ウンターロートホルン〜エーデルワイスの丘〜トゥフテルン(ツェルマット/スイス)

2002年07月17日(水) [日帰り]

• GPS: 05:30
• 距離: 9.1km
• 登り: 63m
• 下り: 1,532m

コースタイム

ツェルマット<地下ケーブル>スネガ<ロープウェイ>ブラウヘルト<ロープウェイ>ウンターロートホルン→トゥフテルン→ツェルマット
歩行時間:約3時間30分

天候

曇りのち雨

コース状況／危険箇所等

トゥフテルンからツェルマットまではいくつもの道が交錯していますが、
下りの道であればどれもツェルマットまで下りられます。

写真

10/3 0:24

エーデルワイス

10/3 12:10

エーデルワイスの丘
白い花がエーデルワイス
赤い花はセンペルビブム・アラクノイデウム

10/3 0:40

トゥフテルン

10/3 12:10

ツェルマットへの下り道

10/3 12:11

十字架を背負う

10/3 12:11

標高差1500mを下りツェルマットに到着

感想

Akaneko

天気予報は雨でしたが、エーデルワイスを観るだけでもいいだろうということで、出発。
こちらのエリアはツェルマットの中でも最も人が少なく、おかげでロープウェイを止められ、
また中に閉じ込められてしまうというハプニングもありました。

そして予定より30分遅れで終点のウンターロートホルンに到着。
完全なガスの中で、10m先は全く見えない状況です。
こんな天候では我々以外のハイカーはおらず、静かすぎて不気味でした。

しかしこの山域はエーデルワイスが最も多く観られるエリアです。
歩き始めて5分ほどでエーデルワイスを発見！
オーバーロートホルンへ向かう道から左に折れ、最初は殺風景な道を歩きます。
20分程するとガスからは抜け出ましたが、正面に見えるはずのヴァイスホルンを始め、山々を眺めることは叶いませんでした。

雨が降り出したので、傘を差しながら下っていくと、徐々に高山植物も増え始め、いよいよエーデルワイスの丘に到着です。
名前の通り、あちらこちらでエーデルワイスが咲き乱れ、悪天候のことはすっかり忘れて花に見入っていました。
あとから追いついてきた日本人のカップルも、「雨の中、来てよかった！」と話していました。

ここからはジグザグの下りとなり、途中傘を差しながら昼食をとり、徐々に樹林帯に入り、トゥフテルンにたどり着きます。
この辺りは一面の黄色いお花畑で、マッターホルンのポスターによく使われる場所ですが、
残念ながら全く見えませんでした。
ここで疲れたら水平な道をスネガまで行くこともできますが、
何とかヒザも持ちこたえてくれたため、ツェルマットまで下りることにしました。
街までは1時間ほどですが、樹林帯の気持ちのいい道で、途中にツェルマットの街を見下ろすポイントもありました。
晴れていればマッターホルン＋街並みの絶好の撮影ポイントだと思います。