昇仙峡
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
鹿島槍を予定していたが、悪天予報につき中止。
全国的にどこも悪天。前日の夜も降雨の為、朝遅めの出発で昇仙峡へ。
岩場はポカポカの陽気で貸切。
フェイスだと同行者Sさんの食指が動かないだろうと、佐藤裕介ガイドが開拓したワイドマルチ「ハヌル」に誘う。
ルート命名者が自分にアルパインを教えてくれた方なので、1度は登っておきたいと思っていた。
5ピッチだが、どのピッチも長くないので2時間半程で終了。
ハヌルから降りてきたら、知人2名パーティーがいてびっくり!お久しぶりです!
翌日も悪天予報だが一応山に入る予定なので、ショートルートを少し登って早めに下山。
短時間ですが、のんびりワイドクラックを楽しみました。
<登ったルート>
ハヌル(5.9)
1+2ピッチ目 Sさんリード
1ピッチ目。自分は登ったことがあったのでSさんに登ってもらう。
短いので2ピッチ目と繋げて、情熱の薔薇のテラスまで。
3ピッチ目 yachimayuリード
情熱の薔薇を横目に見ながら、テラスを回り込むとチムニー。
ロープの流れは良くないが、落ちないのでそのまま上がり、土のテラスまで。
4ピッチ目 yachimayuリード
フレークのレイバックからハンドのトラバース。
いきなり目の前に、#5サイズのすっきりとしたワイドクラック。
5ピッチ目 Sさんリード
今までのピッチは、このピッチの為のアプローチと言ってしまうくらい綺麗。
膝を入れ込み、うごうごしながら終了点へ。
下降(立木で懸垂下降 3回)
懸垂2回目は、チムニーを上がった先の立ち木の残置を使用させてもらうと、うまく情熱の薔薇のテラスに降りられる(このために伸ばしてあるのですね!)。
難しくは無いし、色々あって楽しいルートですが、ワイドが登れないと厳しい。
<装備>
・シングル 60m(1本で懸垂で降りて来られる。50mでは難しいかと。)
・カム(〜#6)
<余談>
5ピッチ目、本来なら自分の好きな幅なのに、
くびれに膝を入れようとすると、プレートの「端」がひっかかる。角があたる感覚。
ニージャムをきめようと膝をひねると、物理的に痛い。
皮膚の下だが金属の板を骨に押し付けるわけだから、そりゃ痛いわ。
(人間の骨ってこれが痛くないんだから凄いなぁと改めて思う)
早めにプレートとボルトは撤去しようと決めました。
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