六甲山縦走3!
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
六甲山縦走第3弾。1回目は体調不良で目的地まで行けず、2回目は1回目の不足分を補うも、大龍寺まで行きながら道を間違えて市ケ原に行けなかった。が、とりあえず半分終えたところで残りへのチャレンジ。いろいろ考えたが、日程的なものもあり手堅く四分の一ずつ進めることとし、新神戸から市ケ原、摩耶山、六甲山上から有馬温泉を回って帰ってくるルートを設定した。というのは、「有馬・六甲周遊パス」なるものを発見したからである。山陽電車と阪急は六甲まで、さらに六甲からのバスとケーブル、有馬へのロープウェイに、神鉄から山陽電車に乗って帰ることもできる。これで、中途半端な縦走四分の三の行き帰りをカバーできて安い。おまけに有馬温泉の「金の湯」「銀の湯」の入浴券までついているのだ。お得感満載である。
三宮で下りて新神戸まで地下鉄に乗ろうとしたが、人身事故のため乗れないとのアナウンス。新神戸駅まで歩く。で、新神戸駅からの登山口は知らなかったので、前方にいる登山者を目当てに歩くが、わからなくなる。駅の手前でどうしようかと思いつつとりあえず駅に向かっていると、僕らを頼りに後をついてくる年輩の女性が二人。あてにしてもらっても困る、こつちも迷いながらなのだから、と駅に行くためいったん地下に潜るとおばちゃんたちもついてくる。地下からエレベータで地上へ上がり、駅につく。駅は2階扱いで、登山口は1階であることが判明。再び降りるとようやく登山口の案内を発見。おばちゃんたちはついてきていない。悪いが僕もそうしたように、自分で見つけねば。
ほんの少し歩いただけで山の中。新幹線の停車駅やらおしゃれな大都会がすぐそばにあるのが信じられない。そして「布引の滝」。端正な形をした美しい滝であった。観覧場所もいい感じである。気持ちよく森の中を進み、ほぼ予定通り市ケ原に到着。多くの人がここで一息入れていた。ポカリを買ってしばし休憩してから出発。ここからが縦走の再開である。
とりあえず摩耶山まで。多少きつい上りがあるとは認識していた。稲妻坂、天狗道とそれなり疲れた。が、気持ち的に疲れたのがトレランの人々の多さだった。今日は大会らしく、宝塚までの縦走目指して多くのランナーがいた。ランナーにとっては単なる登山者はペースを乱されるだろうし、登山者にとってもそれは同じである。普通の登山者も多く、なんとなく他人のペースを気にしながら登るので、いつもよりストレスがあった。しょうがないことなのであるが。
摩耶山頂掬星台は広々としており、人がたくさんいた。山登りを初めてそろそろ1年。回数にすれば50回くらいだが、これまでで一番多くの人にであった山頂であった。屋根のある広いスペースのベンチに座って軽い昼食をとったのだが、この時団体さんが到着。「3班はここ」と何人かが僕らの周りに陣取った。囲まれるような形になり、しかも飯を食べている目の前で着替え出したり横切ったり、荷物を並べたりする。団体さん、多人数でいるだけで影響を与えるんだから、もうちょっと気を使うべきなのでは? 「飯を食ってるんだから、目の前をあんまり通らないてほしい」と伝えた。僕が狭量なのだろうか。勝手かもしれないが、くつろげなかったのは個人的な事実だ。で、こういうのは初めてだ。山で会う人は基本的に気持ちが良いのに。
今回の縦走は六甲最高峰までいかずに有馬へのロープウェイ地点までと設定した。摩耶からそこまで、いわゆる「六甲山」らしい部分を歩く。六甲山牧場を過ぎ、記念碑台へ。ここのガイドハウスで「有馬の金の湯は混んでいるから、銀の湯のほうがいいですよ」と親切なガイドさんに教えてもらった。この時点で5時間近く歩いており、足は疲れていた。14:20、六甲ガーデンテラスに到着。トイレ休憩してからロープウェイに乗り込んだ。もう少しで温泉だ。が、銀の湯は閉まっており、金の湯は30分待ち。くつろぐための温泉でくつろげそうにないため、パス。神鉄に乗って帰路についた。六甲山。いい山で歩くのは楽しい。今回も気持ちの良いハイキングであったが、いつも最後に予定通りにならない。さて、残り四分の一。じっくり設定して取り組みたい。
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