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ハイキング
甲信越

西山燃ゆ〜ルート調査・3

2009年10月24日(土) [日帰り]
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GPS
01:01
距離
2.4km
登り
150m
下り
150m

コースタイム

大足林道終点16:17−16:21境界線ライン16:22−16:29祠跡16:30−16:32標識4号16:32−16:38標識3号−16:46堀平16:48−16:51P890m峰16:53−17:18大足林道終点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2009年10月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
 大足地区の最終民家から5分足らずで到達する稜線を下ると一気に標高を下げてしまうので下るのはやめてP890mに向かう。。
 標識4号,3号に続いて堀平の墓地に出たこと自体が間違いで、墓地のある平地の一歩手前にある小さな平地でルートは右折して直接890mのピークに向かっている。これに気づかず墓地まで進んでしまうと必ず迷うと言うことが分かった。
 わずかな平地や凸地にも必ずと言っていいほど複数の踏み跡があるのが里山で、見通しの効かない林の中ではそれが道迷いの主要な原因になることを思い知らされた。 
16:17,この廃屋からスタート
2008年01月25日 07:42撮影 by  PENTAX Optio E50, PENTAX Corporation
1/25 7:42
16:17,この廃屋からスタート
17:21,ここで稜線に出て下山方向に右折する。
17:21,ここで稜線に出て下山方向に右折する。
17:29,見覚えのある壊れた祠跡。これ以上下ると戻るのがきついのでここで引き返す。
17:29,見覚えのある壊れた祠跡。これ以上下ると戻るのがきついのでここで引き返す。
16:32,標識4号
16:38,標識3号
16:46,堀平墓地
16:51,前々日,前日に続いて3日連続で890m峰。やっとルートが確定した。
16:51,前々日,前日に続いて3日連続で890m峰。やっとルートが確定した。
17:09,西山・常念岳方面が真っ赤に焼けている
17:09,西山・常念岳方面が真っ赤に焼けている
17:15,暗い中で降り口の赤いテープを探す
17:15,暗い中で降り口の赤いテープを探す
17:18,帰着。
同,西山残照
竹で作ったビニールハウス。このアイデア頂き!
竹で作ったビニールハウス。このアイデア頂き!

感想

 前々日のコースを再調査。大足地区の最終民家から5分足らずで到達する稜線が境界線ルートであることを確認するため、前回とは逆に右折して下り始めたが、壊れた祠のある地点から急激に下がり始めたので途中で引き返し、890mのピークに向かう。
 前々日同様、掘平の墓地のあるやや平らな部分で道が分からなくなる。慎重に検討した結果、やはり前回同様に右手の道を行くしかないと判断して右手に進む。
 前回はその先でP890m峰の中腹を巻くように進んで道を見失ってしまったので、今回は始めからピークを目ざして高い部分をしばらく進むとハッキリした道が見つかり、程なく890mのピークに到達した。前日確認した境界線のルートを下から登った訳で、これによりこの日歩いたコースが境界線のルートであることが確認できたが、たったこれだけのことを確認するのに3日もかかってしまった。
 確定したルートを下ってみると、その道は掘平の墓地のある平地を通っておらず、迷うことなくルートを進むことが出来た。そう言えば2年前に歩いた時にも墓地を通った記憶がなかった。
 堀平の墓地のある平地を右に見てしばらく進むとやや広い平地に出る。そこまで戻って初めて、間違いはこの地点ですでに始まっていたのだと気づく。即ち堀平の墓地方向に向かわず右寄りに進んでいれば難なくP890mに到達できていたはずであり、2年前には何の迷いもなくそのコースを歩いていたのだ・・。
 そう思いながら、だから今度は間違えずまっすぐ下れるぞッ!と勢い込んで右に向かう道を見送って直進したのがまた間違いだった。すぐに気づいて戻り、見送った道の方に向かう。
 里山ではわずかな平地や凸地に必ずと言っていいほど複数の踏み跡があり、見通しの効かない林の中では実に迷いやすいと言うことを思い知らされた。

 西山が真っ赤に焼けるのを木の間越しに見ながら標識3号,4号と進み、下山口のマークを見つけた頃にはすっかり暗くなっていた。17:18,出発点の廃屋に戻り終了。

 旧四賀村の境界線を1周すると言う目的ではじめた企画であるが、途中の道がしっかりした道であること,また馬頭観音があることから別の興味が湧いてきた。
 それはこの道が旧四賀村の五常地区と旧明科町の潮地区や大足地区を結ぶ生活道路だったのではないかと言う興味である。大小を問わずすべてのピークにことごとくに迂回路がつけられているのがその証拠で、前日間違えて天田峠に出てしまったのは実は間違いではなく、生活道路であればこそ当然のごとくそちらに導かれた結果だったのであろう。態々境界線を求めたりせず歩きやすい方を歩くのが普通の生活人なのだから・・,である。
 さらにまたそれは善光寺街道の支線の1つであったかも知れず、興味は尽きないのだ!
 そうであるなら、境界線を忠実に歩く企画はそれとして今回は生活道路としてのルートを歩いてみたいと考えている。そして、そのルートとしては今回歩いた通りに大足地区の最終民家に出て大足に下るか、あるいは前日間違えて天田峠に出た道を歩いて潮地区に下るかのいずれかを選ぶことになる。
 どちらを選ぶか、もう少し歴史的なことを調べて結論を出すことにしたい。

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