鐘ヶ嶽
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 659m
- 下り
- 469m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
鐘ヶ嶽山頂から北尾根に入る。多少の藪があるが気にしない。薄い踏み跡がある。そこから一段階下ると、多少なだらかになる。右手に鹿柵が出てくる。当初の予定では、そのあたりから西北に伸びる尾根を下り、林道にでる。そこから向かいの山に入り、西に伸びる境界尾根から唐沢峠、大山北尾根へ行く予定だった。
しかし鐘ヶ嶽から北西に伸びる尾根を下っていったが、途中で地図上にある二股を左に下る尾根が見つけられず引き返した。再び地図を確認したところ、その尾根の南側に点線が引かれた尾根があったので、そちらに移動した。しかし残念なことにこちらも見つけられず断念。
どうしようかということになり、鐘ヶ嶽の北尾根を北上し、福神山420mに行こうとなった。その山頂は平たい地形で、人もあまり入らない山域だろうということになった。鐘ヶ嶽の北尾根に戻り、鹿柵をくぐり抜けて急峻な崖状の山肌を下った。あまりに急であるうえ、杉の残材などが散らかり歩きにくくてしょうがない。慎重に下らなければ木材などに足を取られて転がり落ちかねない。しかも下った先に見えてくるはずの平地が杉の林に隠れてなかなか出てこない。相談のうえ、再び引き返した。
引き返すなかで、鹿柵の向こう側の北西側の斜面に風が当たりにくく、平たい場所を見つけた。この時間帯、東からの冷たい風が強くなっていたため、そこで昼飯にしようということになった。その場所に立つと、また別の西北に下る尾根があり、人の足跡もあった。偵察に入ると、どうやら下の林道まで踏み跡らしき道が続いている様子。じりじりと降りながらその後の行程を考えていると、不意に上手から枯れ葉を踏んで降りてくる足音がした。
こんな道なき道にそうそう人が入るわけもなく、しかし足音の動きがゆっくりで、平たい足のような踏み音で、鹿の尖った足音でもない様子。思わず警戒態勢をとって立ち止まり、行方を見守った。上から何かが転がり落ちてきたら一溜まりもないというような急斜面に位置していた。我々のいる位置から山頂に向かって左手が藪になっており、その向こう側の尾根をその何かが下っていったらしい。念のため音を立てずに一段階上まで上り返したが、人影らしきものはなく、やはり鹿だったのか。
そこは先ほど見当をつけていた平たい場所で、陽が差しているところに陣をとった。じっとしていると寒い。ござを敷いて昼食の準備をしていると、手がかじかんで動かしにくかった。最近買ったこれまでよりは大きいコッヘルに小さいガス缶を2つ入れて持ってきた。これまでは薬缶やコッヘルを別に持ってきていた分、荷物が嵩ばらなくなった。チキンラーメンと昨晩の節分の手巻き寿司を食べた。手巻き寿司が、アナゴとサーモンの調和もあっておいしい。
食後は鐘ヶ嶽に登り返し、西南方向へ下り、山ノ神峠でのぼり返して大山方面に向かったが、急登で危ない道だった。10分そこらでT字になり、間違えて東に降りる尾根に入ってしまった。本来はまだ登り、次の尾根を東に下る予定だった。目的とは違う道に入ったが、時間的にもよしとした。どうも地形図と違うなと思いながら下っていたら、やはり違っていた。ひたすらまっすぐ下る尾根であるため、ここは間違いようがなく慎重に下った。
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