むらさき山、黒山三滝、龍穏寺、縁側カフェ 〜ヤマシャクヤク、セッコク、エビネ、クリンソウ〜

2023年05月12日(金) [日帰り]

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き　東武線越生駅から神社前バス停(スタート)
帰り　麦原入口バス停(ゴール)から東武線越生駅
　　※GPSログは取りませんでした。

コース状況／危険箇所等

危険箇所等はなしです。ほとんどが舗装道路を歩きました。

その他周辺情報

縁側カフェ tokinoki
https://engawacafe-tokinoki.com/

写真

越生駅からバスに乗り、神社前バス停で下車。

全洞院は龍穏寺の末寺であり、七福神のひとつ、布袋尊が祭られています。
　

境内には、黒山で自決した渋沢平九郎の墓があります。

墓石は、渋沢栄一の命によって建てられたそうです。

「年中無休、おひまつぶし」とは、洒落のきいた、風流なトイレです。

「むらさき山」は別名「三ツ葉つつじ園」で、斜面が2500本のミツバツツジで覆われることから、名付けられたそうです。ご主人と奥様から、感動的で、興味の尽きないお話をひとしきり聞かせていただきました。

ミツバツツジは、今年は3月下旬に花盛りを迎えたようですが、今はピンク色のセッコクが鮮やかに目を楽しませてくれました。

色のグラデーションが素敵です。

清らかな印象を受けました。

可憐で、清楚です。

春に包まれる幸せを実感します。

ヤマシャクヤクが咲いていましたが、花の命は短くて、3日程で散ってしまうため、ご主人によると、昨日が美しい花姿であったとのことでした。

これはカラフルなシャクヤクです。

エビネは終盤を迎えていました。

薄黄色を呈しています。

エビネは、他のランに比べて落ち着いた花色です。

控えめな印象を与えます。

展望台に向かいました。

木の階段をたどります。

ベンチのある展望スポットで、ほっと寛ぎのひと時を過ごしました。

黒山熊野神社

炭火で焼かれた香ばしいイワナが、食欲を刺激しました。

丸かじりして、たちまちの間に平らげました。

黒山三滝とは、越辺川支流の三滝川に落ちる上下二段の男滝、女滝と、やや下流の天狗滝の三つを指しています。

黒山とは、この辺り一帯が古生層の黒っぽい岩石が露出していることに由来するそうです。これは天狗滝です。

龍穏寺は「龍が穏やかに」のごとく、龍神伝説が残る名刹。荘厳な山門です。

江戸城を築城した太田道灌のゆかりの地でもあります。

太田道真、道灌父子が眠る五輪塔、この辺り一帯はパワースポットになっているようです。

池畔の老木は、満開のセッコクで飾られていました。

昨年に続き、また来ましたよ！

緑風淡彩のなか、ひと塊に群生しています。

凛とした趣を見せています。

下から見上げますと、花言葉が「元気づける」ということが実感できます。

太い幹にも点々と咲き、命の輝きを感じます。

可憐ながら生命力が漲っています。

癒されます。

「縁側カフェ tokinoki」の営業日は、土日祝のみということでした。次は家内と営業日に訪れるつもりです。明日(土曜日)は既に7組の予約が入っているそうです。

ご主人と会話が弾みました。「古民家そのものというよりも、親しい友人の家のような、心が安らいで、自然と会話が弾み、日々の生活へのパワーが生まれてくるような、そんな空間を目指したいと考えております」。まったく共感しました。

「クリンソウはもう終盤です」とのことで、今年は本当に花の咲くのが早いと言われていました。

色彩が際立っていますが、ご主人によると「まもなくスイレンが咲き始めるでしょう」とのことでした。

ぼんやり池を眺めていると、時のたつのも忘れてしまいそうです。

涼やかに彩られています。

清流橋から滝不動の間は「龍穏寺渓谷」と呼ばれています。青々と鮮やかな青モミジです。

バス停を目指しますが、途中の木にもセッコクが咲いていました。

麦原入口バス停から越生駅に向かいました。

感想

OLTA

昨年は5月23日に「高取山から龍穏寺のセッコクへ」と歩きました。
今回は、むらさき山(三ツ葉つつじ園)、黒山三滝、龍穏寺、縁側カフェtokinokiを訪ね、ヤマシャクヤク、セッコク、エビネ、クリンソウという、色とりどりの花の競演を楽しみました。
越生は何といっても花の名所でした。心ときめく花に包まれ、越生でのさわやかな好日となりました。