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Yamareco

記録ID: 5739587
全員に公開
沢登り
中国山地西部

三倉岳 岳里川 エギ谷

2023年07月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:41
距離
5.3km
登り
558m
下り
541m

コースタイム

日帰り
山行
5:16
休憩
0:26
合計
5:42
9:17
9:22
192
入渓点
12:34
12:45
20
13:05
13:10
30
13:40
13:45
15
14:00
14:00
40
子負石より後、一部ログが飛んだ区間は手書き。
天候 晴れ・曇り
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三倉岳県立自然公園駐車場に駐車。
コース状況/
危険箇所等
子負石から三倉岳への道は、シダでおおわれている部分もある。夕陽岳から中岳へのルートは、鎖や鉄はしごが新しくなっている。
その他周辺情報 公園駐車場にきれいなトイレあり。キャンプ場は予約制。
Bコースを登り過ぎて、少し迷ったが、Bコース入口右のキャンプサイトを横断すると、岳里川に降りる踏み跡がある。
2023年07月22日 09:18撮影 by  503SH, SHARP
7/22 9:18
Bコースを登り過ぎて、少し迷ったが、Bコース入口右のキャンプサイトを横断すると、岳里川に降りる踏み跡がある。
大きな川ではないが花崗岩で水はきれい。大石のある3m滝。
2023年07月22日 09:27撮影 by  503SH, SHARP
7/22 9:27
大きな川ではないが花崗岩で水はきれい。大石のある3m滝。
一枚岩のナメ上に5mの大岩が鎮座していた。
2023年07月22日 09:34撮影 by  503SH, SHARP
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7/22 9:34
一枚岩のナメ上に5mの大岩が鎮座していた。
大きな岩がゴロゴロした滝。
2023年07月22日 09:37撮影 by  503SH, SHARP
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7/22 9:37
大きな岩がゴロゴロした滝。
ナメ状斜滝(小滝)と渕。
2023年07月22日 09:53撮影 by  503SH, SHARP
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7/22 9:53
ナメ状斜滝(小滝)と渕。
2m斜滝。
2023年07月22日 09:56撮影 by  503SH, SHARP
7/22 9:56
2m斜滝。
左岸が立ったゴーロの流れ。
2023年07月22日 10:03撮影 by  503SH, SHARP
7/22 10:03
左岸が立ったゴーロの流れ。
ミニゴルジュに2m小滝。
2023年07月22日 10:13撮影 by  503SH, SHARP
7/22 10:13
ミニゴルジュに2m小滝。
これは渕に入り水流右を登った。せいぜい膝くらいの深さ。右岸側は開けていて容易に巻けるが。
2023年07月22日 10:15撮影 by  503SH, SHARP
7/22 10:15
これは渕に入り水流右を登った。せいぜい膝くらいの深さ。右岸側は開けていて容易に巻けるが。
谷が狭まってきた。
2023年07月22日 10:27撮影 by  503SH, SHARP
7/22 10:27
谷が狭まってきた。
苔むした2条2.5m。右の水流から。
2023年07月22日 10:30撮影 by  503SH, SHARP
7/22 10:30
苔むした2条2.5m。右の水流から。
細いゴルジュ帯がはじまった。
2023年07月22日 10:32撮影 by  503SH, SHARP
7/22 10:32
細いゴルジュ帯がはじまった。
50cm幅の長い淵の奥の2m滝。これは、左岸から行ける。
2023年07月22日 10:34撮影 by  503SH, SHARP
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7/22 10:34
50cm幅の長い淵の奥の2m滝。これは、左岸から行ける。
20cmほどの幅のトイ状の流れの奥に10mの大滝が現れた。すぱっと切れた、すごいゴルジュだ。
2023年07月22日 10:36撮影 by  503SH, SHARP
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7/22 10:36
20cmほどの幅のトイ状の流れの奥に10mの大滝が現れた。すぱっと切れた、すごいゴルジュだ。
バンドをたどって近ずくと、さらに上にも20mほどの大滝が続いている。右の流れに足をかけてみたが難しい。さらにその上の滝も無理そうだ。
2023年07月22日 10:37撮影 by  503SH, SHARP
7/22 10:37
バンドをたどって近ずくと、さらに上にも20mほどの大滝が続いている。右の流れに足をかけてみたが難しい。さらにその上の滝も無理そうだ。
ゴルジュの始まりまで戻って、右岸の急な尾根から大高巻きする。シダの藪が酷く足場は悪い。シダのほこりを吸いすぎて吐きそうになった。高巻きの途中から上段20m滝を見る。懸垂で降りても詰まってしまう。
2023年07月22日 10:58撮影 by  503SH, SHARP
7/22 10:58
ゴルジュの始まりまで戻って、右岸の急な尾根から大高巻きする。シダの藪が酷く足場は悪い。シダのほこりを吸いすぎて吐きそうになった。高巻きの途中から上段20m滝を見る。懸垂で降りても詰まってしまう。
側壁の傾斜が緩んだところで、上段の滝の上部に降りれたが、深く刻まれた流れに2m滝がまだ続いており、そのまま右岸を巻いて越える。
2023年07月22日 11:07撮影 by  503SH, SHARP
7/22 11:07
側壁の傾斜が緩んだところで、上段の滝の上部に降りれたが、深く刻まれた流れに2m滝がまだ続いており、そのまま右岸を巻いて越える。
全部の巻きに30分を要した。下流を見れば、水の流れは30cmの幅に岩を穿って空間に消えている。
2023年07月22日 11:10撮影 by  503SH, SHARP
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7/22 11:10
全部の巻きに30分を要した。下流を見れば、水の流れは30cmの幅に岩を穿って空間に消えている。
ゴルジュの上部は、うって変わって穏やかな美しいナメに。
2023年07月22日 11:12撮影 by  503SH, SHARP
7/22 11:12
ゴルジュの上部は、うって変わって穏やかな美しいナメに。
谷は広くなって大きな丸い石が転がっていた。
2023年07月22日 11:32撮影 by  503SH, SHARP
7/22 11:32
谷は広くなって大きな丸い石が転がっていた。
最後の3m滝は水流を直登した。
2023年07月22日 11:34撮影 by  503SH, SHARP
7/22 11:34
最後の3m滝は水流を直登した。
谷筋は歩きにくくなったので、左岸の尾根を詰めることにした。最初はマシだったが、稜線に近づくにつれ、シダの藪が酷いことに。
2023年07月22日 11:50撮影 by  503SH, SHARP
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7/22 11:50
谷筋は歩きにくくなったので、左岸の尾根を詰めることにした。最初はマシだったが、稜線に近づくにつれ、シダの藪が酷いことに。
登山道はありがたい。子負石のピークは、一度谷に降りてから巻きあがらなければいけない。
2023年07月22日 12:34撮影 by  503SH, SHARP
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7/22 12:34
登山道はありがたい。子負石のピークは、一度谷に降りてから巻きあがらなければいけない。
展望岩から北側を望む。
2023年07月22日 12:56撮影 by  503SH, SHARP
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7/22 12:56
展望岩から北側を望む。
三倉岳山頂は展望なし。
2023年07月22日 13:05撮影 by  503SH, SHARP
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7/22 13:05
三倉岳山頂は展望なし。
せっかくなので、夕陽岳・中岳・朝日岳に登り、Bコースを駐車場に降りた。
2023年07月22日 13:17撮影 by  503SH, SHARP
7/22 13:17
せっかくなので、夕陽岳・中岳・朝日岳に登り、Bコースを駐車場に降りた。
テントサイトマップでは、岳里川となっている。No.67あたりから川に降りれる。
2023年07月22日 14:40撮影 by  503SH, SHARP
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7/22 14:40
テントサイトマップでは、岳里川となっている。No.67あたりから川に降りれる。

装備

個人装備
ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ロープ ヘルメット カラビナ スリング エイト環 渓流シューズ
共同装備
登攀具は使用せず。

感想

広島県西部の三倉岳は3本の岩峰から成り、昔からロッククライミングのゲレンデとしても知られている。加藤武三の「広島市近郊の山と谷 緑の回廊」(昭和48年刊)の三倉岳の案内に、C.子負石・一つ石・ゴルジュコースとして、三倉岳北側を周るエギ谷を下るルートが紹介されており、秘められた岩の造形の美しさを楽しみながら沢沿いにくだるとゴルジュにつく。とある。これに惹かれて、今は登る人のなくなったこのコースを沢登りしてみようと思った。一般コースらしく紹介されているから、はっきり言って大したことはないだろうと思っていたが甘かった。核心部のゴルジュは、岩をスパッと断ち切って、すさまじく、この高巻きだけで沢登りのグレードを上げていた。直登するとなるとさらに難しくなるだろう。ゴルジュ手前までは、地形図の破線らしい踏み跡が右岸に残っていたが、先の案内では、ゴルジュはどう巻いていたのだろう。詰める枝谷を違えたので、一つ石は確認できなかった。稜線までの詰めも暑さとシダの密藪に苦しめられ、ヨツカケ谷を下ろう(先の本でこのコースも紹介されている)などという計画はあっさり捨て、一般道を夕陽岳・中岳・朝日岳によって降りた。なお、先の本では本流(右谷)をエギ谷、左谷をヨツカケ谷としているが、三倉岳公園のキャンプサイト案内図では、岳里川となっているので、記録としては、岳里川エギ谷とした。

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