ウペペサンケ山 (糠平コース)
- GPS
- 10:15
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,331m
- 下り
- 1,331m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・糠平温泉からの車移動では、山奥深く進むため慎重な運転を要する。 ・1600メートル付近からの登山道ではハイマツが飛び出していて時折足に刺さる。 ・標識が古く見難くなっている。 ・ウペペサンケ山の長い稜線は幅が狭いので慎重に移動を心がけた。 ・アップダウンが多く変化に富んでいるが、体力も要す。 |
その他周辺情報 | ・その時の山の状況は、東大雪自然館に問い合わせると親切におしえてくれる。 http://www.kamishihoro.jp/page/00000181 ・ひがし大雪自然館前とユースホステルから湖畔よりにある二つの駐車場は整備され ており、トイレも水洗でとてもきれいに清掃されている。 ・車中泊の場合、糠平湖周辺は食料調達が難しいので、予め、士幌や鹿追などから仕 入れてきたほうが無難。 (雑貨屋は一件あり、酒類 カップメンやパン程度なら手に入る) |
写真
感想
9月28日夕方糠平湖到着。ひがし大雪自然館の駐車場へ車中泊、同じく車中泊の女性もウペペに登るとの事、明日は早いのでカップヌードルを食し、芋焼酎で目眩をし早々に就寝した。
29日 3時40分起床。
真っ暗闇の中準備を済ませると4時半前には奥深い山道を8キロほど進んでいった。途中、分岐などがあって少し迷ったが、30分ほどで登山口についた。
登山口では、山道が土嚢で封鎖されており、駐車スペースになっている。
少しづつ夜が白んでくるが、まだまだ暗い中身支度を始める。
しばしためらいながら車で時を待つ。
だんれもいない山奥の登山口は不気味な感じだが、根性をいれて出発のサインを出した。
5時15分「いざ出発だ〜」
「お願いです 熊くん出てこないでね」と祈りながら登山道を進む。
5時20分、林の隙間からかろうじて見える赤く染まる御来光にカメラを向けるが、いい画が撮れない。
もう少し早くに登っていれば少しひらけた場所で撮れたかもと後悔した。
1339峰までの登りはどこにでもある山の風景だが、そこから一旦下ったところから
1600メートルへと登りつめると、素晴らしい景色がまっていてくれた。
360度素晴らしい山岳の風景を眺めながら、東ピーク(糠平富士)へは9時半過ぎに到着した。
途中ハイマツが登山道を飛び出していて、時折足に刺さり傷がついて血が流れているし、松脂らしきネバネバがズボンや手にネッパついて大変だが、それだけの代償はあるというものだ。
ニペソツ山の険しい山並みが間近に見えている、「今度はお前の上に乗っかってやるからな」と呟く。
遠くには表大雪や十勝岳連峰などのたくさんの山々や南の方は然別湖を始め明日登る周辺の山も見えている。
私の認識ではここまで来てしまえば、高低差のない稜線を最高地点まで進むだけだと思っていたが、ところがギッチョンチョン糠平富士からは思いっきり急な下りと次に最高地点へと向かう更なる登りが待っていた。
ウペペの落とし穴にはまったような感じになり、「してやられた」と心で叫んだ。
その落とし穴からやっとこ這い上がり1848メートルの最高地点への到達は感極まるものがあった。
つかの間の休憩をし、再び落とし穴に落ちて糠平富士へ這い上がった。
辛い時間ではあったが、景色が慰めてくれていた、今日は天気が良くて本当に救われた。
1600メートル付近から見えるウペペの稜線に別れを告げ山を降りたのは15時をまわっていた。
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