ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 541171
全員に公開
ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山

高見山 北尾根と大天狗岩

2014年11月03日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:24
距離
9.8km
登り
917m
下り
919m

コースタイム

日帰り
山行
3:56
休憩
0:21
合計
4:17
7:46
49
桃俣登山口
8:35
8:35
28
天狗山
9:03
9:10
32
大天狗岩
9:42
9:42
16
天狗山
9:58
9:58
29
サイメ谷山(北尾根分岐)
10:27
10:41
27
高見山
11:08
11:08
13
サイメ谷山(北尾根分岐)
11:21
11:21
42
天狗山北側巻き道分岐
12:03
桃俣登山口
天候 曇り、たま〜に陽が射す。稜線は強風でした。
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御杖村 桃俣登山口に駐車場あり
7~8台くらい停められます。
トイレもありますが、チョット気味悪いです。
コース状況/
危険箇所等
登山口⇒天狗山
登山口からすぐ植林の中の急登が続きます。
一旦緩やかになりますが、天狗山の登りはまた少し急登となります。
登山道はしっかりしていますが、落ち葉で分かりにくいところは尾根を外さないようにしてください。

天狗山⇒大天狗岩
ここも落ち葉で踏み跡が分かりにくいところが多いですが、細い尾根をたどって行けば、大天狗岩直下(南側)に着きます。
大天狗岩の上に上がるには、西側を巻いて北側へ回り込みます。
左(西側)に行くとすぐに左側が切れ落ちたロープ場で、道幅が狭く落ち葉が積って滑りやすいので注意が必要です。
北側へ回り込むと尾根を南へ少し折り返してピークに着きます。
ここは、北側の鎧岳、兜岳~倶留尊山、大洞山方面の展望があります。
ピークの少し先、大天狗岩の絶壁の上からは高見山から三峰山にかけての主稜線の展望が拡がってます。
絶壁の上は狭いので、転落しないよう注意!

天狗山⇒高見山
ここも落ち葉で分かりにくいところがありますが、尾根をたどって行けば高見山〜三峰山主稜線で北尾根との分岐点のサイメ谷山に出ます。
ここを右折して主稜線を高見山へ上がって行きます。
途中、大崩壊地の上部を通る時は崖際に寄りすぎると足元が崩壊するかも!?

高見山東尾根のコブ手前あたりから痩せ尾根となり、木々も低く吹きさらしのところがあるので強風時や降雨時、またこれからの積雪時は注意が必要です。
実際、今日はとても風が強く時折突風が吹いていたのでチョット怖かったです。
この小ピークから高見山方向に下りるところは急でロープがあります。

コース全般、テープは適度にあります。
桃俣登山口駐車場
そこそこ広いです
3
桃俣登山口駐車場
そこそこ広いです
チョット気味悪いですが
トイレもあります
夜は勇気いるネ〜!?
2
チョット気味悪いですが
トイレもあります
夜は勇気いるネ〜!?
桃俣登山口
駐車場を少し戻った所
から登って行きます
1
桃俣登山口
駐車場を少し戻った所
から登って行きます
すぐ上に高見神社
駐車場からも見えてます
1
すぐ上に高見神社
駐車場からも見えてます
神社の左側から植林帯の
急登が始まる
4
神社の左側から植林帯の
急登が始まる
急登が一段落した所で
天狗山が望めます
11
急登が一段落した所で
天狗山が望めます
自然林になって
さらに登って行くと
2
自然林になって
さらに登って行くと
分岐に出ます
天狗山はまっすぐ直登
左は天狗山を巻いて
高見山方面
分岐に出ます
天狗山はまっすぐ直登
左は天狗山を巻いて
高見山方面
高見山への巻き道
道幅が狭く急斜面なので
注意してください
2
高見山への巻き道
道幅が狭く急斜面なので
注意してください
私は、先に大天狗岩に
行くので直登して
天狗山993m 展望なし
私は、先に大天狗岩に
行くので直登して
天狗山993m 展望なし
天狗山から下って行くと
樹の間越しに大天狗岩が
現れる
3
天狗山から下って行くと
樹の間越しに大天狗岩が
現れる
天狗岩の直下
ここは西(左)側を巻いて
行くのが正規ルートです
1
天狗岩の直下
ここは西(左)側を巻いて
行くのが正規ルートです
東(右)側を大天狗岩の
基部から回りこみました
でも非常に危険です
正規の西側を通ってや!!
4
東(右)側を大天狗岩の
基部から回りこみました
でも非常に危険です
正規の西側を通ってや!!
東側ルート
踏み跡やテープなど何も
無く、急斜面にへばり
つきながら進む
このあたりはまだ序の口
1
東側ルート
踏み跡やテープなど何も
無く、急斜面にへばり
つきながら進む
このあたりはまだ序の口
やっと尾根の登山道に
出た。50m程進むのに
10分かかりました
ここを南へ折り返して
大天狗岩の上に上がる
2
やっと尾根の登山道に
出た。50m程進むのに
10分かかりました
ここを南へ折り返して
大天狗岩の上に上がる
大天狗岩から
国見山、住塚山から
兜岳、鎧岳方面
6
大天狗岩から
国見山、住塚山から
兜岳、鎧岳方面
兜岳、鎧岳アップ
ボケてる(>_<)
12
兜岳、鎧岳アップ
ボケてる(>_<)
倶留尊山、古光山
尼ヶ岳、大胴山方面
8
倶留尊山、古光山
尼ヶ岳、大胴山方面
大天狗岩940m
北尾根と主稜線
ここからは高見〜三峰
主稜線の大展望が拡がる
7
大天狗岩940m
北尾根と主稜線
ここからは高見〜三峰
主稜線の大展望が拡がる
大天狗岩絶壁上部から
下を覗くが足がすくむ
10
大天狗岩絶壁上部から
下を覗くが足がすくむ
高見山山頂はすごい速さ
で流れる雲の中なので
強風が吹き荒れている
のがここからもわかる
5
高見山山頂はすごい速さ
で流れる雲の中なので
強風が吹き荒れている
のがここからもわかる
大天狗岩西側巻き道の
ロープ場
落ち葉が積り滑りやすい
4
大天狗岩西側巻き道の
ロープ場
落ち葉が積り滑りやすい
危険地帯を突破して
大天狗岩付近の紅葉
3
危険地帯を突破して
大天狗岩付近の紅葉
天狗山に向け自然林の
細尾根を登って行く
天気が良ければ気持ち
エエんやろうなぁ
2
天狗山に向け自然林の
細尾根を登って行く
天気が良ければ気持ち
エエんやろうなぁ
天狗山に戻って
次は高見山を目指す
1
天狗山に戻って
次は高見山を目指す
高見〜三峰主稜線が
近づいてきた
1
高見〜三峰主稜線が
近づいてきた
主稜線と北尾根の分岐
サイメ谷山にでる
高見山山頂が見えてる!
2
主稜線と北尾根の分岐
サイメ谷山にでる
高見山山頂が見えてる!
主稜線三峰山方面
遠い〜!!
3
主稜線三峰山方面
遠い〜!!
大崩壊地手前の
注意看板
2
大崩壊地手前の
注意看板
大崩壊地上部
お〜怖っ!!
12
大崩壊地上部
お〜怖っ!!
大崩壊地下部
大崩壊地から三峰山
かなり良く見えるように
なってきた
3
大崩壊地から三峰山
かなり良く見えるように
なってきた
高見山への稜線
ガスってきたし風も強い
1
高見山への稜線
ガスってきたし風も強い
東尾根のコブから
高見山山頂
ガスがものすごい速さで
右から左へ流れていく
3
東尾根のコブから
高見山山頂
ガスがものすごい速さで
右から左へ流れていく
高見山山頂に到着
ガスで展望なし
風が強いので休憩所へ
6
高見山山頂に到着
ガスで展望なし
風が強いので休憩所へ
休憩所で津から来られた
単独男性と話ししてたら
ガスが晴れてきた!
4
休憩所で津から来られた
単独男性と話ししてたら
ガスが晴れてきた!
山頂から北尾根方面
じっとしてたら寒いので
出発します
山頂から北尾根方面
じっとしてたら寒いので
出発します
兜岳、鎧岳方面
向こうは晴れてる?
2
兜岳、鎧岳方面
向こうは晴れてる?
台高縦走路
アカゾレ山、国見山は
まだ雲の中
台高縦走路
アカゾレ山、国見山は
まだ雲の中
東尾根のコブから山頂を
振り返る
ガスは無くなってるけど
風が強く足がふらつく
1
東尾根のコブから山頂を
振り返る
ガスは無くなってるけど
風が強く足がふらつく
北側斜面の紅葉
曇ってるので今ひとつ
でも綺麗です
4
北側斜面の紅葉
曇ってるので今ひとつ
でも綺麗です
北尾根方面
大天狗岩が見えてる
1
北尾根方面
大天狗岩が見えてる
大崩壊地
左のコンクリート構造物
の崩落は時間の問題
どこまで落ちるやら!?
7
大崩壊地
左のコンクリート構造物
の崩落は時間の問題
どこまで落ちるやら!?
大崩壊地下部は
案外綺麗に紅葉してる
2
大崩壊地下部は
案外綺麗に紅葉してる
落ち葉の絨毯
なんか贅沢な気分に
なりましたよ〜
9
落ち葉の絨毯
なんか贅沢な気分に
なりましたよ〜
晴れてたら
気持ちイイのに…
2
晴れてたら
気持ちイイのに…
主稜線南斜面の紅葉
実際はもっと綺麗です
3
主稜線南斜面の紅葉
実際はもっと綺麗です
サイメ谷山の分岐まで
戻ってきました
サイメ谷山の分岐まで
戻ってきました
国見山から檜塚奥峰も
曇の下に出てきました
国見山から檜塚奥峰も
曇の下に出てきました
天狗山直下の巻き道
桃俣分岐
帰りは右の巻き道へ
1
天狗山直下の巻き道
桃俣分岐
帰りは右の巻き道へ
紅葉の向こう
樹の間越しに大天狗岩
3
紅葉の向こう
樹の間越しに大天狗岩
大天狗岩をアップ
9
大天狗岩をアップ
うす暗い植林帯の中で
なんか輝いてるように
見え印象的だった…
6
うす暗い植林帯の中で
なんか輝いてるように
見え印象的だった…
登山口に下りてきました
登山口に下りてきました
駐車場のすぐそばに沢が
あります
駐車場のすぐそばに沢が
あります
夏はバーベキューを
している家族連れを
時々見かけます
2
夏はバーベキューを
している家族連れを
時々見かけます

装備

個人装備
グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 カメラ エマージェンシーブランケット

感想

3連休の天気予報、週間予報では3日間とも雨マークであったが、日曜日の天気予報で月曜日は回復して晴れになるようだったので、
「さあ、どっか行こう!」で、さてどこへ行く?

まだ紅葉が期待できそうなところで、面白いところは? といろいろ考えた結果、
以前同じ時期に一度行ったことのある北尾根から高見山をピストンすることに。
このコースは、少し寄り道すれば大天狗岩から高見山の展望が楽しめ、大崩壊地の自然の驚異を目の当たりにでき、距離も短くほとんど人と出会わない静かな山歩きができるいいコースです。
実際、今回は山頂の休憩所で津から来られた単独男性、そして休憩所に入れ替わりで入ってこられた3名の方の4名に出会ったのみで、北尾根コースでは登山者には一人も会うことが無かったです。(そもそもこの日は高見山に登られた方が少なかったと思う)

大天狗岩へ上がるには、西側を巻いて北側に出てから折り返すのが正規のルートなのですが、今回は大天狗岩を「グルっと一周してみよう」ということで東側を巻いて北側に出ることにしました。
大天狗岩の絶壁の基部までは前回も来ていたのでまだ安心していましたが、その先の未知の部分はちょっとの距離だけどヤバいところが多く、通過中は「西側を通るのが絶対に正解!」と思ってました。でも、「やっぱりこんなところを通る方が面白いなぁ!?」とも…。

大天狗岩に上がると、高見山山頂は雲に隠れていて見えなかったが、その雲がすごい速さで流れているのと、風が「ゴォー、ゴォー」と鳴っていたので主稜線上は強風が吹き荒れていることがわかりました。
しかし、大天狗岩から下を見るととても穏やかで紅葉もピークを迎えており、錦の絨毯が広がっているようでとても綺麗でした。
晴れていればもっと良かったでしょう!!

私は、この大天狗岩から見る高見山が気に入ってます!
ここからの高見山は、木津(こつ)付近や、三峰山方面の東西方向から見る天を突くような鋭さはありませんが、キズ(大崩壊地)の無いどっしりとした大きくてキレイな山塊から、小さな尾根のひだをいくつも並べた北斜面が下の方までスーッと流れていて雄大に見えます。
南側からも同じようにどっしりと大きく見えるのですが、キズがどうしても気になってしまいます。

次は霧氷の咲く時期や積雪期にここに来て、また違った高見山を眺めてみようと思います。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1340人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら