記録ID: 5570636
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中国山地西部
山口県 莇ヶ岳(1004.0)に登る
2023年05月14日(日) [日帰り]
kariogaryu
その他3人
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山口県 莇ヶ岳(あざみがだけ)(1004.0)に登る 日時:2023年5月14日(日) 天気:晴れ コース:(上り)駐車場所〜莇ヶ岳登山口〜尾根道を登る〜鎖場脇の登山道を登る (下り)莇ヶ岳〜鎖場より西側の尾根道を下る(上りで使った登山道の西隣)〜桧木林の 急斜を下る〜駐車場所 中国道鹿野ICよりR315を北上。地図上の「戸根」の手前でR315と分かれ、小河内川に沿って北北東に進む。石槌神社辺りから車道は二分し、左手の狭い舗装路に入る。右手に小川を見ながら緩い勾配をどんどん走ると自家用車なら10台近くが駐車できる広場に達する。この先にも狭い舗装路が続くが車はここまで(鹿野ICより30分位?)。 所で弟見(おととみ)山を含めて過去2回くらいは登ったような気がする。そのうち1回は登山道わきにカタクリが咲いていたことを憶えている。ということは仏峠から莇ヶ岳まで往復したのだろうか?残りの1回は莇ヶ岳だけを往復したのだろうか?大きな一枚岩のようなものがあり鎖が階段状に何ヶ所かに付いていたような気がしていた。ところが実際、登ってみると大きく違っていたことが分かった。とくに最初に出くわした三の鎖は今まで抱いていた鎖場(石鎚山の鎖場)と大きく異なり、巨岩そのものが眼前に大きく迫り、全体をつかむことが出来なかった。おまけにハング状の巨岩には大きな鉄の輪っかが鎖でつながっていたが、一体いつごろどのようにして取り付けられたのだろうか?不思議そのものである。それにしても輪っかが取り付けられているものの、若かりし頃岩登りをしていてもとてもとっつけそうになかった。 あらためて山の紹介をすると以下の通り。 駐車場所からさらに狭くなった舗装路(車通行不能)を7〜8分歩くと莇ヶ岳への登山口(標識有り)に出くわし、ここで左手の山の中に入る。この登山口から5分ばかり登ると短いアルミの梯子(4段)が現れ、桧木林の中の急登が続き、さらに5分ばかり登ると枝尾根に出くわし以後尾根伝いに登った。標識のある登山口から40分近く登った所でベンチ(2脚)に出くわした(駐車場所から約50分)。その後も尾根伝いに登るが露岩帯が断続的に現れ、長いロープも現れた。露眼帯が終わるとそのうち目の前に行く手を阻むような巨岩が目の前に現れた。巨岩には丸くて大きな鎖が数珠のように垂れ下がっている。どうも三の鎖のようで取っ付きは巨大なハング状の岩になっており全体は見えないが、とても取っ付けそうになかった。あきらめて巨岩のほとりを登っていると二の鎖への分岐もあったが、これもあきらめて三の鎖のほとりを登ったが、これも道幅が狭く急な上りがわずかばかり続いた。そのうち二の鎖からの合流点に達し、ここから5分足らず登ると莇ヶ岳の山頂だった。 山頂の北半分は樹林帯(避難小屋のような建物があった)で展望は閉ざされていたが、山頂で長テーブルを前にして男女4人のグループの一人(男性)が弟見(おととみ)山が見渡せる場所を案内されたので出かけてみた。すると何と見えないと思っていた弟見山が樹々の間から真正面に見えて感激。その後、小さな祠がある山頂に戻って昼食とする。昼食を済ませ周りの山々を特定しようとするが、全く分からず。すると先ほどの登山者がやって来ていろいろと教えて下さり、思わぬ収穫を得ることができた(教えてもらうまでは、広島県を代表する西中国山地の山々のみならず反対方向が瀬戸内海方面でさらには山口県の西の端の湯谷湾方面まで見えるとは思いもよらなかった。山に登る大きな楽しみの一つは遠くに見えている山々など特定することであるが、教えてもらうまでは勘違いしていたことがよくわかった。 展望を楽しんだ後は下山に向かう。登って来たルートとは異なり西隣のルートを下る(余り紹介されていない)。危険な場所があるわけではないが、下るにしたがって急な斜面の下りやロープが頻繁に現れる。特に後半部分の桧木林の中の急な下りは道幅も狭くスリップしないよう慎重に下ることである。下りきった場所が駐車場の一番下。このルートを上りとして使うには道幅も狭く傾斜もきついのであまりお勧め出来ない。 (参考タイム) (上り)駐車場(0.08)莇ヶ岳登山口(1.00)最初の鎖場(三の鎖)(0.15)莇ヶ岳 計 約1時間25分 (下り)莇ヶ岳(0.10)新道(急斜の下り)(1.00)駐車場 計 約1時間10分 |
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:34人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する