小川山

天候 | どぴーかん |
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過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
写真
感想
GWの小川山へ。
知ってはいたがなかなか混んでいた。
4日の朝7:30頃に到着したが駐車場は停めるスペースがほぼ無くて、ギリギリ空いてるスペースを見つけて駐車。駐車場敗退になる所だった。
実際に私の後に入ってきた車は諦めて出て行く車もあった。
夕方はよく見るが、朝から駐車場の枠に荷物などを置いて仲間のために確保しているパーティもいた。
それをみんながやり出したら収集付かなくなるのではなかろうか。
思いやって使いたいものです。
少し歩いてもいいから停められる場所が有ればいいのだろうけど。
さて今日もマラ岩、前回に続き私はエクセレントパワー。I君、Y君はクラックやるらしい。
※以下登攀記録 ムーブ記載有り
day1 5/4
[シルクロード] 12c ××◯ (通算6便)
数年前、40日の長期休暇をもらって旅に出た。目的はシルクロード。
中国の西安をスタートしてローマまで、シルクロードをなぞる旅をしたのだ。
結局その時は時間切れでローマへは辿り着けず、カザフスタンのカスピ海を臨む街、アクタウで終了となった。
旅中はいろいろな核心やムーブが出てきた。
2時間で見飽きる延々と続く殺風景なタクラマカン砂漠。
中国とキルギスのイミグレの理不尽さ。
中国からキルギスにに入ると、偏西風と天山山脈の影響で砂漠から緑溢れる山へとガラリと一変する風景。
キルギスでのトレッキング中のプチ滑落。
タジキスタンでの22時間の悪路走行。
ウズベキスタンのうだるような暑さ。
警官の格好したおっさんからのカツアゲ。
さまざまなバックグラウンドを持つ旅人達との出会い。
ようやく辿り着いたカスピ海の色。割と普通。
マラ岩のシルクロードは離陸してから11b程度のアプローチをして、2級程度の縦核心、3級程度の横核心をこなして、レギュラー取り付きの横のテラスに立って終了するルートだ。
私的に言うと、さながら縦核心が旅中で超えられなかったカスピ海、横核心が残りの国の部分と言う所だろうか。
一日の最後の最終便、涼しくなった16時頃スタート。まずは西安を旅立つ。ボルト間隔は遠いがもう慣れたもんだ。
順調に縦核心手前のレストポイントへ。
さあカスピ海を越えるぞ。
右手、左手、しっかり保持して両足を高く上げる。遠い右出し。取れた。カスピ海は越えた。左のウスカチを経由してイランのテヘランガバへ。2回シェイクしたらクリップ。
アゼルバイジャンカチ、ジョージア左ハイステップでトラバース。イスタンブールガバでシェイク。よっしゃ、あとはボスポラス海峡を越えて東欧トラバースや!
ブルガリア、マッチ、ガストンギリシャ、クロアチア、マッチ、ヴェネチアの右サイドカチを取ってダイクへ立ち上がる!
そのまま慎重にテラスへ降りてローマに辿り着いた。よっしゃー!
全然余力なし!ここからロッキーロードはキツすぎる!!
シルク終わった段階でどパンプ&回復に5分はかかりそうな息切れ。
この状態だと10aも登れるかどうかと言う所。
とりあえずシルクセクションはRP出来たけど課題が残る感じになってしまった。
シルク単体だと4つ星と言う事で確かに良いルートだった。
上部に核心が集まってるのが良いですね。最後にテラスに立てるのも好き。足細かいのは言わずもがな。
ルートとしてのシルクロードは終了したけど、個人的な旅の続きはまたいつか行いたい。
day2 5/5
[ロッキーロード] 12a ××◯ (通算3便)
楽しい!まあ個性的なルート。まずスタートが何度やってもドキドキワクワク。
そのあともバランシーかつテクニカル。
切れたった岩壁と素晴らしい景色、ロケーション。緊張感のあるボルト間隔。
グイグイ高度を上げれるレイバックセクション。空中散歩してるかのようなヒリヒリしたノーハンドトラバース。ガバで休めて気分良し。最後の最後に落ちれるスラブ。
全体的に足細かいのは言わずもがな。
内容盛り沢山でした。
初トライはムーブ探りでテンテン。
難解だった。エクセレントをトライしていたお兄さんのムーブを真似したら出来た。
下部トラバースの終わりの遠い左ガスからダイクに上がる所と、レイバック終わって左面のノーハンドトラバースのダイクに乗る所が難しい。
トラバースの始めでテンション入れたら直で横方向に力が加わって、油断してたのかビレイヤーのI君が引っ張られてテラスから落ちた。
セルビレイしてたしオートストッパーのビレイデバイスだったので縁で止まったけどセルフビレイ大事ですね。
びっくりしたけど正直ちょっとおもしろかった。笑
2便目でムーブ固めてこれも本日の最終便の16:00頃RP。
これにてエクセレントパワー、下半分、上半分のバラシが終了。
あとは繋げるだけだ。ようやくスタートラインと言う所か。
いずれにしてもどちらのルートももっとムーブを洗練させて消耗を抑えないと繋がらないことは明らか。
何度もトライして微調整を重ねて行こうと思う。
一緒にいたエクセレントパワーをRPしたお兄さん曰く、いかにシルクを楽に登れるようになるかがポイントらしい。
あとエクセレントの呼吸なるものがあるとか。なるほどマジか。ちょっと前に流行ったアニメのような、エクセレントの呼吸、シルクの型!ロッキーの型!と言うやつでしょうか。
始まる前から通算9便。RPまで何便かかるか分からないけど、頑張りたいと思う。
想像でしかないが、このルートをトライするにあたって一番必要なのは「あきらめない心」なんじゃないかと思う。
がんばるぞ。
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