のはずですが、沢と化しています。
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ここからは登山道のはずですが、沢と化しています。
霧・・・雨雲?の間から、常念岳が見えてきました。
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霧・・・雨雲?の間から、常念岳が見えてきました。
思いがけずシャワークライミングとなりました。
実は、この時点で大雨洪水警報が出ていたそうです。
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思いがけずシャワークライミングとなりました。
実は、この時点で大雨洪水警報が出ていたそうです。
ポイントでの沢渡りの可否目安を聞いた事が役立ちました。
とりあえずギリギリOK.。
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ポイントでの沢渡りの可否目安を聞いた事が役立ちました。
とりあえずギリギリOK.。
完全なシャワークライミングです。補助ロープを付け、相互バックアップで進みます。
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完全なシャワークライミングです。補助ロープを付け、相互バックアップで進みます。
沢沿いを抜け、胸突八丁です。ここから急登です。
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沢沿いを抜け、胸突八丁です。ここから急登です。
かなりの登りで、ぐんぐん高度をかせぎます。
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かなりの登りで、ぐんぐん高度をかせぎます。
残雪がありました。
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残雪がありました。
普段は水がほとんど無い沢もこの通り。相方が渡りきるまで、上流の監視をします・・・つーか写真撮ってる場合かよ。
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普段は水がほとんど無い沢もこの通り。相方が渡りきるまで、上流の監視をします・・・つーか写真撮ってる場合かよ。
岩壁にニッコウキスゲが咲いてます。
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岩壁にニッコウキスゲが咲いてます。
オオヒョウタンボクでしょうか?可愛い赤い実が二つずつ付いてます。
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オオヒョウタンボクでしょうか?可愛い赤い実が二つずつ付いてます。
第1ベンチ通過、残り800m。
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第1ベンチ通過、残り800m。
第2ベンチ通過、残り500ぁ〜く!
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第2ベンチ通過、残り500ぁ〜く!
第3ベンチ通過、残り300mでtamako 終了寸前(大汗)
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第3ベンチ通過、残り300mでtamako 終了寸前(大汗)
常念岳キター!雨も上がりました。
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常念岳キター!雨も上がりました。
晴れた写真は買えます。でも、こんな写真は自分で撮るしかありません・・・つー開き直り。
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晴れた写真は買えます。でも、こんな写真は自分で撮るしかありません・・・つー開き直り。
テント場と横通岳。
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テント場と横通岳。
槍や穂高は隠れて見えぬ、見えぬあたりが槍穂高♪(アルプス一万尺19番)
常念小屋に到着です。
2014年08月16日 14:26撮影 by  Canon IXY 90F, Canon
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8/16 14:26
槍や穂高は隠れて見えぬ、見えぬあたりが槍穂高♪(アルプス一万尺19番)
常念小屋に到着です。
常念岳のピークを踏むか、踏まぬか迷った末に・・・
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常念岳のピークを踏むか、踏まぬか迷った末に・・・
とりあえず、お茶を一服。たまたま食堂に居合わせた方、先着10名様にも振舞いました。
2014年08月16日 15:41撮影 by  Canon IXY 90F, Canon
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8/16 15:41
とりあえず、お茶を一服。たまたま食堂に居合わせた方、先着10名様にも振舞いました。
おお、ガスが流れて槍穂高出現!
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おお、ガスが流れて槍穂高出現!
槍から大キレットが出現し、テンションはマックスです。
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槍から大キレットが出現し、テンションはマックスです。
あ〜来て良かった♪
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あ〜来て良かった♪
槍ぃ〜!!そのうち行くよ。
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槍ぃ〜!!そのうち行くよ。
常念小屋の夕食、美味しかった。
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常念小屋の夕食、美味しかった。
今日は1畳に一人です。晴れていれば1畳に二人だったそうです。
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今日は1畳に一人です。晴れていれば1畳に二人だったそうです。
翌朝も雨。ピークを諦めて下山します。沢の水位がわからないので、すでにハーネス装着しています。
翌朝も雨。ピークを諦めて下山します。沢の水位がわからないので、すでにハーネス装着しています。
沢の水位も下がってました。
沢の水位も下がってました。
昨日は濁流だったんですけどね。
昨日は濁流だったんですけどね。
ニッコウキスゲの群生。昨日は気持ちに余裕が無かったので、じっくり見ます。
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ニッコウキスゲの群生。昨日は気持ちに余裕が無かったので、じっくり見ます。
オニユリ。ひっそりと咲いてました。
オニユリ。ひっそりと咲いてました。
こ・・・これはトリカブト!でも綺麗な紫です。
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こ・・・これはトリカブト!でも綺麗な紫です。
常念・・・無念。また紅葉の時期にリベンジします。
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常念・・・無念。また紅葉の時期にリベンジします。
常念坊の露天風呂で汗を流し・・・
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常念坊の露天風呂で汗を流し・・・
双葉で天ざるを食しました。
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双葉で天ざるを食しました。
登山指導所で頂いた、アイコと初物のりんご。武田信にゃんは、終始ザックカバーの中で不満顔でしたが・・・
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登山指導所で頂いた、アイコと初物のりんご。武田信にゃんは、終始ザックカバーの中で不満顔でしたが・・・

装備

個人装備
ヘッドランプ(1) 予備電池(1) ガイド地図(1) 筆記具(1) 保険証(1) 飲料(1) ティッシュ(1) タオル(1) 携帯電話(1) 計画書(1) 雨具(1) 防寒着(1) ストック(1) 水筒(1) 時計(1) 行動食(1) 非常食(1) 120mmスリング(2) 60mmスリング(2) カラビナ(2) 安全環カラビナ(2) 着替え(2) ハーネス(1) ヘルメット(1)
共同装備
ツェルト(1) ファーストエイドキット(1) 医薬品(1) カメラ(1) 8mm補助ロープ・20m(1) コッヘルセット(1) ガスバーナー(1)
備考 8mm補助ロープが役に立ちました。ハーネスがあればなお可と思います。それと着替えを濡らさない工夫が必要と思いました。

感想

いよいよ北アルプスへ!まずは常念岳〜蝶ヶ岳縦走と張り切ってみたものの、週末の天気はダメダメ模様のまま前夜豊科入りしました。

当初はタクシーで一ノ沢登山口から入り、常念岳〜蝶ヶ岳縦走・三股登山口への下山、タクシーで豊科へと計画していましたが、17日も雨の予報のため縦走を断念しました。
一ノ沢登山口の駐車場はガラガラとの事で、そのまま車で一ノ沢登山口第1駐車場へ向かい、準備を整えて登山口指導所に着きました。

指導所で歓待を受け、ポイントでの注意事項と沢渡りでの危険ポイントを教わって入山しました。
予想よりも降雨が激しくなりましたが、ポイントで補助ロープを使用しつつ、相互バックアップで登り続けました。
昼食を取れる状況では無いと判断していましたので、行動食とウィダーインでしのぎつつの登山ではありましたが、なんとか常念乗越手前で晴れ間さえ見られました。

常念小屋に入り、着替えを済ませて濡れた衣類を乾燥室に持って行った時には、再びの降雨となりました。
今日は常念岳への登頂を諦めて、とりあえずお茶を点てて先着10名様に振る舞い、部屋でゴロゴロしていると、同室の方が「槍穂高が見える!」との事で窓をみると、クッキリ槍穂高の稜線が見えるではありませんか!
とてもラッキーでした。

翌日は降雨と強風で、常念岳への登頂を諦め下山しました。

常念小屋のスタッフの方から、9月の最終週〜10月の第一週の再訪を勧められましたので、リベンジしたいと思います。

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コメント

ありがとうございました
16日に一ノ沢下山中 笠原沢でロープを張って渡らせていただいた二人組です。

水量が多いものの、これ位なら楽に下山できるなと思っていたところ、突如現われた濁流に一瞬躊躇していたところでしたので、本当に助かりました。

私たちが渡らせてもらった後に、ロープを持って同行者の方に渡ってもらえば良かったと反省していたところ、このレコードを見つけました。

あらためてお礼とお詫び申し上げます、本当にありがとうございました。
2014/8/19 11:04
お役に立てて良かったです。
Kisshinさん、コメントありがとうございます。

私達が補助ロープを使って、沢を渡っている時でちょうど良かったです。
私も、あの状況は想定してませんでしたが、持っている装備が役に立ちました。

今度は晴天の北アルプスで、お会いしましょう。

ダン之助
2014/8/19 12:56
どえらい天気でしたね。。。
ダン様こんばんわです。

エラい日に行かれたのですね
登山川になってますやん
こんな日に行かれなくても。。。無事のお帰りホンマよかったです。

そしてリトライは燕から常念岳!!
さっすがです  羨ましいです
紅葉の時季でいいでしょうね〜
私も計画しようかしら。。。っでも秋はカラ沢カールですね^^b

またルポお待ちしておりまーす^^ノ
2014/8/28 20:58
Re: どえらい天気でしたね。。。
marochicchiさん、コメントありがとうです

ゴアテックスのおかげで、最近では靴の中までビショビショってのは無かったので
久しぶりに靴の中に水が入って不快・・・なんて言ってる場合じゃなかった位でした。
無事だったのはたまたまだったのかも知れません。少々山を舐めていたかと
反省しています。

山行計画を見てくださったのですね、次は燕岳から縦走しまっせ
「涸沢の紅葉を見ずして、紅葉を語る無かれ」ってやつですね。
昨年の涸沢カールのピークは10月8日だったそうです。
私ら去年の10月8日は横尾山荘まででヘタレて帰ってきましたが、涸沢ヒュッテは
大混雑だったそうですよ。なにせ大部屋では頭・足・頭の並びで寝たそうですから

その点、表銀座からの縦走路の山小屋は空いているそうです・・・って山小屋情報で
山行計画しました。

じゃあ上高地を挟んで、お互い手を振り合いますか
2014/8/29 15:45
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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常念岳(一ノ沢ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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