記録ID: 5750132
全員に公開
ハイキング
中国山地東部
岡山県津山市 広戸仙ふるさとコース 日陰の滝群＆動植物
2023年07月23日(日) [日帰り]
Machapuchare
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:36
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,159m
- 下り
- 1,154m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 7:34
8:00
1分
声ヶ乢登山口前駐車場
9:12
9:12
48分
ふるさとコース西入口
10:00
10:04
4分
ひめ滝周辺
10:08
10:15
31分
広戸仙大滝
10:46
10:55
28分
黒媛の滝
11:23
11:24
6分
シャクナゲの滝
11:30
11:30
10分
せせらぎの滝
11:40
11:51
24分
積み上げ岩⁉西の尾根休憩地点
12:15
12:18
43分
布引の滝
13:01
13:01
16分
静かの滝
13:17
13:26
51分
ふるさとコース東入口
14:45
14:47
19分
岩場展望所
15:06
15:06
5分
第二展望所分岐
15:34
声ヶ乢登山口前駐車場
滝や展望、旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離12km、歩行時間6時間30分、歩行数？歩、消費カロリー1,870Kcal
歩行距離12km、歩行時間6時間30分、歩行数？歩、消費カロリー1,870Kcal
| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所やヤブコギはありません。ただし、ふるさとコースには滝や崩れやすい箇所があるため、雨天や雨後は要注意です。 ふるさとコース西入口＜写真07＞からふるさとコース東入口（ヒグラシ＜写真27＞撮影地点周辺）までをふるさとコースといいます。基本は踏み固められた細道で、たまにガレ場や鎖場、ロープ場、渡渉点があります。地形図の沢の周辺になるとこれらが現れることが多いです。鎖やロープは新しいものが多く、安心して歩けます。渡渉点はどこも水深がごく浅く、幅は広くても2mもありません。倒木はすぐによけられます。 道標やピンクテープ、赤丸印、ガイドロープなど目印もあり、最新版の地形図（ヤマレコで今回のログを載せている地図など）では破線の道が正しく記載されているので、それを確認しながら歩けば道迷いはしません。連れが持っているGPSでは古いままでしたが、地図アプリは最新版かもしれません。 この山域は崩れやすい斜面が多いので、テープなどの目印を見つけたら無理にそちらに向かわず、目の前の踏み固められた明瞭な細道を忠実に辿ったほうが安全です。トラバースコースなので、起伏はあまりないのですが、地味にアップダウンが連続し、足腰に負担がかかります。途中でエスケープできませんし、休憩できる開けた場所が少ないので、安易な挑戦は避けたほうがいいです。 なお、東入口には道標がありませんし、東から反時計回りすると、疲れた頃にわかりにくかったり崩れやすかったりする箇所を歩くことになり危険なので、今回のように西から時計回りをおすすめします。 第2展望所のすぐ北西がふるさとコース西入口＜写真07＞です。標高800m前後の高度が続く森林帯なのでずっと日陰で思ったより涼しかったです。 このコースの序盤は巨岩コースと名付けられており、踏み固められた細道にはロープ場やガレ場もありましたが、特に問題はありませんでした。 巨岩コースを過ぎると、地形図の最新版？ではひめ滝に向かって北上する破線の道がありますが、今回はそちらへは行かず、下りました。すると、ガイドロープが続いており、しばらくはそれに沿って歩きました。ガレ場の王者岩⁉＜写真13＞南西のガレ場は多少わかりにくいですが、ピンクテープが落ちていたりしました。 ひめ滝の案内板は少し手前から見えます。右（西）側の岩盤を適当に登って近づいてみましたが、落差5m程なのでこれは無名だろうと勘違いして途中で引き返しました。場所は広戸仙大滝＜写真14＞の南西、標高750m辺りのログが少し乱れている地点です。 広戸仙大滝＜写真14＞は1m程渡渉すると見えます。ここからはガレ場で少しわかりにくいこともありましたが、そのうちまた踏み固められた細道になり、たまに小さなガレ場を越えました。 黒媛の滝＜写真16＞直前で石がゴロゴロした谷を越えましたが、ここは少し崩れやすかったです。1.5m程渡渉すると黒媛の滝は目の前です。左に鎖があり崖の上に続いているので、鎖を掴んで滑りやすい崖を登ると、滝の上部＜写真17＞に出ました。足元を見下ろしてみましたが、特に滝の上部がよく見えるわけでもありませんでした。登山道は逆方向で、そちらにも短い鎖がありますが、なくても上れます。引き返し、待っていた連れと合流し登山道に戻ると、すぐに細道になりました。 鎖場や苔むす岩塊流＜写真19＞を越えるとシャクナゲの滝＜写真21＞ですが、この周辺は道がわかりにくかったので、少し崩れやすい斜面を下りて水が流れている岩盤の上を歩いて滝の下部を越えました。少し逸れたようですが、幸い、登山道にはすぐに復帰できました。するとすぐに鎖場があり、ちょろちょろ流れをまたぎましたが、そこがせせらぎの滝だったようです。 布引の滝＜写真23＞は、足元が崩れやすいロープ場を過ぎ2m程渡渉するとありました。ここからは少し間違えたようで、鎖場を過ぎガレ場を上ったまではよかったのですが、その後、踏み跡かと思い崩れやすい西の斜面を登ってしまい、引き返しました。よく見ると、ちょろちょろ流れの対岸に目印があったので、1m程渡渉し、道に復帰しました。ちょうど、誰やねん＜写真24＞撮影地点です。間違えた斜面には崩れたような踏み跡がついてしまいましたが、歩きにくいのですぐに気づいて引き返せると思います。 ヤマジノホトトギス＜写真25＞の東で地形図の破線の道から東に行き過ぎてしまい、行き止まりで引き返しました。南斜面を登る箇所にあった赤丸印を見落としたのですが、ここは見つけにくいです。 標高850mを過ぎると、しばらくアセビの間の細道が続きました。今は明瞭で普通に歩けますが、ここは定期的に整備しないと道がわからなくなりそうです。 鎖場を下りるとすぐに静かの滝がありました。ほぼ涸れていましたが、珍しく地形図の位置が正確だったのでわかりました。ここからは特に問題はなく、最後に広い所を適当に歩いたらふるさとコース東入口（ヒグラシ＜写真27＞撮影地点周辺）に出ました。 ふるさとコース東入口（ヒグラシ＜写真27＞撮影地点周辺）から広戸仙（ひろどせん）頂上＜写真40,41＞を経て声ヶ乢（こえがたわ）＜写真01＞までは、特に問題はありません。ただし、東入口には道標がなく、最後に広い所を適当に歩いたら合流した感じだったので、東から周回しようとするとわかりにくいかもしれません。 ここから標高1,115mの広戸仙（ひろどせん）頂上＜写真40,41＞までは、緩やかな尾根で道は広く、迷いようがありません。頂上を過ぎると、たまに石埋まりや小石がゴロゴロした箇所がありますが、丸太と土の階段状になっている道が多く、歩きやすいです。 |
| その他周辺情報 | 駐車場から南下し国道53号線に入り、奈義町方面に進むと、コンビニの隣に柴田商店があります。屋台のような店構えですが、人気のたい焼きを求める客は多く、回転がいいためか焼き立てが購入できます。 |
写真
01広戸仙（爪ヶ城山）登山道ふるさとコース案内図…声ヶ乢（こえがたわ）登山口向かいの駐車場にあります。この日は車が少なく、2台だけでした。
02カワラナデシコ…秋の七草のひとつのナデシコとはこれのことです。登山口の東に3株まとまって咲いていました。また、登山道を登り始めるとすぐに2株見かけました。
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02カワラナデシコ…秋の七草のひとつのナデシコとはこれのことです。登山口の東に3株まとまって咲いていました。また、登山道を登り始めるとすぐに2株見かけました。
03アキノタムラソウ…長さ1cm少々の花は、やたら毛深いのが特徴です。アキと名が付きますが、夏から咲き始めます。よく見ると、涼しげな色の模様が入ってきれいな花です。この1株だけでした。
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03アキノタムラソウ…長さ1cm少々の花は、やたら毛深いのが特徴です。アキと名が付きますが、夏から咲き始めます。よく見ると、涼しげな色の模様が入ってきれいな花です。この1株だけでした。
04塩手池方面ズーム…南方面です。右手前は山形仙の東にある464m峰、中央は塩手池＜写真55〜58＞、奥のほうは勝央町です。
05タケニグサ…白いのは萼で、開花すると落ちてしまいます。花弁はなく、糸状のおしべとめしべが目立ちますが、つぼみや実が多かったです。登山道に倒れ掛かっている1株の奥に数株咲いていました。動画も撮りました。
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05タケニグサ…白いのは萼で、開花すると落ちてしまいます。花弁はなく、糸状のおしべとめしべが目立ちますが、つぼみや実が多かったです。登山道に倒れ掛かっている1株の奥に数株咲いていました。動画も撮りました。
06マルミノヤマゴボウ実…ヨウシュヤマゴボウ＜写真33＞とは違い、花穂はまっすぐ伸びたままです。また、ヤマゴボウとは違い、直径1cm程の実は細かくバラバラに分かれることはありません。周辺に3株程ありました。
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06マルミノヤマゴボウ実…ヨウシュヤマゴボウ＜写真33＞とは違い、花穂はまっすぐ伸びたままです。また、ヤマゴボウとは違い、直径1cm程の実は細かくバラバラに分かれることはありません。周辺に3株程ありました。
07ふるさとコース西入口…第2展望所のすぐ北西側です。矢印の方向は無視してください。
08巨岩コース道沿いの岩…ふるさとコースは西から時計回りすると、まず巨岩コースに入ります。最初に目についたのがこの岩でした。
09ミニ広戸アルプス⁉…登山道の右奥にこのように岩が壁のように続いていました。歩きながら動画も撮りました。
10巨岩ロード終点…ミニ広戸アルプス⁉＜写真09＞を過ぎて北上し始めるとまた巨岩ロードでした。動画を撮りながら歩いていると、ここで岩が途切れました。
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10巨岩ロード終点…ミニ広戸アルプス⁉＜写真09＞を過ぎて北上し始めるとまた巨岩ロードでした。動画を撮りながら歩いていると、ここで岩が途切れました。
11折り返しの岩…細道を歩いていると、不意にこれが現れました。岩と木の間を通り抜けて直進したくなりますが、ここは右下に折り返します。
13ガレ場の王者岩⁉…石がゴロゴロした箇所を通過し終わるとこんな所に出ました。連れに巨岩の側まで行ってもらったので、大きさがよくわかります。ガレ場の終点に居座っているので、ガレ場の王者岩と名付けさせていただきました。
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13ガレ場の王者岩⁉…石がゴロゴロした箇所を通過し終わるとこんな所に出ました。連れに巨岩の側まで行ってもらったので、大きさがよくわかります。ガレ場の終点に居座っているので、ガレ場の王者岩と名付けさせていただきました。
14広戸仙大滝…1m程渡渉するとこれが見えます。昔あった案内板は落ちてしまったらしく、杭だけが転がっていました。落差45mの3段滝ですが、上段・中段はよく見えませんでした。動画も撮りました。この南西、標高750m辺りのログが少し乱れている地点は、落差5m程のひめ滝を見に行った所です。
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14広戸仙大滝…1m程渡渉するとこれが見えます。昔あった案内板は落ちてしまったらしく、杭だけが転がっていました。落差45mの3段滝ですが、上段・中段はよく見えませんでした。動画も撮りました。この南西、標高750m辺りのログが少し乱れている地点は、落差5m程のひめ滝を見に行った所です。
16黒媛の滝…落差80mですが、見上げても全景はわかりません。写っていませんが、左に鎖があり、崖の上に続いていました。登山道は逆方向で、そちらにも短い鎖がありますが、なくても上れます。動画を撮り終わったら連れにはここで待機してもらい、鎖を頼りに上流を目指すことにしました。
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16黒媛の滝…落差80mですが、見上げても全景はわかりません。写っていませんが、左に鎖があり、崖の上に続いていました。登山道は逆方向で、そちらにも短い鎖がありますが、なくても上れます。動画を撮り終わったら連れにはここで待機してもらい、鎖を頼りに上流を目指すことにしました。
17黒媛の滝上部…鎖を掴んで滑りやすい崖を登ると、ここに出ました。足元を見下ろしてみましたが、特に滝の上部がよく見えるわけでもありませんでした😅連れが滝壺で待っているので、そのまま引き返しました。
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17黒媛の滝上部…鎖を掴んで滑りやすい崖を登ると、ここに出ました。足元を見下ろしてみましたが、特に滝の上部がよく見えるわけでもありませんでした😅連れが滝壺で待っているので、そのまま引き返しました。
18マスタケ…新鮮なキノコはもう少し濃い色です。ミヤママスタケとは違い、広葉樹に生えてカサの裏は白っぽいのが特徴です。直径30�儷瓩�ありました。昔は食べられていたそうですが、有毒との報告があったため、現在では食べられないキノコとされています。
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18マスタケ…新鮮なキノコはもう少し濃い色です。ミヤママスタケとは違い、広葉樹に生えてカサの裏は白っぽいのが特徴です。直径30�儷瓩�ありました。昔は食べられていたそうですが、有毒との報告があったため、現在では食べられないキノコとされています。
19苔むす岩塊流…苔の緑がきれいです。歩きやすい所を探して横断します。動画も撮りました。
20ツリガネタケ…岩塊流＜写真19＞横断中に見つけました。直径は5cm程ですが、高さは10cm程ありました。ツリガネタケには、灰色で直径も高さも数cmにしかならない小型タイプとカサの中心部は灰色で外側のほうだけ茶色になり直径30cm以上になる大型タイプがあります。これは大型タイプの幼菌かもしれません。
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20ツリガネタケ…岩塊流＜写真19＞横断中に見つけました。直径は5cm程ですが、高さは10cm程ありました。ツリガネタケには、灰色で直径も高さも数cmにしかならない小型タイプとカサの中心部は灰色で外側のほうだけ茶色になり直径30cm以上になる大型タイプがあります。これは大型タイプの幼菌かもしれません。
21シャクナゲの滝…落差8mです。水量が少なくすだれのようでした。動画も撮りました。この周辺は道がわかりにくかったので、少し崩れやすい斜面を下りて水が流れている岩盤の上を歩いて滝の下部を越えました。するとすぐに鎖場があり、ちょろちょろ流れをまたぎましたが、そこがせせらぎの滝だったようです。過ぎるとまた鎖場でした。
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21シャクナゲの滝…落差8mです。水量が少なくすだれのようでした。動画も撮りました。この周辺は道がわかりにくかったので、少し崩れやすい斜面を下りて水が流れている岩盤の上を歩いて滝の下部を越えました。するとすぐに鎖場があり、ちょろちょろ流れをまたぎましたが、そこがせせらぎの滝だったようです。過ぎるとまた鎖場でした。
22積み上げ岩⁉…緩やかな細道を歩いていると、不意に現れました。岩の下に連れがいますが、周辺は少し崩れやすかったそうです。巨岩は終わりだと思っていたのでテンションが上がり、動画も撮ってしまいました。
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22積み上げ岩⁉…緩やかな細道を歩いていると、不意に現れました。岩の下に連れがいますが、周辺は少し崩れやすかったそうです。巨岩は終わりだと思っていたのでテンションが上がり、動画も撮ってしまいました。
23布引の滝…足元が崩れやすいロープ場を過ぎ2m程渡渉するとありました。落差25mの3段滝です。今回見た7つの滝の中で最も水量がありました。見えているのは下段と中段です。動画も撮りました。
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23布引の滝…足元が崩れやすいロープ場を過ぎ2m程渡渉するとありました。落差25mの3段滝です。今回見た7つの滝の中で最も水量がありました。見えているのは下段と中段です。動画も撮りました。
24誰やねん…おそらく、開張3〜4cmです。光が反射して色がよくわからないので、失礼ながら「誰やねん」と命名😅実は、この直前で間違えて崩れやすい西の斜面を登ってしまい、引き返して1m程渡渉し、道に復帰しました。ほっとしたところにいてくれたので、うれしかったです😊
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24誰やねん…おそらく、開張3〜4cmです。光が反射して色がよくわからないので、失礼ながら「誰やねん」と命名😅実は、この直前で間違えて崩れやすい西の斜面を登ってしまい、引き返して1m程渡渉し、道に復帰しました。ほっとしたところにいてくれたので、うれしかったです😊
25ヤマジノホトトギス…セトウチホトトギスとは違い、花の中心部周辺が赤紫色です。また、ヤマホトトギスとは違い花被片が反り返りません。1株だけでした。しばらくするとアセビの間の細道が続き、鎖場を下りるとすぐに静かの滝がありました。ほぼ涸れていましたが、珍しく地形図の位置が正確だったのでわかりました。
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25ヤマジノホトトギス…セトウチホトトギスとは違い、花の中心部周辺が赤紫色です。また、ヤマホトトギスとは違い花被片が反り返りません。1株だけでした。しばらくするとアセビの間の細道が続き、鎖場を下りるとすぐに静かの滝がありました。ほぼ涸れていましたが、珍しく地形図の位置が正確だったのでわかりました。
26滝山ズーム…縦走路との合流点が近づいてきました。今回は行きませんが、東北東方面の滝山をズームしてみました。
27ヒグラシ♂…やっとふるさとコース東入口に出ました。休憩していると、ヒグラシがすぐ側で鳴いていました。天気が悪いと昼でも鳴きます。動画も撮りました。アブラゼミよりも少しきつめの鳴き声のコエゾゼミは、残念ながらすぐに鳴きやんでしまいました。
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27ヒグラシ♂…やっとふるさとコース東入口に出ました。休憩していると、ヒグラシがすぐ側で鳴いていました。天気が悪いと昼でも鳴きます。動画も撮りました。アブラゼミよりも少しきつめの鳴き声のコエゾゼミは、残念ながらすぐに鳴きやんでしまいました。
28縦走路より滝山…那岐山（なぎさん）と広戸仙（ひろどせん）との中間に位置しますが、西の広戸仙からのアプローチのほうがきついです。
29リョウブ越しに甲山…地面に散った花弁を何度も見かけましたが、ここはつぼみもたくさんありました。右から中央に延びている尾根の先端が甲山です。動画のBGMはヒグラシ＜写真27＞です。
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29リョウブ越しに甲山…地面に散った花弁を何度も見かけましたが、ここはつぼみもたくさんありました。右から中央に延びている尾根の先端が甲山です。動画のBGMはヒグラシ＜写真27＞です。
30のぞき込むヤマガラ幼鳥…ニィーニィー、ビィービィーという鳴き声はコガラに似ています。翼を見れば色や白線の有無で区別しやすいのですが、この個体はずっとこうしてこちらをのぞき込んでいるのでわかりにくかったです。動画では多少横を向いたときにわずかに薄オレンジ色が見えました。
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30のぞき込むヤマガラ幼鳥…ニィーニィー、ビィービィーという鳴き声はコガラに似ています。翼を見れば色や白線の有無で区別しやすいのですが、この個体はずっとこうしてこちらをのぞき込んでいるのでわかりにくかったです。動画では多少横を向いたときにわずかに薄オレンジ色が見えました。
31ヤマガラ幼鳥…別個体かもしれません。これは色合いからしてヤマガラの幼鳥で間違いないと思います。7,8羽はいましたが、みんな飛び回りながらこちらを観察しているので、撮影はこれが精一杯でした。
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31ヤマガラ幼鳥…別個体かもしれません。これは色合いからしてヤマガラの幼鳥で間違いないと思います。7,8羽はいましたが、みんな飛び回りながらこちらを観察しているので、撮影はこれが精一杯でした。
32ニホンキマワリ？…クロツヤキマワリに似ていますが、胸部の端のほうにくぼみがありません。お尻しか見えなかったので断定はできませんが、脚の一部が赤茶色なのでニホンキマワリかもしれません。走り去る様子を動画に撮りました。
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32ニホンキマワリ？…クロツヤキマワリに似ていますが、胸部の端のほうにくぼみがありません。お尻しか見えなかったので断定はできませんが、脚の一部が赤茶色なのでニホンキマワリかもしれません。走り去る様子を動画に撮りました。
33ヨウシュヤマゴボウ…マルミノヤマゴボウ＜写真06＞とは違い、花穂は少し垂れて花はよりまばらにつきます。稜線ではこちらしか見かけませんでした。
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33ヨウシュヤマゴボウ…マルミノヤマゴボウ＜写真06＞とは違い、花穂は少し垂れて花はよりまばらにつきます。稜線ではこちらしか見かけませんでした。
34オオシオカラトンボ♀…シオヤトンボやシオカラトンボに似ていますが、翅の付け根周辺に焦げ茶色の部分があり、色はより鮮やかです。オスは水色です。
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34オオシオカラトンボ♀…シオヤトンボやシオカラトンボに似ていますが、翅の付け根周辺に焦げ茶色の部分があり、色はより鮮やかです。オスは水色です。
35ツルアジサイ…イワガラミかと思いましたが、装飾花の白い萼片が4でした。他の木や岩に絡みつき這い上っていないときはノリウツギに似ていますが、花序が円錐形にならないので見分けられます。
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35ツルアジサイ…イワガラミかと思いましたが、装飾花の白い萼片が4でした。他の木や岩に絡みつき這い上っていないときはノリウツギに似ていますが、花序が円錐形にならないので見分けられます。
36バイケイソウ…岡山県にはコバイケイソウは分布していません。花はもう少し白っぽいのですが、見頃を過ぎてすっかり黄緑色になっていました。長さ2�冂�の先端が尖った細長い実が多数できており、葉は枯れかけていました。もう少し北東に群生地がありました。
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36バイケイソウ…岡山県にはコバイケイソウは分布していません。花はもう少し白っぽいのですが、見頃を過ぎてすっかり黄緑色になっていました。長さ2�冂�の先端が尖った細長い実が多数できており、葉は枯れかけていました。もう少し北東に群生地がありました。
37リョウブ…直径1�冂�の白い花は黄緑色の中心部が目立ちます。いい香りがするので、咲いていると気づきやすいです。今回のコース中では、見頃を過ぎつつある木が多かったです。
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37リョウブ…直径1�冂�の白い花は黄緑色の中心部が目立ちます。いい香りがするので、咲いていると気づきやすいです。今回のコース中では、見頃を過ぎつつある木が多かったです。
38ミヤマママコナ…西日本に多いシコクママコナとは違い、苞に鋸歯がありません。ママコナの花には黄色い部分がなく、鋸歯のある苞の周辺にはかなり毛が目立ちます。ここはミヤマママコナの群生地で、広戸仙（ひろどせん）頂上周辺で何度も群生を見かけました。どこもまだ咲き始めだったので、これからが楽しみです。
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38ミヤマママコナ…西日本に多いシコクママコナとは違い、苞に鋸歯がありません。ママコナの花には黄色い部分がなく、鋸歯のある苞の周辺にはかなり毛が目立ちます。ここはミヤマママコナの群生地で、広戸仙（ひろどせん）頂上周辺で何度も群生を見かけました。どこもまだ咲き始めだったので、これからが楽しみです。
39縦走路より滝山＆那岐山三角点峰…振り返ると、東北東方面に大きく滝山、右奥にちらりと那岐山三角点峰が見えました。那岐山（なぎさん）は三角点峰の左ですが、滝山に隠れて見えません。
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39縦走路より滝山＆那岐山三角点峰…振り返ると、東北東方面に大きく滝山、右奥にちらりと那岐山三角点峰が見えました。那岐山（なぎさん）は三角点峰の左ですが、滝山に隠れて見えません。
40広戸仙頂上より那岐池＆燧池…ベンチの近くから南南東方面を見下ろしました。左と中央が那岐池、右は燧（ひうち）池です。
41広戸仙頂上岩場…頂上のベンチよりも少し高いので、いつも上っています。ここからも那岐山や滝山が見えます。
42ニガナ…直径1.5�冂�の花です。花弁のように見える舌状花は5〜7で、ハナニガナよりも少ないです。1株だけポツンと生えていました。
43セマダラコガネ…体長1�兢�々で、背中の模様には個体差があります。よく似たオオダイセマダラコガネは、県内では中部や北部の山中で見られます。胸部の腹部側に見られる溝状の縁取りが中央で途切れていないので、セマダラコガネと判断しました。
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43セマダラコガネ…体長1�兢�々で、背中の模様には個体差があります。よく似たオオダイセマダラコガネは、県内では中部や北部の山中で見られます。胸部の腹部側に見られる溝状の縁取りが中央で途切れていないので、セマダラコガネと判断しました。
44三角点「爪ヶ城」越しに第3展望所…標高1075.4mの三角点です。周辺は爪ヶ城跡で、岡山県で一番高い所にある城址といわれています。主郭とみられる展望台のある場所の北に堀切がありますが、いつもわからないまま通過しています。
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44三角点「爪ヶ城」越しに第3展望所…標高1075.4mの三角点です。周辺は爪ヶ城跡で、岡山県で一番高い所にある城址といわれています。主郭とみられる展望台のある場所の北に堀切がありますが、いつもわからないまま通過しています。
45第3展望所より広戸仙…頂上＜写真40,41＞よりもこちらのほうが展望が効きます。振り返ると北に広戸仙頂上が見えました。
46第3展望所より那岐山＆那岐山三角点峰…東北東方面には、左に那岐山（なぎさん）、右に那岐山三角点峰が見えました。人気の山なので、この日も賑わっていたことでしょう。
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46第3展望所より那岐山＆那岐山三角点峰…東北東方面には、左に那岐山（なぎさん）、右に那岐山三角点峰が見えました。人気の山なので、この日も賑わっていたことでしょう。
47第3展望所より滝山…同じく東北東方面、那岐山（なぎさん）の手前です。ここからだとなだらかに見えますが、西の広戸仙（ひろどせん）＜写真40,41＞からは標高896mのあがけ峠を越えなければならないので、けっこうハードです。
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47第3展望所より滝山…同じく東北東方面、那岐山（なぎさん）の手前です。ここからだとなだらかに見えますが、西の広戸仙（ひろどせん）＜写真40,41＞からは標高896mのあがけ峠を越えなければならないので、けっこうハードです。
48第3展望所より矢櫃城跡＆甲山＆那岐池…南東方面です。左手前が標高910mの矢櫃（やびつ）城跡、すぐ右奥が標高777mの甲山（かぶとやま）、中央の大きな池は那岐（なぎ）池です。滝山からここまでを動画にも撮りました。
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48第3展望所より矢櫃城跡＆甲山＆那岐池…南東方面です。左手前が標高910mの矢櫃（やびつ）城跡、すぐ右奥が標高777mの甲山（かぶとやま）、中央の大きな池は那岐（なぎ）池です。滝山からここまでを動画にも撮りました。
49岩場展望所より津川ダム公園…道標は縦走路と下山路だけになっていますが、細い踏み跡は健在です。平らな岩の上に立って北西方面の津川ダム公園を見下ろしました。ソメイヨシノは例年4月6日前後、その後は八重桜が楽しめます。本数はそれほどでもありませんが、穴場なのでよく訪問します。
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49岩場展望所より津川ダム公園…道標は縦走路と下山路だけになっていますが、細い踏み跡は健在です。平らな岩の上に立って北西方面の津川ダム公園を見下ろしました。ソメイヨシノは例年4月6日前後、その後は八重桜が楽しめます。本数はそれほどでもありませんが、穴場なのでよく訪問します。
50岩場展望所より広戸仙…北東方面には広戸仙（ひろどせん）＜写真40,41＞が大きく見えます。動画には公郷仙（くごうせん）や泉山（いずみがせん）山系、大ヶ山（だいがせん）なども映っています。天気が良ければ大山（だいせん）も見えます。
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50岩場展望所より広戸仙…北東方面には広戸仙（ひろどせん）＜写真40,41＞が大きく見えます。動画には公郷仙（くごうせん）や泉山（いずみがせん）山系、大ヶ山（だいがせん）なども映っています。天気が良ければ大山（だいせん）も見えます。
51爪ヶ城跡＆滝山＆那岐山…登山道拡張整備で開かれた展望地より東北東方面を望みました。左手前が三角点「爪ヶ城」と第3展望所のある爪ヶ城跡＜写真44〜48＞、中央が滝山、その右奥の尖ったほうが那岐山（なぎさん）、すぐ右手前は那岐山三角点峰です。
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51爪ヶ城跡＆滝山＆那岐山…登山道拡張整備で開かれた展望地より東北東方面を望みました。左手前が三角点「爪ヶ城」と第3展望所のある爪ヶ城跡＜写真44〜48＞、中央が滝山、その右奥の尖ったほうが那岐山（なぎさん）、すぐ右手前は那岐山三角点峰です。
52山形仙…南西方面には、左に標高790.9m三角点「能田」のある山形仙、右に782m峰が見えました。下り過ぎて見えなくなったかと思っていたのでほっとしました。
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52山形仙…南西方面には、左に標高790.9m三角点「能田」のある山形仙、右に782m峰が見えました。下り過ぎて見えなくなったかと思っていたのでほっとしました。
53ジャノメチョウ…ナミジャノメともいいます。前翅の先端がなくなっていますが、元気に飛んでいました。往路で見かけたのとは別個体のようです。
54コジャノメ…ヒメジャノメに似ています。この角度では分かりづらいですが、翅の裏の白線が少し湾曲し、後翅の上から4つ目の蛇の目模様が明瞭で、前翅と後翅の最大の蛇の目模様の差が大きいです。
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54コジャノメ…ヒメジャノメに似ています。この角度では分かりづらいですが、翅の裏の白線が少し湾曲し、後翅の上から4つ目の蛇の目模様が明瞭で、前翅と後翅の最大の蛇の目模様の差が大きいです。
55塩手池より山形仙…いつもは山行前に立ち寄るのですが、今回は朝はよく見えなかったのでスルーしました。北北西方面に山形仙が見えました。
56塩手池より広戸仙岩場展望所＆爪ヶ城跡…北方面です。中央少し左寄りに岩場展望所＜写真49,50＞、すぐ右に三角点「爪ヶ城」と第3展望所のある爪ヶ城跡＜写真44〜48＞が見えました。
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56塩手池より広戸仙岩場展望所＆爪ヶ城跡…北方面です。中央少し左寄りに岩場展望所＜写真49,50＞、すぐ右に三角点「爪ヶ城」と第3展望所のある爪ヶ城跡＜写真44〜48＞が見えました。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
手袋（防水加工）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子（フード付き）
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー（防水用）
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（地図アプリ使用）
eTrex22x（GPSナビゲーター）
虫よけスプレー
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感想
【少し歩きやすくなった広戸仙ふるさとコース】
この日は晴れの予報でしたので、景観を楽しめる広戸仙（ひろどせん）を訪れたのですが、広戸仙から那岐山（なぎさん）にかけての山域はガスに覆われていました。それでも日本全体を高気圧が覆い、大陸にある低気圧は日本を避け、北東に進んでいたこともあり、昼から晴れ間がのぞき、景観を楽しめることを期待し、先にガスが出ても関係ない「ふるさとコース」を巡ることにしました。
このコースを訪れるのは13年ぶりです。最初に訪問した21年前は基本、細道で鎖やロープがありましたが、道は明瞭でした。しかし、13年前には道が荒れていてルートファインディングを何回も強いられました。連れの足元が崩れ木の枝1本掴んであわや宙づりというアドベンチャーなコースでした😱以来、荒れている、わかりにくいといった感想を目にしては諦めていました。
しかし、今回訪問した際には、一部わかりにくかったり崩れやすかったりするものの、全体的には歩きやすくなっていました。21年前と同程度にまで再整備されたのでしょう。詳細はコース状況の欄にまとめました。
【ふるさとコースは巨岩と滝の連続】
第2展望所のすぐ北西がふるさとコース西入口＜写真07＞です。標高800m前後の高度が続き、かつ風が吹きそうにない森林帯でしたので、山行開始時は熱中症を心配しましたが、霧がかかり、水源が多いためミスト効果もあり、思ったより涼しかったです。ずっと日陰なのも幸いしました。
このコースの序盤は巨岩コースと名付けられており、巨岩が何度も目の前に現れました。我々にとっては魅力的なアトラクションでした😊
巨岩コースを過ぎると、6つの滝を巡るコースになります。
ひめ滝の案内板は少し手前から見えます。右（西）側の岩盤を適当に登って近づいてみましたが、落差5m程なのでこれは無名だろうと勘違いして途中で引き返しました。場所は広戸仙大滝＜写真14＞の南西、標高750m辺りのログが少し乱れている地点です。
広戸仙大滝＜写真14＞は1m程渡渉すると見えます。
1.5m程渡渉すると黒媛の滝＜写真16＞は目の前です。左に鎖があり崖の上に続いているので、鎖を掴んで滑りやすい崖を登ると、滝の上部＜写真17＞に出ました。足元を見下ろしてみましたが、特に滝の上部がよく見えるわけでもありませんでした。引き返し、待っていた連れと合流し登山道に戻りました。
鎖場や苔むす岩塊流＜写真19＞を越えるとシャクナゲの滝＜写真21＞ですが、この周辺は道がわかりにくく、少し逸れたようですが、幸い、登山道にはすぐに復帰できました。するとすぐに鎖場があり、ちょろちょろ流れをまたぎましたが、そこがせせらぎの滝だったようです。
布引の滝＜写真23＞は、足元が崩れやすいロープ場を過ぎ2m程渡渉するとありました。ここからは少し間違えたようで、踏み跡かと思い崩れやすい西の斜面を登ってしまい、引き返しました。道に復帰すると、そこに誰やねん＜写真24＞がいてくれてほっとしました😊
鎖場を下りるとすぐに静かの滝がありました。ほぼ涸れていましたが、珍しく地形図の位置が正確だったのでわかりました。
このように、地形図上に固有名詞が掲載されている滝だけでも6つもありました。夏山登山は滝の音やマイナスイオン効果に癒されます。13年ぶりに歩いた6�勸幣紊砲盖擇屬佞襪気肇魁璽垢蓮⇒汁朧幣紊吠發�やすく、広戸仙（ひろどせん）の魅力を再確認させてくれました。
【ふるさとコース東入口から広戸仙稜線は展望コース】
ふるさとコースに入ってから約4時間後、ようやく広戸仙の稜線との合流点であるあがけ峠の西に出てきました。ふるさとコース東入口ですが、こちらには道標がなく、最後に広い所を適当に歩いたら合流した感じだったので、東から周回しようとするとわかりにくいかもしれません。すぐ東に道標の残骸らしき丸太が転がっていたので、そこで休憩しました。天気は回復しかけていましたが、気温がちょうどよかったのか、ヒグラシ＜写真27＞がよく鳴いていました。アブラゼミよりも少しきつめの鳴き声のコエゾゼミは、残念ながらすぐに鳴きやんでしまいましたが、セミの合唱に癒やされました😊
ここから標高1,115mの広戸仙（ひろどせん）頂上＜写真40,41＞までは、緩やかな尾根で道は広く、迷いようがありません。そこそこ疲れて足取りが重くなると振り返り、東北東方面にある滝山や那岐山（なぎさん）の展望を楽しみました。また、好奇心旺盛なヤマガラの幼鳥＜写真30,31＞や、咲き始めのミヤマママコナ＜写真38＞の群生などが出迎えてくれました😍
広戸仙の頂上＜写真40,41＞に立つと、日名倉山（ひなくらさん）など兵庫県境の山まで見渡せました。
この山域で最高の展望地は爪ヶ城跡＜写真44〜48＞です。標高1075.4m三角点「爪ヶ城」と第3展望所があります。ここからの那岐山系や麓の奈義町、津山市（旧勝北町）、勝央町のパノラマ展望が圧巻でした。すでに時刻は山行としては遅い14時半頃になっていましたが、午前中に発生していたガスが全て晴れて、程よい展望を楽しむことができました。
出発点とした声ヶ乢（こえがたわ）＜写真01＞は標高530mで、広戸仙頂上との高度差は600mもないのですが、累計高度差は1,000mを超え、トレーニングにも最適な山行となりました😊
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