名久井岳〜野瀬古道から頂上へ

2023年06月04日(日) [日帰り]

• GPS: 03:37
• 距離: 5.6km
• 登り: 478m
• 下り: 568m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:06
• 休憩: 0:35
• 合計: 3:41

11:09 スタート地点
12:32 12:38 名久井岳樹海ライン登山口
12:47 12:48 かもしか遊歩道下り坂分岐
13:04 13:07 名久井岳休憩所
13:08 13:31 名久井岳
13:50 13:52 月山神社奥之院
14:50 14:50 月山コース登山口
14:50 ゴール地点

天候

くもり時々晴れ、雨パラリ

アクセス

車3台で出発。G付近の林道脇に2台デポ、1台でS地点へ移動。

コース状況／危険箇所等

　特に危険個所はなかったが、登山道としてはあまり使われていないため、野草が繁茂して道を覆うところが数ヵ所あった。しかし、トレイルランコースとほとんど重なっており、わかりやすく登りやすかった。

その他周辺情報

　スタート前に糠部三十三観音巡りの二十一番札所野瀬観音へ詣り、帰りはニ十二番札所恵光院・長谷観音に立ち寄る。ボタン園の牡丹は散っていたが、芍薬は見事に咲いていた。

写真

野瀬観音へお詣りしてから登山を開始した。

野瀬古道との名の通り、松の古木が次々と現れ、歴史の重みに圧倒される。

ここで往来の人々を見守っていらっしゃるのですね御老樹様。

今季2度目訪問の子持ち岩コース登山口。

頂上手前の南張り出しから折爪岳を望む。

月山神社奥之院から泉山地区へ下山する。20分ほど下った沢尻に大明神が祀られ、龍口が水を吐き出していた。

桂清水と銘のある石碑は立派である。

車をデポしていた地点に戻り登山終了。

帰りに立ち寄った長谷ボタン園の牡丹は散っていたが、芍薬は見事な花を咲かせていた。

感想

Mboke

　夜半に台風が遠ざかり、まずまずのお天気で当日の朝を向えた。
　5人グループで野瀬観音堂から頂上を目指す。2016年にトレイルラン大会があったようでその時使われたコースとほぼ重なるルートである。野瀬古道の尾根筋には松の大木が何本もあり、さすが古道と言われるだけの風格が漂う。それにも関わらずほかの登山者、ランの方は見かけず、私たちの貸し切りのようだ。そこで住獣の方へのお知らせのため鈴に加えて、時折ホイッスルを吹き鳴らし進む。前回の天狗杉コースは急登が続いたが、こちらはいたって緩やかに登ってゆく。この時期ならではの草の繁茂で登山道が覆われるところもあったが、そこはそれ、ヤマレコで現在地を確認すれば、安心して計画通りのルートをたどることができる。ということで、帰りを急いだ場面もあったが所要時間もほぼ計画通りであった。
　行帰りに糠部観音巡礼の札所をお詣りし、街道の番人松の老樹に見守られ野瀬古道をたどることもでき、グループ登山とヤマレコの助けで安全に安心して名久井岳を楽しむことができた。