記録ID: 562942
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ハイキング
東海
あの岩(後で周回路を作り「おむすび岩」となった）に立ちたい！長年の夢！ ＋枝尾根で一般ルート乳岩から鳳来湖を楽しむ
2014年12月21日(日) [日帰り]
gakukoh
その他2人 - GPS
- 05:48
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 840m
- 下り
- 923m
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日帰り
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 6:15
9:00
24分
乳岩登山口
10:10
10:10
15分
分岐１
10:25
10:25
5分
分岐１奥
10:30
10:30
16分
分岐１
10:46
10:46
10分
尾根
10:56
10:56
7分
枝尾根１入口
11:03
11:03
10分
５２９ｍ三角点
11:13
11:13
24分
三河富士
11:37
11:37
18分
枝尾根１入口
11:55
12:30
10分
展望岩休憩地
12:40
12:40
60分
枝尾根２入口
13:40
13:40
44分
枝尾根２先端
14:24
14:24
51分
枝尾根２入口
15:15
ゴール地点
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
乳岩から鳳来湖への縦走路は、ガイドブックにある一般コース。 二つの枝尾根は、ほとんど人が入らない尾根。 尾根相が違って、1つ目の三河富士の尾根は、樹林帯で岩場なく展望もないが、踏み跡やテープがあり、シダは少なく歩きやすい。 もう1つの尾根は、獅子岩から川井に抜ける縦走で対岸に見えた岩場の尾根で、どうしたらそこを歩けるかここ数年の夢、鳳来湖対岸の岩場の尾根だが、踏み跡やテープは無く、ところどころ倒木とシダが腰丈まであり、足元が見えない。蛇や虫がいる時期は敬遠するであろう。実際行ってみて、期待通りの岩尾根で、こんな近くにこんな展望の尾根があるなんて感動ものだった。何時かシダを払って歩きやすくしたい尾根だった。 突端からの帰りは、少しテープを張りながら戻りました。 <御注意＞ この尾根は基本的に両側が尾根に沿って歩きますので、道迷いの心配がありませんが、一番心配なことは、突端から先の坂を下っても下の道に出る保証がありません。尾根の先は、地図を見ると、ダム位置より下った道のカーブ地点に続いてますが、この辺りは、道は断崖で金網に覆われており、出られる箇所が限られています。出られる場所が見つからないと遭難ものになる恐れがありますので、登り口から上がってみるか、又は、今回のように、必ず突端からもどるのが安全です。 ⇒その後、この岩尾根は、レコを見たnakoe15さん、ritaさん、gの3人でシダ刈とコース整備し、「おむすび岩」として周回路が完成しました。「おむすび岩」の名称はritaさんの命名で山頂表示を2枚作成し掲げました。 |
| その他周辺情報 | 名号温泉７００円、愛知県民の森４００円、湯谷温泉６００円 |
写真
今回は、乳岩から鳳来湖への縦走だ。一般コースでgは5回位来ているポピュラーなルートだが、今日の目的は枝尾根を訪ねることだ。乳岩登山口では、新しくトイレを建造中。
この前には10台以上の駐車ができる。
明神山への登山者が多かった。
10
12/21 8:54
今回は、乳岩から鳳来湖への縦走だ。一般コースでgは5回位来ているポピュラーなルートだが、今日の目的は枝尾根を訪ねることだ。
乳岩登山口では、新しくトイレを建造中。
この前には10台以上の駐車ができる。
明神山への登山者が多かった。
乳岩登山口では、新しくトイレを建造中。
この前には10台以上の駐車ができる。
明神山への登山者が多かった。
10分も行くと、橋を渡る。
直ぐに、明神山と乳岩への分岐がある。
乳岩へは左に上がる。
直ぐに、明神山と乳岩への分岐がある。
乳岩へは左に上がる。
NNさんはここが気に入っているという。
なんど来てもいいらしい。
なんど来てもいいらしい。
暫く行くと、尾根にでた。この尾根に出て始めて、鞍掛山方面や鳳来湖が見える。
尾根にでて数分で鳳来湖への主脈を左に外れる枝尾根1に入る。踏み跡があり、途中途中では赤テープもあり、訪れるものが少しはあるようだ。
3
12/21 10:57
尾根にでて数分で鳳来湖への主脈を左に外れる枝尾根1に入る。踏み跡があり、途中途中では赤テープもあり、訪れるものが少しはあるようだ。
奥までいくと、裏返しになった金属板が放置されていた。ひっくり返すと、なんと、ふるさとの山、川井富士の表示板。この山頂は、川井富士というのだった。
1992年11月8日と地元の小学校の記載がある。
gが山を始めたのが、1996年8月だから、それより4年も前だ。今日は、2014年12月だから、22年も前だ。その時、12才の生徒は、34才になっている。
歴史を感じるプレートだった。なんか、当時の生徒と先生の声がする気がして嬉しい。
「おじゃましてます」
「ぼくらの山へようこそ」
58
12/21 11:07
奥までいくと、裏返しになった金属板が放置されていた。
ひっくり返すと、なんと、ふるさとの山、川井富士の表示板。この山頂は、川井富士というのだった。
1992年11月8日と地元の小学校の記載がある。
gが山を始めたのが、1996年8月だから、それより4年も前だ。今日は、2014年12月だから、22年も前だ。その時、12才の生徒は、34才になっている。
歴史を感じるプレートだった。なんか、当時の生徒と先生の声がする気がして嬉しい。
「おじゃましてます」
「ぼくらの山へようこそ」
ひっくり返すと、なんと、ふるさとの山、川井富士の表示板。この山頂は、川井富士というのだった。
1992年11月8日と地元の小学校の記載がある。
gが山を始めたのが、1996年8月だから、それより4年も前だ。今日は、2014年12月だから、22年も前だ。その時、12才の生徒は、34才になっている。
歴史を感じるプレートだった。なんか、当時の生徒と先生の声がする気がして嬉しい。
「おじゃましてます」
「ぼくらの山へようこそ」
鳳来湖への主脈に戻った。途中には、東に展望のある岩の台があった。風も当たらず昼食にはもってこいだ。対面にはさっきの三河富士だ。
覚えたばかりの山名が3人の口から飛び出す。
目閉じると、生徒が手を振っているような錯覚を覚える。いい思い出ができた。
9
12/21 11:41
鳳来湖への主脈に戻った。途中には、東に展望のある岩の台があった。風も当たらず昼食にはもってこいだ。
対面にはさっきの三河富士だ。
覚えたばかりの山名が3人の口から飛び出す。
目閉じると、生徒が手を振っているような錯覚を覚える。いい思い出ができた。
対面にはさっきの三河富士だ。
覚えたばかりの山名が3人の口から飛び出す。
目閉じると、生徒が手を振っているような錯覚を覚える。いい思い出ができた。
間もなく西が開けて、ぽっこりの平山明神山、台地の鞍掛山が顔をだした。
枝尾根2に入った。この尾根は、樹木が少なくシダが多い。まったく人が入らないのだろう。シダに閉ざされて道はない。赤テープもない。
3
12/21 12:43
枝尾根2に入った。この尾根は、樹木が少なくシダが多い。まったく人が入らないのだろう。シダに閉ざされて道はない。赤テープもない。
シダを分けて、gが先ず50m進む。安全確認できたら二人がフォローを繰り返す。
途中岩尾根にでて、一時、「ホッ」とする。またすぐシダに突入。
岩尾根から俯瞰した鳳来湖は漆黒の湖面。
対岸は愛知県民の森からのびるおむすびのような尾根。
対岸は愛知県民の森からのびるおむすびのような尾根。
そして、ついに岩場の最高点に到達。gの長年の夢にたどり着いた。
下に向かって岩尾根が続いている。ここが夢だった最高点なのだ。この尾根はどこに降りようとしているのだろう。入口を探してコース作成することが次の夢になった。このコースは、＜ご注意＞で書きましたように、今のところ安全に降りる保証はないので、ここからは戻るようにしましょう。（追記：このコースは、その後、おむすび岩コースとして完成しましたので、現在は通過可能です。）
5
12/21 13:31
下に向かって岩尾根が続いている。ここが夢だった最高点なのだ。この尾根はどこに降りようとしているのだろう。入口を探してコース作成することが次の夢になった。このコースは、＜ご注意＞で書きましたように、今のところ安全に降りる保証はないので、ここからは戻るようにしましょう。（追記：このコースは、その後、おむすび岩コースとして完成しましたので、現在は通過可能です。）
おむすび尾根の突端に県民の森、東尾根から行ってみたい。奥は鳳来寺山だ。
尾根先端からの展望ににっこりな二人。二人は、この尾根に初めて入ったメンバーになり、にっこり。展望も満足。
2010年5月に鳳来湖対岸川井の尾根から見た岩尾根。当時、これを見て、あの尾根に上がりたいと思ったのだ。今、この写真の一番高いピークにいる。
尾根は、細く長い塀のように下から上がっている。
降りてくると、4本の尾根に分岐しているので、下にきて出られないこともありそうだ。ここは、下から上がるのが安全だろう。上から降りるのは危険だ。
1
2010年5月に鳳来湖対岸川井の尾根から見た岩尾根。
当時、これを見て、あの尾根に上がりたいと思ったのだ。今、この写真の一番高いピークにいる。
尾根は、細く長い塀のように下から上がっている。
降りてくると、4本の尾根に分岐しているので、下にきて出られないこともありそうだ。ここは、下から上がるのが安全だろう。上から降りるのは危険だ。
当時、これを見て、あの尾根に上がりたいと思ったのだ。今、この写真の一番高いピークにいる。
尾根は、細く長い塀のように下から上がっている。
降りてくると、4本の尾根に分岐しているので、下にきて出られないこともありそうだ。ここは、下から上がるのが安全だろう。上から降りるのは危険だ。
すぐむこうの尾根は、鳳来湖への主脈尾根だ。
この尾根から望めるとは思ってもみなかった。
ラッキーだ。
この尾根から望めるとは思ってもみなかった。
ラッキーだ。
絶景に満足の後は戻るのみ、またまたシダをこえ、倒木を跨いで！
このコースは、戻るのが安全！
このコースは、戻るのが安全！
上�甦箚篳�群。真ん中の岩は、行けない間の上�瓠�
他は、行ける岩場だ。
左は左から裏の上�瓠⊂纛瓠�右は中の上�瓠∈捻Δ浪爾両纛瓩任呂辰�り見える。
山を始めた頃、鳳来湖の対岸のダム付近からはじめて見た時は、どうしたらあの上に立てるのだろうと願ったものだ。シダを掻き分け、始めて到達したときの感動は山人の財産だ。今日の名前もわからない枝尾根2も素晴らしい山になると思う。
9
12/21 14:28
上�甦箚篳�群。
真ん中の岩は、行けない間の上�瓠�
他は、行ける岩場だ。
左は左から裏の上�瓠⊂纛瓠�右は中の上�瓠∈捻Δ浪爾両纛瓩任呂辰�り見える。
山を始めた頃、鳳来湖の対岸のダム付近からはじめて見た時は、どうしたらあの上に立てるのだろうと願ったものだ。シダを掻き分け、始めて到達したときの感動は山人の財産だ。今日の名前もわからない枝尾根2も素晴らしい山になると思う。
真ん中の岩は、行けない間の上�瓠�
他は、行ける岩場だ。
左は左から裏の上�瓠⊂纛瓠�右は中の上�瓠∈捻Δ浪爾両纛瓩任呂辰�り見える。
山を始めた頃、鳳来湖の対岸のダム付近からはじめて見た時は、どうしたらあの上に立てるのだろうと願ったものだ。シダを掻き分け、始めて到達したときの感動は山人の財産だ。今日の名前もわからない枝尾根2も素晴らしい山になると思う。
もうすぐ本日のジャーニーは終わりだ。
楽しかったな。
シダも一杯掻き分けたしな。
楽しかったな。
シダも一杯掻き分けたしな。
鳳来湖への先端にある岩場で男女がフリークライムをしていました。
鳳来湖の前の道にでました。
後は、gがここに前もってデポした自転車で乳岩登山口まで車を取りにいきます。
後は、gがここに前もってデポした自転車で乳岩登山口まで車を取りにいきます。
感想
愛知県民の森、豊橋、新城を中心に三河のものならずとも、gのように浜松の山人も里山としてホームグランドにしている人が多い。
周辺には、鳳来寺山、宇連山、明神山もあり、県民の森の周回コースも魅力あるコースだ。上�甦筺∋盪甸笋覆錨庫召隆篳�もいい。
獅子岩から三河川井へ縦走したときに、鳳来湖を間に対岸に岩の沢山見える山が見えた。乳岩から鳳来湖への一般コースの縦走路にある枝尾根で山名も知らない。
あの上に立ちたい。そう思うばかりで、一度は麓から沢沿いに上がったがシダが多く断念した。
今回は上から降りることで試した。踏み跡や赤テープは全くない。それでも分岐のない1本尾根で尾根を外さなければ迷うことはない。シダは多かったが、30m位の長さで何度か行く手を塞いできた。倒木も同様だ。その都度、かき分けると、何とか、次のところまでは進んだ。シダの下に沈みこむ足元はどうなっているのか不安だ。枯れかかったシダの下側は真っ黒になっているだけだ。落ち込む穴のないことだけに注意を払った。蛇や虫のいる季節ではとても相棒にはやらせる気にはならない。
二人を残しては進み、確認して呼び戻してやっと、ロックロードに出た。
シダこぎをしなくともよい展望の尾根だ。
これで願いがかなった。感動だった。
「腰下を シダに埋めて 踏み行けば 名も知らぬ 長塀岩に 吾は立つなり」
「鳳来の 水黒くして 吾を呑む 水を隔てて 上�瓩�岩」
今年の年末はハッピーでおわれた。
枝尾根1の川井富士の山頂表示を見つけたのもなんかの因縁だ。
当時の夢があの1枚に宿っていた。
1枚の表示板はタイムマシンだ。当時の生徒や先生の物語が込められている。ひそかに裏返しに落ちていた表示板が現代に蘇る。
川井富士。誰も知ることないこの山の名前。地元で呼ばれていたであろうこの名前にふるさとに返ったような愛しみを感じるのは私だけではないであろう。なにかを託されたようなメッセージがそこにはあった。
私は拾いものをしたのだろう。
次に来るときは、ちゃんと紐で結んで上げなくては！
「顔顔顔 おらが山きて 川井富士」
「ふるさとは 遠くになりて いとおしく 川井の山に 返る吾あり」
（g）
追記：枝尾根2は、その後、シダ刈し、道を開き、上のシャクナゲ歩道とダムの下流1km地点の車道との間を繋ぐ、おむすび岩コースになりました。
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