白根三山

コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:00
- 山行
- 11:10
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 12:05
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
「せっかくヘルメット持ってきたらザックにつけておくだけじゃ役に立たないよ。かぶりなさい」と最近はヘルメット着用を推奨しているとのこと。
感想
不安定な天候が続きどこにも行けなかったが、南アルプスは比較的安定しているようなので行くしかないと出かけた。甲斐駒、仙丈ヶ岳1泊2日の予定で出かけたが奈良田まで来るとあまりの天気のよさに尾根歩きをしたくなり急遽白根三山を縦走することにした。幸い休みは土日にもかかるので、もしもう一泊必要ならば安心して延ばすことができる状態だった。
北岳には何回か登ったが、縦走は40年ぶりだ。当時奈良田から身延駅行のバスが最終4時ということもあり大門沢を夢中で下り一週間筋肉痛だったことを思い出した。
今ではストックがあるので心配したほどの筋肉痛はないが時間で考えると2時間は遅い計算になる。若さが違うから仕方がない。何はともあれ無事下山が一番の土産になる。1日目は無風、2日目は 風はあるもののそれが美しい大パノラマにしてくれ感謝感謝の2日間だ。
山小屋で「僕はもう後期高齢者だ」というご夫婦と息子さんと夕食を一緒にした。とても良い話が聞けたので伝えたい。
55年前に一緒の山岳会所属の21歳の青年が北岳バットレス付近で12月5日に遭難。バットレス付近に安全祈願のケルンを立て「山で死ぬな、生きて帰れ」(句碑は定かではありません)の碑をはめ込み道標とした。つい最近、ご夫妻が北岳の特集を組んだテレビを見ているとそのケルンが放映されたそうだ。よく見ると碑がケルンから外れている。そこでその修復にセメントやセメダインや縄など背負ってやってきて、3人で修復を終えたという。所属山岳会も解散したそうなので知っている人はほんのごくわずかだろう。もしバットレス付近を通った際に見つけることがあったら、この話を思い出してほしい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する